はじめに 強迫性障害(OCD: Obsessive-Compulsive Disorder)は、「強迫観念(抑えられない不快な考えやイメージ)」と「強迫行為(その考えを和らげるための反復行動)」を特徴とする精神疾患です。 患者のQOL(生活の質)を大きく損なうことがあり、適切な治療が求められます。 薬物療法では主に選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)や場合によっては抗精神病薬が使われますが、日本と海外では処方の実態や規制に違いがあります。 この違いは薬剤の承認状況や安全性、国ごとの臨床ガイドライン ...