東洋医学と栄養医学の視点から考える本当の健康管理
私たちは「健康診断を受けて異常がなければ安心」と思いがちですが、これは本当に正しいのでしょうか?
実際には、健康診断や人間ドックでは分からない健康状態がたくさんあります。
特に東洋医学や栄養医学の観点から見ると、「未病(まだ病気とは診断されていないが、不調の兆しがある状態)」に気づき、体質を整えることこそが真の健康維持に重要なのです。
人間ドックで分かること、分からないこと
日本人間ドック学会によると、人間ドックを受診した人のうち「異常がなかった人」の割合は7.8%に過ぎません。
つまり、92.2%の人が何らかの異常を指摘されています。しかし、本当に日本人の9割が不健康なのでしょうか?
ここで考えたいのは、「数値に表れない不調」です。
東洋医学では、病気の診断だけではなく「体のバランス」に目を向けます。例えば、
- 栄養バランスは適切か?
- ホルモンの働きに乱れはないか?
- 消化機能が正しく働いているか?
- 腸内環境は良好か?
- 自律神経は整っているか?
これらは健康診断の数値では測れません。しかし、日々の不調(疲労感、冷え、肩こり、頭痛、便秘など)には、これらの要因が深く関係しています。
健康を守るために本当に必要なこと
西洋医学では病気を「診断・治療」することを目的としていますが、東洋医学では「病気を未然に防ぐ」「自然治癒力を高める」ことを大切にしています。
例えば、肝臓の数値が悪いと診断された場合、西洋医学では「数値を下げるための薬」が処方されるかもしれません。しかし、東洋医学的視点では、「そもそもなぜ肝臓に負担がかかっているのか?」を考え、
- 食生活の改善(添加物の摂取を減らす、発酵食品を摂る)
- 睡眠の質を向上させる
- 適度な運動を取り入れる
- 自律神経のバランスを整える
といった、根本的な対策をとることを優先します。
また、栄養医学の視点からも、現代の食生活では必要な栄養素が不足しがちです。例えば、
- 鉄分不足 → 頭痛、息切れ、疲労感
- ビタミンB群不足 → 眠気、集中力低下、イライラ
- 亜鉛不足 → 味覚障害、皮膚トラブル、免疫力低下
このように、不調の原因は「栄養の偏り」にあることも多いのです。
自分の体と向き合う習慣を
現代では、「何を食べれば健康によいか?」という視点ばかりが注目されがちですが、本当に大切なのは「自分の体質に合わないものを知ること」です。
一昔前までは「牛乳は健康に良い」と言われていましたが、近年では「日本人には合わない」という説が有力になっています。それでも、体質によっては問題なく飲める人もいるでしょう。
つまり、「全員にとって正解の健康法は存在しない」ということです。
まずは、
- 自分の体質を知る
- 何を食べるべきかではなく、何を控えるべきかを考える
- 日々の生活習慣を見直す
ことが、健康維持には不可欠です。
杉本接骨鍼灸院では
✅ 東洋医学に基づく体質チェック ✅ 栄養医学的なアドバイス ✅ 身体のバランスを整える鍼灸施術
を通じて、皆さまの健康をサポートしています。
「なんとなく体がだるい」「健康診断では異常がないのに調子が悪い」
そんな方は、一度ご相談ください。
杉本接骨鍼灸院
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皆さまの健康維持のお手伝いができれば幸いです。