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腰が痛い

腰痛持ちで治療院を放浪して改善しなかったけど1つだけわかったこと

 

数ヶ月前のこと。

まだ8月で、朝から暑いころ。布団から起きだして、顔を洗うのに洗面台まで行って、腰をかがめて顔じゃぶじゃぶ洗った。いつものルーティン。

顔洗って、タオルを手に取ろうとして、体勢を元に戻そうとした瞬間、あれ?・・・腰になんか違和感。

その日から、腰の違和感が始まった。はじめは、痛みではなく、違和感。改めて表現するのも難しいけど、痛いっていうと大げさで、全く痛くないかと言われると、痛い。なんとも言えない感じ。経験した人だけがわかる?!

まっすぐ立ったり、歩いてたりしていても、なんともない。でも、洗顔とかお辞儀とか、床の上のものを拾い上げるような動作で違和感がある。
洗顔時に「あれ?」と感じたけど、あまり気にせず、「そのうち治る。」と放置。
それから、10日ほど、腰の違和感は全く良くならず。

腰の原因をもっと詳しく知りたい方はこちら 腰の痛み「ひねった?」「歪んでるから?」 見定める2つのポイント

違和感が痛みへ

2、3週間経っても「違和感」は改善しないどころか、どんどん悪化してきた。車を運転してるだけで、腰がもぞもぞ、お尻の方にまで鈍痛、痺れのような感じまで。車を降りるとお尻をガンガン叩かないといられないような、イライラさせるような鈍い痛みと足にまで続く痺れ。しかも左だけ。

それでも、「そのうち治る」と放置した結果、仕事中でも、子供と遊んでいる時でも、食事の時でも、気になりだした「違和感」。もはやいつの間にか「痛み」になってた。

普段週に2日はボルダリングへ行っていたのも、登る前から腰が痛く。登っている時より、落下して着地する時に腰が痛くて仕方がない。そんなのも面白く無くなってきて、1週間、2週間行かなくなってきた。3月にもフルマラソンが控えているのに、練習もできない。

3ヶ月経って、整形外科へ

11月の半ば、あまりにも痛みが治らないので、整形外科へ受診。お決まりのように、レントゲンを撮影。何も異常なし。ロキソニンを処方されるも、必要ないと判断して薬局に行かなかった。
週に2回、リハビリに通ってくれと指示出されても、仕事あるのにそんなに通えるわけないし。一度だけ行ってみたものの、腰を牽引する機械に乗らされたのと、電気で温めただけ。そんなもので治ると思えなかったので、1度きりでやめた。
後日MRIの予約だけして、行かなくなってしまった。

引っ張ったところで、何にも変わらんし。機械から降りた瞬間、一瞬だけ軽くなる感じはするけど、2秒後には、酷くなってる感じがする。左のお尻と太ももの後ろに「ズンっ」とした重みとピリピリする痺れ。

それでも、毎日仕事があるし、休めない。

仕事に間に合わせるための腰痛施術ならこちら

どんどん悪くなって、ついに

さらに東京や京都、大阪にも出張がある。東京への新幹線移動中は、もうお尻も腰も痛くてじっと座ってられない。腰の痛みの原因がわからない中、「疲れてんのか?」「運動してないからかな?」と思いつつ、痛みがない時もあるので、なんとか仕事や出張もこなしてた。

年末に仕事が忙しく、大掃除目的で家具などを移動させたり色々やってた最中、腰が痛くなり、椅子に座った。しばらくして、痛みが治ったので、立ち上がろうとしたら「激痛!」息もできないくらいの痛み。腰が痛くて、息をするたびにビリビリくる。
1mmでも動かそうとすると、激痛。脂汗と冷や汗が同時に吹き出る感じ。
助けを呼ぼうにも出る声は「ううっ!」だけ。頭によぎるのは「明日の仕事」。「どうすんねん!」

急いで整骨院へ行っても

奥さんが異常に気づいてくれて、近所の整骨院に予約を取って、車で送って行ってくれた。たまたま日曜日に空いていてラッキーだった。
車で10分ほどの整骨院に入ると、若い先生が2人と受付の女性がお出迎え「おはようございます!!」腰に響くくらい大きな声で挨拶してくれた。息がつまりそう。
整骨院の内容は、軽い問診とパッドを貼られての電気治療、施術と腰の牽引。なんか手順が決まっていて、流れ作業のような淀みない流れ。でも、全てが頼りなかった。
「こんな奴に体触られんの嫌や」という印象だけが残った。
最後に「コルセット」を買わされそうになったけど、断った。「全然変化がない。」とつてると、「一度、整形外科に行った方がよいかも」、だって。がっかり。

MRIでも異常なし。腰痛の原因は?

先日、予約したMRIの検査に行って、1週間後、整形外科医に言われてのは「綺麗な背骨ですね。」だって。結局、レントゲン、MRIでも原因がないし、わからない、でも痛い。

マッサージしても、電気を当ててもらっても、腰を引っ張ってもらっても全然良くならない。もう、むしゃくしゃしてきたので、痛いなりに元の生活に戻してやろうと思った。

その日の夜に、登れる範囲で登ろうと決めて、ボルダリングへ行って、頑張って登ってみたら、その帰りには腰の痛みが引いていたのにびっくり。
登り始めは確かに痛かったけど、1時間くらい経った頃から、別に気にならなくなっていた。そんなこともあるのかと不思議に思って、次の日に痛くなっていたら嫌だなと思いながら、寝て起きても全然痛くなくなっていた。

腰痛が終わった?

腰痛が終わった。そんな感じ。熱にでも侵されていたように、スーッと痛みが引いた。結局、原因がわかないないまま。おそらくは「心因性」。

心の病気ではなく、ストレスや仕事の責務からくる痛み。人の脳は簡単に騙されて痛みとして表現するということもたくさんの本も出版されている。

腰痛のほとんどが心因性、という内容ですが、原因となる「ストレス」は様々ですし、痛みや症状がでる場所も様々。腰痛として出てしまう人もいれば、胃腸などの内臓に現れる人もいます。

今回の腰痛で学んだことは、まずは、腰が痛いことを受け入れて、特に転んだり捻ったり、歪みがわからないなら、規則正しい生活を送ってみること。痛みがあるからと庇ったり、安静にはできるだけしないこと。痛いなりに日常生活を送る方が良いと感じました。
そういうことを「腰痛は怒りである」「腰痛は終わる」にも紹介されています。どこへ言っても、良くならない腰痛を抱えているなら一度読んでみてください。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。