62歳の兄が直面したうつ病の苦しみ
当院には、病院での治療に限界を感じた多くの患者さんが訪れます。
今回ご紹介するのは、62歳の男性患者(以下、Aさん)のケースです。Aさんは長年うつ病に悩み、精神科での治療を受けていました。
しかし、どこの病院に行っても、処方される薬が変わるだけで根本的な改善にはつながりませんでした。
病院を転々としても改善しなかった理由
Aさんは、うつ病の症状が軽減しないため、何ヵ所もの病院を受診しました。診断はどこでも同じで、「薬を適切に服用することが治療」とされていました。しかし、薬を飲めば飲むほど、
- 倦怠感が強くなる
- 思考が鈍くなる
- 食欲が低下する
- 外出する気力がなくなる
といった悪化の一途をたどりました。
最終的には、牛乳やプリン、食べるタイプのゼリーしか受け付けなくなり、寝たきりのような状態に。日常生活が成り立たなくなり、家族も「このままでは廃人になってしまう」と危機感を募らせていました。
精神科の薬の影響
Aさんが処方されていたのは、
- 抗うつ薬(SSRI、SNRI)
- 抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)
- 睡眠薬
などの精神科系の薬でした。これらの薬は、症状を一時的に抑えることはできても、体が慣れてしまうと効果が薄れ、量を増やさなければならなくなるケースが多く見られます。さらに、副作用として食欲不振や脱力感、意欲低下などが出ることもあり、Aさんもこの悪循環にはまっていました。
杉本接骨鍼灸院を知った経緯
Aさんの家族は、これ以上の薬の増量に不安を感じ、他の治療法を模索していました。そんなとき、インターネットで杉本接骨鍼灸院のホームページ(https://yao-diet.com/)を見つけました。
「薬に頼らず、自然な回復を目指す東洋医学のアプローチがある」
という内容に関心を持ち、わらにもすがる思いで相談に来られました。
杉本接骨鍼灸院での施術と回復のプロセス
Aさんの状態を東洋医学の視点で診ると、
- 気血の巡りが極端に悪い → 全身の血流が滞り、脳への栄養供給も不足していた
- 腸内環境が乱れている → 食欲不振や消化不良を引き起こしていた
- 自律神経が乱れすぎている → 交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、不安感や倦怠感が強まっていた
という問題が浮き彫りになりました。
施術内容
- 鍼灸施術
- 自律神経を整えるツボ(百会、神門、合谷など)を刺激し、交感神経の過剰な働きを鎮める。
- 腸の動きを活発にするツボを使い、食欲を改善。
- 整体・骨格調整
- 猫背や首の歪みを矯正し、血流を改善。
- 頭部の緊張を和らげ、リラックス効果を高める。
- 栄養指導
- Aさんに合った食事内容を提案。
- 小さな改善から始め、牛乳やゼリー中心の食生活から、温かいスープや発酵食品を少しずつ取り入れるよう指導。
- 生活習慣の見直し
- 日光を浴びる習慣をつける(セロトニンの分泌を促進)。
- 睡眠環境を改善し、質の良い眠りを得られるようサポート。
徐々に見えた変化
1ヶ月後には、
- 食欲が回復し、温かい食事を摂れるようになった
- 体のだるさが軽減し、短時間の散歩ができるようになった
- 気分の波が落ち着き、薬の量を徐々に減らせるようになった
3ヶ月後には、
- しっかりとした食事ができるようになり、体力が戻ってきた
- 外出が苦ではなくなり、趣味を再開できた
- 精神科の薬をほぼ卒業し、睡眠薬も不要になった
まとめ
うつ病は単なる「心の病」ではなく、身体のバランスの乱れが大きく関わっています。特に、
- 自律神経の調整
- 血流や腸内環境の改善
- 適切な栄養摂取
が重要です。
杉本接骨鍼灸院では、薬に頼らず、体の内側から根本的に改善する施術を行っています。Aさんのように、薬漬けの治療で限界を感じている方は、一度ご相談ください。
📍 杉本接骨鍼灸院
📞 072-943-6521
🌐 https://yao-diet.com/
あなたの健康な未来をサポートします。