アメリカ西部のオレゴン州の中部にソーコルブロッサー ワイナリーがあります。
1971年、この地に葡萄の樹を植えてワインつくりに最初に取り組んだワイナリーの一つがつくる「ソーコルブロッサー エステートロゼオブピノノワール」を口コミレビューします。
味わいは辛口のミディアムボディ、見た目の色合いよりも飲みごたえのある味わいには、例えばスパゲティナポリタンによく合います。
ソーコルブロッサー エステートロゼオブピノノワールに合わせるならスパゲティナポリタンがオススメ
もし、このソーコルブロッサーエステートロゼオブピノノワールを買って飲んでみようかな?と考えていたら。
太めのパスタをよく茹でてつくるスパゲティナポリタンがオススメです。
このロゼワイン、造り方からとぶどう品種からくる色合いの濃さと、飲みごたえのある味わい。
ワインに限らずなのですが、料理とお酒の相性はお酒の色合いから判断すると分かりやすいです。
このロゼワイン、色合いがかなり赤ワインに近い。
というのはピノノワールという赤ワイン用のブドウ品種を使っているから。
そこで、先ほどのスパゲティナポリタンが合うんではないかなぁ、と考えたわけです。
色合いはサーモンピンク、香りは白い花のようなやさしい感じ。
飲んでみると、コクがあり飲みごたえのある味わいが良く合いました。
ロゼワインのキリッとした酸味にナポリタンに使ったケチャップの甘みと酸味にピッタリと合い、うまさが倍増!した感じです。
このロゼワインは辛口の作りなので、ナポリタンの具材に使っているベーコンの油をさっぱりとさせてくれて、どんどん色が進みました。
このワインは飲む前に冷蔵庫で2時間ほど冷やして飲むのがオススメです。
香りも立って、辛口の味わいがさらに引き立ちますよ。
ソーコルブロッサー エステートロゼオブピノノワールはどんなお酒?
このロゼワイン、ソーコルブロッサーワイナリーにある二つの区画から取れたブドウから作られたワインをブレンドしています。
一つは軽やかな香りが特徴のブドウがとれる区画。
もう一つは、コクがありしっかりした味が特徴のブドウがとれる区画。
この二つの区画からとれたブドウでそれぞれワインを造り、できたものをブレンドしました。
ワインつくりは一つのブドウ畑からとれるぶどうを使ってつくることもありますが、一般的に目指したい味わいや香りからブレンドしてつくるのが一般的です。
ソーコルブロッサー エステートロゼオブピノノワールのオススメの飲み方は?
ロゼワイン、おいしく飲むには良く冷やしてください。
白ワインにも近いので、冷やしたほうが酸味がキリッとして楽しく飲めます。
またグラスは普段使っているグラスなどで気軽に。
赤ワインだと、ワイングラスに注いで香りを嗅いで、などで飲むのが作法ですが、それは気にせず気軽に楽しむのがベスト。
合わせる料理、先ほども少し書きましたが、ロゼワインの色と同じピンクの食材を合わせると簡単です。
ハムやベーコン、豚肉や鶏肉鶏肉などもピンク色を感じますね。
これらの食材を使ったお料理が相性バツグンです。
また変わったところでは、氷を入れてロックワインロックワインにする、ソーダで割ってハイボール風にする、などカクテルのようにしても楽しめます。
実際に飲んでみると。
これはもしや赤ワインか?と思えるほどの味わいの濃さ。
それでいて濃いワイン特有のガツンとくる感じがなく、やさしい口当たりとなめらかさです。
ソーコルブロッサー エステートロゼオブピノノワールはアメリカオレゴン州のソーコルブロッサーワイナリーで
ソーコルブロッサー ワイナリーは、オレゴン州のダンディヒルズという地域にあるワイナリー。
このワイナリーはオレゴンワインのパイオニアの一つで、最初にこの地に葡萄の木を植えました。
ワイン造りは葡萄が育つまでがほんとに大変。
そこで農薬をまいたりするのですが、このワイナリーはなるべくそれらをまいたりせず、環境にやさしい葡萄栽培をしています。
実はこのワイナリー、数年前に訪れたことがあります。
写真のようにワイン畑の周りに花が沢山あって、自然にとけ込んだ感じでした。
ワインを熟成させるセラーも土で上を覆ってあり、言われないと分からないつくりでした。
訪問したきっかけは、あるイタリア料理店が開いたワイン会に飲み仲間と参加してから。
女性社長のアリソン・ソーコルブロッサーさんが特別ゲストで来ていて、その美しさに驚き、そこからファンとなったのでした。
その友人は会社の夏休み期間中に一人で世界中を旅する行動派。
そのイベントがあった年の夏に、一人でこのワイナリーも含めてアメリカのオレゴン州を旅行する計画を立てていました。
私はそれに便乗する形で、これは実際に会えるチャンス!と思い、3泊五日というきつい日程で行って来ました。
訪問した時はあいにくアリソンさんは用事があって不在で残念。
それでも葡萄畑を見せてもらったり、ワイナリーの中を説明してくれたり。
葡萄畑で普段は飲めないような、日本に輸入されていない赤ワインも飲むことができ、大満足の旅でした。
外国人にも人気のsokol-blosser-rose
sokol-blosser-rose、外国では特に富裕層の間で人気があります。
食事とともにロゼワインを楽しむのが流行したのが、1960年代から。
実際に、赤ワインのコクと白ワインの飲みやすさの両方を合わせ持っているので、このワイン一本でも十分にコース料理が楽しめます。
また、見た目がなんといっても魅力的。
少しオレンジがかった淡いピンク色。
お祝いの席や特別な夜にはぴったりのロゼ。
このsokol-blosser-rose、ワイナリーを訪問した時にも外国人の方がティスティングしながら、そのうまさに驚いていましたのを見聞きしました。
見た目の可憐さもさることながら、味わいはまるでミディアムボディの赤ワイン。
お肉料理にも魚料理にも、エスニック料理にも合わせられる度量の大きいロゼワインです。
まとめ
sokol-blosser-roseの詳しいデータなど:
生産国 | アメリカ |
地方 | オレゴン州 |
アペラシオン | ダンディ・ヒルズ |
ワイナリー | Sokol Blosser |
ヴィンテージ | 2016 |
色 | ロゼ |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール |
栓 | ナチュラルコルク |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 13.5% |
このロゼワイン、普段は赤ワインを好んで飲んでいる方でも十分に満足できる酒質。
赤ワインに合わせる料理、生ハム、牛肉のステーキ、ビーフシチューなどにも良く合いますし、それこそ普段食べるような洋食でも合います。
料理を選ばずに気軽にワインを楽しみたいなら、このソーコルブロッサー エステートロゼオブピノノワール、オススメです。