自分のこと、ぽっちゃりっていうてる人!
はい、アウト〜!
なぜかって?直面する健康問題から逃げてるから「ぽっちゃり」なんて言えます。
あなたは肥満です。
肥満とは悲惨な状態です。この期にぽっちゃりから脱して、健康をてにいれてください。
肥満とは
肥満は日本国内でも深刻な問題になっています。肥満でいると2型糖尿病、心臓血管障害、ガン、認知症のリスクが格段に高くなってしまいます。
医学的には「BMI」という身長と体重から計算して、肥満かどうかを判定します。「BMI」は、体重(kg)を、メートルで表した身長を2乗した数値で割り算します。その値が『18.5以上25未満』になれば普通体重、『18.5未満』なら低体重(やせ過ぎ)で、『25以上』の場合が肥満となります。
例えば、身長160cmで体重65kgの人であれば、65÷1.6÷1.6=25.4。BMIが25.4となり、肥満と判断されます。この中でも、腹囲が男性の場合には85cm、女性の場合には90cmを超えると場合には肥満症と診断されます。
肥満症には糖尿病、脂質代謝異常、高尿酸血症、心筋梗塞、脳梗塞、脂肪肝、月経異常、膝痛・腰痛の症状がみられるものやそれらのリスクが高くなります。
BMIは簡単に計算できる目安に指標なので、体格、年齢、性別などによって肥満であるかは判断が変わりますが、BMIが25以上の場合には肥満傾向にあることは間違いありません。
肥満の原因とは?
運動や活動で消費されるエネルギーよりも、食べ物などで摂取されるエネルギーが多いと体重が増えてしまいます。中でも糖質の過剰摂取は体脂肪に変わりやすく、他の栄養素の邪魔をして、エネルギーを潤滑に作ることができなくなってしまいます。
結果として、細胞レベルでエネルギーが作られなくなってしまいますので、基礎代謝が下がってしまいます。さらに、脂肪がつきやすい体になってしまうという悪循環が生まれてしまいます。
炭水化物の過剰摂取
1日3回きっちり食べる
朝食をしっかり食べる
睡眠不足
スナック菓子やインスタント食品
年齢を重ねる(40歳以降で代謝が激減)
運動不足
生理中・妊娠中
他には肥満傾向になる病気や薬も考えられます。
クッシング症候群
甲状腺機能低下症
副腎皮質ホルモン剤
向精神薬
どんな人が太りやすいか?
さまざま要因で太ってしまいます。栄養の過剰摂取以外に考えられるのは以下の通り。
遺伝
遺伝的に太りやすい体質の人はいます。この場合、体重を減らしにくいです。
育った環境
家庭の環境によっても、太ってしまいます。遺伝以外にも親の栄養に対する無知のおかげで、子供が肥満になってしまいます。健康のための栄養を知らないばかりに、親子で肥満になり、そのことが代々続くという悲劇が繰り返されます。
心の乱れ
うつ状態でいると、ほとんど活動が停止してしまいます。日常生活での少しの活動に対してさえ意欲を失ってしまった状態では、代謝がさがり、脂肪がつきやすくなってしまいます。抗うつ剤を処方されている場合も、体重増加の原因になってしまいます。
服薬
ステロイド剤や避妊薬の服用も体重増加のリスクを高くしてしまいます。これら薬はホルモンのバランスを強制的に調整しますので、脂肪がつきやすいホルモンバランスをつくりだしてしまう可能性が高くなります。
肥満状態で確率が高くなる病気とは?
肥満状態では、命に関わる病気にかかるリスクが高くなってしまいます。病気の例としては以下の通り。
- 2型糖尿病
- 心臓血管障害
- 高血圧
- ガン
- 脂肪肝・胆のう
- 不整脈・狭心症
- 睡眠時無呼吸症候群
- 不妊症
- 関節炎
肥満を効率よく解消するためには
糖質がもっとも脂肪に変わりやすく、ほかの栄養素の働きを邪魔してしまいますので、まずは糖質をカットすること。適度な睡眠と運動の確保が最短、最速、体重の維持を可能にします。
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病的に肥満状態では薬も処方されますが、個人的にはあまりオススメしません。詳しくはこちらをごらんになってください。
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脂肪吸引などもありますが、感染症などのリスクがあり、こちらもあまりおすすめしません。
まとめ
肥満状態はただただリスクがあるのみです。そのリスクも命に関わるような病気にかかってしまうものばかりです。「百害あって一利なし」とはまさしくこのことです。
高齢になって、介護を受ける可能性も高くなってしまいます。体が大きいと介護も2人がかりになってしまい、費用も2人分払わないといけなくなってしまいます。
どうせお金を使うなら健康になるために使う方が楽しいに決まっています。