
「なんとなく食欲がわかない」「検査では異常がないと言われたのに食べられない」。
そんな原因不明の食欲不振の背景には、ストレスによる自律神経の乱れが隠れていることが少なくありません。
胃カメラや血液検査で大きな異常が見つからない場合でも、自律神経のバランスが崩れることで、胃腸の動きや血流が落ち、結果として「お腹が空かない・食べたくない」という状態が続いてしまいます。
食欲不振と自律神経の関係
自律神経は、交感神経(緊張・活動モード)と副交感神経(リラックス・消化モード)の2つから成り立っています。
強いストレスや不安、忙しさが続くと交感神経が優位になり、体は「戦う・逃げるモード」に切り替わります。この状態では、
- 胃腸の動き(蠕動運動)が低下する
- 消化器への血流が減る
- 胃酸や消化酵素の分泌が乱れる
といった変化が起こり、結果としてお腹が空きにくい・少し食べただけで苦しい・ムカムカするといった症状が出てきます。
一方で、副交感神経がしっかり働いていると、胃腸はリズムよく動き、自然と「お腹が空いた」という感覚が戻ってきます。つまり、食欲不振の改善には自律神経、とくに副交感神経の働きを取り戻すことが大切です。
鍼灸が食欲・胃腸に働きかける科学的な理由
鍼灸は、ツボ(経穴)に刺激を加えることで、自律神経系や内臓の働きを調整する療法です。近年の研究では、以下のような作用が報告されています。
- 迷走神経(副交感神経)の活動を高め、胃腸の運動を促す
- ストレスホルモン(コルチゾールなど)の過剰分泌を抑える
- 脳内の痛み・不安に関わる領域の過敏さを落ち着かせる
- 胃の排出機能(胃排出能)を改善し、もたれ感を軽減する
実際に、胃もたれや機能性ディスペプシア、悪心・吐き気に対して、足三里(あしさんり)・天枢(てんすう)・中脘(ちゅうかん)などのツボ刺激が有効だったという報告もあります。
これらのツボは、東洋医学では古くから「胃腸を整える代表的な経穴」として使われており、現代医学的にも自律神経や消化管機能に影響するポイントであることが示されつつあります。
杉本接骨鍼灸院でのアプローチ
杉本接骨鍼灸院では、単に「食欲がない」という症状だけを見るのではなく、
- いつ頃から食欲が落ちてきたか
- 仕事や家庭のストレス状況
- 睡眠の質・時間
- 便通やお腹の張り、ガスの状態
- 肩こり・頭痛・めまいなど他の自律神経症状の有無
などを丁寧にうかがいながら、ストレス状態と自律神経のバランスを総合的に評価します。
そのうえで、
- 胃腸の働きを高めるツボ(足三里・天枢・中脘など)
- ストレスや不安を和らげるツボ(内関・神門・百会など)
- 首や背中の緊張をゆるめ、自律神経を整える整体
を組み合わせて施術を行います。
刺激はソフトで、鍼が初めての方や、体力が落ちている方でも受けていただけるよう、本数や刺激量を調整しながら進めていきます。
ご自宅でできるセルフケアも大切です
鍼灸・整体で自律神経の土台を整えつつ、日常生活でのセルフケアも組み合わせると改善がスムーズになります。
- よく噛んで、ゆっくり食べる
- スマホを見ながらの「ながら食べ」を減らす
- 寝る直前の食事・カフェイン・アルコールを避ける
- ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
- 深呼吸や軽いストレッチでリラックスタイムを作る
こうした習慣は、副交感神経を働かせ、「お腹が空くリズム」を取り戻すための大切な土台になります。
まずは重大な病気がないかの確認も忘れずに
急な体重減少、激しい胃の痛み、黒い便や血便などがある場合は、まずは内科・消化器内科での精査が優先です。
検査で大きな異常がなく、「ストレスや自律神経の影響が大きいかもしれませんね」と言われた時には、鍼灸や整体が選択肢のひとつになります。
食欲不振が長引くと体力が落ち、気持ちも沈みやすくなります。「様子を見る」だけで我慢せず、早めにご相談ください。
杉本接骨鍼灸院
大阪府八尾市恩智中町1-35-1-103
072-943-6521
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