美容鍼と聞くと、顔にたくさんの鍼を刺している写真を思い浮かべる方が多いと思います。
そのため、初めて相談される方からは、「顔だけに鍼をするんですか?」「顔に鍼を刺すと、どうして見た目が変わるんですか?」と聞かれることがあります。
実は、美容鍼は顔だけを見て施術するものではありません。
顔のむくみやフェイスライン、目元の疲れ、口元のこわばりなどは、顔の皮膚だけで起きているとは限らないからです。
首や肩の緊張、姿勢、くいしばり、睡眠不足、呼吸の浅さなども確認しながら、その方に必要な場所を考えて施術します。
八尾市や恩智駅周辺で美容鍼を探している方に、実際に何を確認し、どのような考えで施術しているのかを分かりやすくお伝えします。
美容鍼で確認しているのは顔だけではありません
美容鍼では、最初に顔の状態を確認します。
左右の眉の高さ、目の開き方、頬の位置、口角、あごの動き、フェイスラインなどを見ます。
ただし、顔の見た目だけを確認して終わりではありません。
首を左右に動かしにくくないか。
肩が前へ入っていないか。
あごに力が入り続けていないか。
呼吸をしたときに胸やお腹が動いているか。
こうした身体の状態も一緒に確認します。
鏡を見ると顔だけに目が向きますが、顔は首の上にあります。首は肩や背中につながっています。
顔だけを整えようとしても、首や肩が強く緊張したままでは、顔周りにも負担がかかり続けます。
顔がむくんで見える原因
朝起きたときに顔がむくんでいる。
夕方になると目元が重たく感じる。
写真を撮ると、いつも同じ側の頬が大きく見える。
このようなお悩みがあっても、原因がすべて同じとは限りません。
睡眠時間が短い方もいれば、夜遅くに食事を取ることが多い方もいます。
デスクワークで長時間同じ姿勢になり、首や肩が固まっている方もいます。
また、スマートフォンを見る時間が長くなると、頭が前へ出て、あごや首周辺に力が入りやすくなります。
美容鍼では、顔の気になる部分へ鍼を行うだけでなく、首や肩、頭、手足などの状態も確認します。
どこに鍼をするかは、最初から全員同じように決めるものではありません。
くいしばりで顔が疲れていることもあります
顔の左右差やフェイスラインが気になる方を確認すると、あご周辺の筋肉が強く緊張していることがあります。
食事のときだけでなく、仕事中や運転中、スマートフォンを見ているときにも歯を接触させている方は少なくありません。
本来、何もしていないときは、上下の歯は少し離れています。
ところが、集中している時間や緊張している時間が長いと、無意識に奥歯をかみしめます。
筋肉も使い続けると疲れます。
あご周辺の筋肉が緊張すると、口を開けにくい、こめかみが重い、頭が疲れる、首や肩がこるといった状態にもつながります。
そのため、当院の美容鍼では、あごの動きや頬の筋肉だけでなく、こめかみ、頭、首の状態も確認します。
美容鍼で行う施術
美容鍼では、髪の毛ほどの細い鍼を使用し、顔や頭などへ刺激を加えます。
鍼の本数を多くすることが目的ではありません。
どの部分が動きにくく、どの部分に力が入り続けているのかを確認し、必要な場所を選びます。
顔には細かな筋肉が多くあります。
よく動いている筋肉もあれば、うまく使えていない筋肉もあります。
緊張が強い場所へ刺激を加えることもあれば、動きにくくなっている場所を意識して施術することもあります。
さらに、首や肩の緊張が強い場合には、その部分にも鍼や手技を行います。
身体の状態によっては、腕や手、脚などを施術に加えることもあります。
つまり、美容鍼は顔に決まった本数の鍼を並べる施術ではありません。
顔に現れている状態と、身体全体の使い方を一緒に考える施術です。
美容鍼で期待される変化
美容鍼を受ける目的は人によって違います。
- 顔のむくみが気になる
- フェイスラインをすっきり見せたい
- 目元の重たさが気になる
- 口元やあごに力が入りやすい
- 顔の左右差が気になる
- 首こりや肩こりも一緒に相談したい
- 疲れた表情に見られることが増えた
施術後には、顔が動かしやすくなった、目を開けやすく感じる、あご周辺の力が抜けたように感じると話される方がいます。
ただし、美容鍼は顔の形を別人のように変えるものではありません。
日常生活でどこに力が入り、どの部分が疲れているのかを確認し、今の状態に合わせて整えていく施術です。
美容鍼を受ければずっと維持できる?
