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鍼灸治療

鍼のあと眠くなる理由|身体が反応しているサインかもしれません

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鍼を受けたあとに、急に眠くなった経験はありませんか。

施術が終わって待合室で座っていると、まぶたが重くなる。

家に帰る途中で、いつもより強い眠気を感じる。

そのまま横になったら、思っていた以上に長く眠ってしまった。

八尾市の杉本接骨鍼灸院でも、鍼を初めて受けた方から、「鍼のあとに眠くなったのですが、大丈夫ですか」と聞かれることがあります。

鍼のあとの眠気は、鍼治療後に起こることがある比較的軽い反応の一つです。英国の公的医療機関でも、鍼治療後に起こり得る反応として、眠気や疲労感、軽いめまい、出血、内出血などが案内されています。

多くの場合は一時的なものですが、眠くなったからといって、単純に「鍼が効いた証拠」と断定できるわけではありません。

では、鍼のあとに眠くなる身体では、何が起きているのでしょうか。

鍼のあとに眠くなる主な原因

緊張していた身体が緩んだため

肩こりや腰痛、頭痛などが続いている方は、本人が思っている以上に身体へ力が入っています。

肩が上がっている。

歯を食いしばっている。

呼吸が浅くなっている。

痛みが出ないように、無意識に身体を固めている。

このような状態が続くと、休んでいるつもりでも身体は十分に休めません。

鍼の刺激を受けたあとに筋肉の緊張が緩み、施術中の静かな環境や横になっている姿勢も重なると、それまで感じにくかった疲労が表面に出てくることがあります。

身体が急に疲れたというより、緊張で隠れていた疲れを自覚しやすくなったと考えると分かりやすいでしょう。

自律神経の働きが変化した可能性

自律神経には、活動するときに働きやすい交感神経と、休息するときに働きやすい副交感神経があります。

昼間に仕事をするときや、緊張しているときは交感神経が働きます。

食事中や入浴中、眠る前など、身体を休める場面では副交感神経が働きやすくなります。

鍼刺激と自律神経の関係については、心拍数や心拍変動などを使った研究が行われています。一部の研究では、鍼刺激によって自律神経活動が変化する可能性が報告されています。

ただし、どのツボへ、どの程度の刺激を行えば、すべての人に同じ反応が起こるのかまでは分かっていません。

鍼のあとに眠くなる理由を、「副交感神経が優位になったからです」という一言だけで説明するのは正確ではありません。

現時点では、鍼の刺激、施術中の安静、筋肉の緊張の変化、もともとの疲労や睡眠不足などが重なって、眠気を感じる可能性があると考えるのが自然です。

もともとの睡眠不足や疲労が出てきたため

仕事や家事、育児などで忙しい方は、疲れていても動き続けています。

動いている間は緊張感があるため、眠気をあまり感じないことがあります。

ところが、鍼を受けるためにベッドへ横になり、身体の力が抜けると、それまで抑えられていた眠気が一気に出ることがあります。

特に、次のような状態がある方は、施術後に眠気を感じやすくなります。

  • 前日にあまり眠れていない
  • 仕事や家事が忙しく、疲れがたまっている
  • 痛みによって眠りが浅くなっている
  • 食事を抜いた状態で施術を受けた
  • 長時間の運転や仕事のあとに来院した
  • 鍼を受けることに緊張していた

眠気の出方は、同じ方でも毎回同じとは限りません。

疲れている日は眠くなり、体調が良い日はほとんど何も感じないこともあります。

鍼のあとに出やすい症状

鍼治療のあとには、眠気以外にも一時的な変化を感じることがあります。

  • 身体がだるく感じる
  • 力が抜けたように感じる
  • 少しふらつく
  • 刺した場所に軽い痛みや違和感が残る
  • 少量の出血や内出血が起こる
  • 一時的に症状を強く感じる

鍼は皮膚へ細い鍼を刺す施術です。そのため、少量の出血や小さな内出血が起こる可能性はあります。

厚生労働省のeJIMでも、適切に行われた鍼治療では合併症は比較的少ない一方、不適切な施術や衛生管理が不十分な場合には、感染や臓器損傷などの重い合併症が起こり得ると説明されています。

施術を受ける際は、国家資格を持つ施術者が、滅菌された使い捨ての鍼を使用しているかも確認しておきたい点です。

眠気を放置するとどうなる?

