夏の厳しい暑さで増える「熱中症」。
「熱中症はなんとか乗り越えたけれど、翌日から首や肩がガチガチに痛む…」という声をよく耳にします。
実はその痛み、熱中症後に起こる“脱水性ミオパチー”や“筋クランプ”が原因かもしれません。
今回は、熱中症のあとに起こる首・肩まわりの筋肉痛について、原因と対策をわかりやすく解説します。
大量の汗とともに失われるもの
熱中症では、大量の発汗によって ナトリウム・カリウム・マグネシウム などの電解質が不足します。
これが原因で筋肉の収縮が異常になり、こむら返りや強い張り感、収縮痛が出てしまいます。
特に、日頃から緊張しやすい 首や肩の筋肉(僧帽筋・胸鎖乳突筋) は影響を受けやすく、
「首が鉄板のように固まっている」「動かすとズキッと痛む」と訴える方が多いのです。
その痛み、炎症も関与している?
高温下での活動は筋肉をオーバーワーク状態に追い込み、筋繊維に細かな損傷を与えます。
さらに酸素不足や代謝産物の蓄積が重なることで、炎症反応が起こり、筋膜炎のような痛みになることもあります。
姿勢や生活習慣も影響
暑い日のスマホ操作やうつむき姿勢、寝ている間の脱水なども加わり、首の緊張はさらに強まります。
つまり、「熱中症+不良姿勢+脱水」のトリプル要因で、痛みが長引くことがあるのです。
放置しても大丈夫?
ほとんどは数日で改善しますが、以下の症状がある場合は注意が必要です。
- 筋肉痛が1週間以上続く
- 首を動かすたびに激痛が走る
- 発熱や強い倦怠感を伴う
- 尿の色が濃い・尿量が少ない
これらは 軽度の横紋筋融解症 の可能性もあるため、医療機関でのチェックをおすすめします。
ご自宅でできる対処法
- こまめな水分+電解質補給
水だけでなく、経口補水液やスポーツドリンクを意識しましょう。 - 冷却と安静
熱感や腫れがあるときは、まずはアイシングと休息が効果的です。 - マッサージや温熱は慎重に
炎症が残っている時期に強く揉んだり温めると悪化する場合があります。数日経過してから行うのが安心です。
杉本接骨鍼灸院でできるサポート
当院では、
- 首や肩の過緊張を和らげる鍼灸治療
- 血流を整える整体
- 体質や季節に合わせたセルフケア指導
を行い、症状の改善と再発予防をサポートしています。
「熱中症のあとから続く首や肩の違和感」「なんとなく疲労が抜けない」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。