施術を受けても、毎日の生活習慣は続きます。
夜遅くまでスマートフォンを見る。
長時間同じ姿勢で仕事をする。
歯をくいしばったまま作業する。
睡眠時間が不足する。
こうした状態が続けば、顔や首の筋肉にも再び負担がかかります。
美容鍼だけに任せるのではなく、普段の姿勢や睡眠、くいしばりにも目を向けることが大切です。
当院では、施術をして終わりではなく、ご自身でも気をつけられるポイントをお伝えしています。
自宅でできるセルフケア1 歯を離す
何も食べていないときは、上下の歯を少し離しておきます。
舌先を上あごの前方へ軽く置き、あごの力を抜いてください。
仕事中に奥歯をかみしめていないか、時々確認するだけでも構いません。
自宅でできるセルフケア2 画面の高さを変える
スマートフォンをお腹の前で見続けると、頭が前へ下がります。
画面を少し高い位置へ上げ、首だけを下へ曲げ続けないようにしてください。
一時間に一度は画面から目を離し、首や肩をゆっくり動かします。
自宅でできるセルフケア3 呼吸を止めない
集中していると、呼吸が浅くなっていることがあります。
鼻から静かに息を吸い、口からゆっくり吐きます。
大きく吸うことよりも、力を抜きながら長く吐くことを意識してください。
美容鍼の研究で分かっていること
美容を目的とした顔への鍼については、顔の弾力やしわなどを評価した研究があります。
一方で、参加人数が少ない研究や、観察期間が短い研究も多く、どの程度の変化がどれくらい続くのかは、まだ十分に分かっていません。
一度の研究結果だけで、美容鍼を受ければ誰でも同じ変化が出るとは判断できません。
現時点では、顔や身体の状態を確認しながら行う美容施術の一つとして考えるのが適切です。
美容鍼を受ける前に知っておきたいこと
美容鍼では皮膚へ鍼を刺すため、施術した部分に赤みが出たり、内出血が起きたりすることがあります。
特に顔は毛細血管が多く、細い鍼を使用していても内出血を完全になくすことはできません。
結婚式や写真撮影など、大切な予定を控えている場合は、直前の施術を避けるなど、日程に余裕を持って受けることをおすすめします。
服用している薬や治療中の病気、妊娠の可能性などがある場合は、施術前にお伝えください。
当院で大切にしている考え方
杉本接骨鍼灸院では、気になる部分へ鍼を刺すだけの美容鍼は行いません。
顔の左右差やむくみが気になる場合でも、首や肩、あご、姿勢、呼吸などを確認します。
顔だけを見ても、なぜその状態になっているのか分からないことがあるからです。
美容のお悩みと身体の不調は、別々に起きているようで関係していることがあります。
顔の状態だけでなく、首こり、肩こり、くいしばり、目の疲れなども含めてお話を伺います。
まとめ
美容鍼は、顔だけに鍼を刺す施術ではありません。
顔の筋肉や皮膚の状態を確認しながら、頭、あご、首、肩、姿勢なども一緒に見ていきます。
顔がむくんで見える理由も、フェイスラインが気になる理由も、一人ひとり違います。
八尾市や恩智駅周辺で美容鍼を検討している方は、顔だけでなく、首や肩の疲れ、くいしばりなども含めてご相談ください。
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杉本接骨鍼灸院
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