男性にも更年期障害は存在します。
うわさレベルで「男の人にもあるらしい」という話を耳にしたことがあるかもしれません。
そもそも男性の更年期障害の症状は分かりにくいです。
ホルモンの分泌の減少の仕方もありますが、50歳くらいになると、おっさんは頑固でヘンコで、人のいうことを聞かないひとが多くなるということもあり、「あんなもん」「機嫌悪いだけちゃう?」程度であしらわれてしまうかも。
男性自身も、奥さんも少し理解してあげるだけで、不快な思いをしなくて済むかもしれません。😁
男性の更年期障害の原因とは?
男性の場合も、女性と同様、精巣から分泌されるテストステロン(男性ホルモン)が減少することが原因になります。
テストステロン(男性ホルモン)の分泌が減ると、心身の不調として現われてしまいます。
女性の更年期と男性の更年期の違い
女性のように、閉経に向かって女性ホルモンが減退するという現象がないために、判断が難しいということがあります。
男性の更年期障害は、「加齢男性性腺機能低下症候群(Late-Onset Hypogonadism=LOH症候群)」と呼ばれます。
特徴的な症状は、肉体的には、全身倦怠感、不眠、性欲減退、勃起不全(ED)など、精神面では、やる気や集中力の低下、イライラするなどの精症状が現われます。
男性の更年期障害の現れ方
女性の更年期と違って、男性ホルモン(テストステロン)の減少は比較的に緩やかなので、症状がわかりにくいという特徴があります。
男性ホルモンは、20代をピークとして加齢とともにゆっくりと低下していきます。
深刻な症状にもつながる
50歳前後に症状が現れていることが多いのですが、女性のように「閉経」という大きな身体的なイベントがないため、職場や家庭からのストレスによる疲労による症状と思いこんでしまいがちです。
そういった環境が原因の症状に加えて、ホルモンの影響もあることを理解しておくことも頑張り過ぎないためには重要です。
無理し過ぎていないか?
テストステロン(男性ホルモン)は、やる気や元気を与えてくれる働きがあり、ホルモン分泌の低下は、中年男性のうつ病や自殺願望の増加傾向に影響があるとも指摘されているほどです。
男性の更年期症状は明らかなサインに乏しく、本人も自覚しづらいということで見過ごされがちです。
まとめ
社会的にもそれほど認知されていないので、男性の更年期障害のほうが深刻な症状に発展しやすいかもしれません。
対策としては、生活習慣病になるような生活は、更年期の症状を悪化させてしまいます。
少しでも、症状を緩和するには、20代、30代の元気なうちからの節制と、40代以降の健康管理が基本です。
そのためには、食事や住環境を整えることがマストです。
奥さんの協力なしでは、ひどくなる一方かもしれませんね😁