免責事項この記事には広告が含まれます

腰が痛い 骨盤矯正

骨盤内炎症性疾患(PID)女性の特有の疾患での腰痛にも注意!

女性に特有の疾患で、骨盤内炎症性疾患というものがあり、軽いものでも腰部の違和感、重症例だと腰痛を併発するものもあります。

骨盤内炎症性疾患(PID)の症状を把握して、単なる腰痛でないなら、速やかに病院へ受診する必要があります。

骨盤内炎症性疾患とは?

骨盤内炎症性疾患(PID)とは、女性の生殖器官の感染症です。特に卵管、卵巣、子宮頚部、子宮の感染症をさします。下腹部痛、不正性器出血があります。長期におよぶと不妊、骨盤痛、異所性妊娠などが合併してしまいます。
感染源には淋菌とクラミジアなどがあります。

骨盤内炎症性疾患の危険因子とは?

淋病やクラミジアにより、骨盤内炎症性疾患のリスクが高くなります。以下のことで淋病やクラミジアに感染する可能性が高まります。

25歳未満での性交を
多数の人との性交
コンドームなしでの性交
子宮内避妊器具(IUD)の使用
膣洗浄

骨盤内炎症性疾患の症状とは?

無症状の場合もありますが、下腹部痛,全身発熱,子宮頸管分泌物,子宮出血の異常がなどが、特に月経中または月経後に多発する。
感染が全身に広がると、命に関わるほど重篤な症状を呈します。以下の症状が出て、疑わしいときはすぐに医師へ相談してください。

下腹部に痛みがある
発熱
性交時に痛みがある
排尿時に痛みがある
不正出血
大量で悪臭のするおりもの
疲れやすい

症状が重くなると高熱、腰痛、吐き気、下痢などを伴います。

骨盤内炎症性疾患のテストとは?

病院へ行くと、問診によって骨盤内炎症性疾患のうたがいがあれば、以下の検査をすすめます。
淋菌とクラミジアに対する子宮頸部の検査と妊娠検査
圧痛がある場合は超音波検査
妊娠検査が陽性の場合には異所性妊娠の可能性がある

骨盤痛を有する,子宮内膜症,付属器捻転,卵巣嚢胞破裂,虫垂炎などを鑑別診断が必要になります。

骨盤内炎症性疾患と診断されたら

淋菌やクラミジアに対する抗菌薬の処方され、数日回復するケースがあります。妊娠時には薬が処方できないので、入院することもあります。

非常に稀ではありますが、骨盤内炎症性疾患では外科的手術を選択するケースもあります。骨盤内の膿瘍が破裂する恐れがあると判断された場合には、手術をして取り除かないと行けなくなります。

予防するには

淋病やクラミジアは性交によって感染しやすいです。男性の場合、感染していても症状がないことが多く、パートナーにも検査を受けてもらったほうがよいでしょう。

まとめ

骨盤何炎症性疾患と診断されても、適切な処置を受ければ早期に回復は見込めます。しかし、ケアをせず放置していると、不妊や骨盤周りの痛み、子宮外妊娠など予後が悪くなってしまいかねません。
腰痛や下腹部痛などと不正出血や微熱が続くようであれば、骨盤内炎症性疾患を疑って速やかに医師の診察をうけるようにしてください。

関連記事

免疫事項

  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。