
「急に片耳が聞こえにくい」「耳が詰まった感じがする」「キーンという耳鳴りが出た」——このような症状は、 突発性難聴(突発性の感音難聴)の可能性があります。忙しさや強いストレスの後に起こることもあり、 自律神経(交感神経・副交感神経)の乱れが背景に関わるケースも考えられます。
まず最重要:突発性難聴が疑われたら早めに耳鼻科へ
突発性難聴は「できるだけ早い段階での治療開始」が予後に影響するとされ、 ガイドラインでも早期の評価と治療が強調されています。自己判断で様子見を続けるより、 まずは耳鼻咽喉科で聴力検査などを受け、必要なら標準治療(ステロイド治療など)を検討することが大切です。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
「ストレス性」と言われる背景:自律神経と内耳の環境
ストレスが強い時は交感神経が優位になりやすく、睡眠の質低下、筋緊張(首肩のこり)、血管収縮などが重なります。 内耳(聴覚を担う部位)は微細な循環の影響を受けやすいと考えられており、こうした全身状態の乱れが “引き金”として働く可能性があります(ただし原因は一つに限られず、ウイルスや循環、免疫など多因子が想定されます)。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
鍼灸はどこまで期待できる?—研究の結論と限界
近年のシステマティックレビュー/メタ解析では、突発性難聴に対して 西洋医学的治療に鍼灸を併用することで「有効率」が上がる可能性が示されています。 一方で、研究の質(試験デザインや評価方法のばらつき等)には課題もあり、 「鍼灸だけで治す」というより標準治療を補助し、回復環境を整える手段としての位置づけが現実的です。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
鍼灸が役立つ可能性があるポイント(杉本接骨鍼灸院の考え方)
- 自律神経バランスの調整:心拍変動(HRV)など自律神経指標への影響を検討した研究もあり、緊張を抜きやすい可能性が示唆されています。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
- 首・肩・顎まわりの過緊張を緩める:ストレス時は食いしばりや頸部筋緊張が増え、耳周囲の不快感が強まる人がいます。鍼灸で筋緊張を落とし、回復しやすい状態を作ります。
- 睡眠・疲労の立て直し:睡眠不足は自律神経の回復を妨げます。施術は「休める体」を作るためのサポートとして重要です。
整体はどうか?—“安全第一”でできること
当院では、突発性難聴が疑われる方に対して「首を強く捻る」「強い矯正(スラスト)」のような手技は行いません。 頸部への強い操作は血管系リスクが議論されており、医療安全の観点からも慎重さが必要です。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
その上で、整体としては呼吸が浅くなる・首肩が固まる・胸郭が動かないといった 自律神経を乱しやすい身体要因を、ソフトな手技と姿勢・生活指導で整えます。 めまい領域では手技療法の有用性を示す報告もありますが、難聴そのものへの直接効果を断定するのではなく、 回復を邪魔する緊張や睡眠不良を減らす補助として考えるのが適切です。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
当院での現実的な目標:治す「代わり」ではなく、回復を「後押し」する
突発性難聴は早期治療が重要なため、当院では 耳鼻科受診(診断・薬物治療)を前提に、鍼灸・整体で次の点を支えます。
- 自律神経の過緊張(交感神経優位)の緩和
- 首肩・顎周囲の筋緊張の調整
- 睡眠の質、回復力、疲労の改善
- 再発予防としてのストレス耐性・生活リズムの再構築
こんな時は早めに医療機関へ(受診の目安)
- 急に片耳が聞こえにくい/詰まる
- 耳鳴りが急に強くなった
- めまい、吐き気を伴う
- 数時間〜数日のうちに悪化している
これらは放置せず、まず耳鼻科で評価を受けてください。その上で「体の緊張が抜けない」「眠れない」 「ストレスで悪化しそう」という方は、回復の土台作りとして当院がサポートします。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
院情報
杉本接骨鍼灸院
大阪府八尾市恩智中町1-35-1-103
072-943-6521