鍼のあとに少し眠くなる程度で、休憩すると落ち着く場合は、慌てる必要はありません。

ただし、強い眠気がある状態で車や自転車を運転するのは避けてください。

施術後に眠気やふらつきがあるときは、院内で少し休み、水分を取ってから帰宅することが大切です。

眠気が翌日以降も強く続く場合や、日常生活に支障が出るほどのだるさがある場合は、単なる施術後の反応と決めつけないでください。

また、意識が遠のく、呼吸が苦しい、胸が痛い、激しい頭痛がする、手足に力が入りにくいなどの症状がある場合は、鍼の反応として様子を見ず、医療機関へ相談してください。

鍼を受けたあとのセルフケア

セルフケア1 少し休んでから移動する

施術直後に勢いよく起き上がると、ふらつくことがあります。

まずはベッドの上で身体を起こし、座った状態で体調を確認してください。

眠気が強い場合は、無理にすぐ帰ろうとせず、数分休んでから移動しましょう。

セルフケア2 水分を取る

施術後は、常温の水やお茶などを少しずつ飲んでください。

水分を取れば鍼の効果が高まるという意味ではありませんが、空腹や水分不足があると、だるさやふらつきを感じやすくなることがあります。

大量に飲む必要はありません。喉の渇きや体調に合わせて補給してください。

セルフケア3 予定を詰め込みすぎない

鍼を初めて受ける日や、疲れがたまっている日は、施術直後に長距離運転や激しい運動を入れない方が安心です。

眠気が出た場合は、可能であれば短時間横になり、その日は早めに休みましょう。

飲酒は眠気やふらつきを強くする可能性があるため、施術後に体調の変化がある日は控えることをおすすめします。

当院で大切にしている考え方

杉本接骨鍼灸院では、鍼のあとに眠くなったことだけを見て、「よく効いています」とは判断しません。

眠気が出る人もいれば、身体が軽く感じる人もいます。

特に何も感じない人もいます。

反応の強さと、症状の改善度が必ず一致するわけではありません。

大切なのは、施術後にどのような変化があったかだけでなく、翌朝の身体の状態、痛みの変化、睡眠、動きやすさ、日常生活で困っていた動作がどうなったかを確認することです。

当院では、その日の体調や睡眠状態、食事の状況、鍼治療の経験などを確認しながら、刺激量を調整します。

鍼は、刺激を強くすればよいものではありません。

強い刺激が合う方もいれば、少ない刺激の方が身体の変化を感じやすい方もいます。

施術後に強い眠気やだるさが出た場合は、次回の施術前に必ずお伝えください。前回の反応を確認したうえで、鍼の本数、深さ、刺激の加え方、施術時間を調整します。

まとめ

鍼のあとに眠くなるのは、鍼治療後に起こることがある一時的な反応です。

身体の緊張が緩んだことや、施術中に安静にしたこと、もともとの疲労や睡眠不足、自律神経活動の変化などが関係している可能性があります。

ただし、眠くなったことだけで鍼の効果を判断することはできません。

少し休むと落ち着く眠気であれば、身体の状態を確認しながらゆっくり過ごしてください。

強い眠気が長く続く場合や、普段とは違う症状を伴う場合は、施術を受けた鍼灸院や医療機関へ相談しましょう。

八尾市や恩智駅周辺で、鍼治療後の反応や刺激の強さについて不安がある方は、公式LINEからお気軽にご相談ください。

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参考資料

院情報

杉本接骨鍼灸院

大阪府八尾市恩智中町1-35-1-103
近鉄大阪線「恩智駅」から徒歩圏内
電話:072-943-6521
ホームページ:https://yao-diet.com/

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。