杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。

熱中症のあと、なぜか首や肩が痛い?― 大量の汗をかいた後に起こる「筋肉痛」の正体 ―

夏の厳しい暑さで増える「熱中症」。「熱中症はなんとか乗り越えたけれど、翌日から首や肩がガチガチに痛む…」という声をよく耳にします。 実はその痛み、熱中症後に起こる“脱水性ミオパチー”や“筋クランプ”が原因かもしれません。 今回は、熱中症のあとに起こる首・肩まわりの筋肉痛について、原因と対策をわかりやすく解説します。 大量の汗とともに失われるもの 熱中症では、大量の発汗によって ナトリウム・カリウム・マグネシウム などの電解質が不足します。これが原因で筋肉の収縮が異常になり、こむら返りや強い張り感、収縮痛が ...

認知症になりやすい食生活、予防するための栄養素・食品50問

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「効果が出ないから意味がない」…その思考がダイエットを止める最大の理由

「1か月やったのに体重が減らない」「運動しても見た目が変わらない」「頑張っているのに数字に反映されない」こうした理由で「効果がないから意味がない」と感じ、ダイエットをやめてしまう人は少なくありません。しかし、この考え方が続く限り、どんな方法でも成果を出すのは難しくなります。 効果が出ない=失敗ではない ダイエットは直線的に進むものではなく、必ず波があります。食事制限や運動を始めても、最初の数週間は体が変化に適応する「準備期間」です。水分量やホルモンバランスの影響で、体重計の数字が動かないことも珍しくありま ...

「他の人はもっと早く痩せているのに」…比較がダイエットの敵になる理由

「同じ時期に始めた友達のほうが早く痩せている」「SNSで見たあの人は1か月で5kg落としていた」「なんで私だけこんなに遅いの?」こうした比較から生まれる焦りや劣等感は、ダイエットの継続を阻む大きな要因です。しかし、他人との比較は、ほとんどの場合意味がなく、むしろ逆効果になります。 痩せるスピードは人それぞれ 体重の減り方は、体質・筋肉量・基礎代謝・生活習慣・ストレスの有無など、多くの要因で変わります。同じ方法を同じ期間やっても、全く同じ結果にはなりません。それを「私のほうが遅い=劣っている」と解釈してしま ...

「体重が落ちなくなった(停滞期)」…それは失敗ではなく成功の前兆

ダイエットを頑張ってきて、最初は順調に体重が減っていたのに、ある時からピタッと数字が動かなくなった…。この「停滞期」に直面して、「もう効果がない」「やっても意味がない」とやめてしまう人が少なくありません。しかし、この停滞期は失敗のサインではなく、むしろ成功のプロセスの一部です。 なぜ停滞期が起こるのか 人間の体には「ホメオスタシス(恒常性)」という働きがあります。これは、環境の変化や体重の減少に対して、体が元の状態を保とうとする仕組みです。急に体重が減ると、体は「飢餓状態」と判断し、代謝を下げてエネルギー ...

「旅行中だから」…非日常でも太らない人がやっている習慣

「旅行中だから食事は気にしない」「せっかく来たのだから好きなものを好きなだけ食べる」「帰ってから調整すればいい」こう考える人は多いですが、旅行中の数日間の食生活が、その後のダイエットに大きな影響を与えることをご存じでしょうか?非日常の場面こそ、太らない習慣を意識することが大切です。 旅行中の食べ過ぎが危険な理由 旅行中は普段よりもカロリーの高い食事や糖質・脂質の多い料理を食べる機会が増えます。さらに、観光や移動で疲れ、甘いものや間食に手が伸びやすくなります。この数日の“油断”が、体重や体脂肪を一気に増やし ...

「イベントで食べる予定があるから」…特別な日を言い訳にしないダイエット思考

「週末に友達と飲み会があるから、今週は無理」「誕生日会でケーキを食べる予定だから、どうせ意味ない」「年末年始はイベント続きだからダイエットは来月から」こうした“イベントを理由に先延ばし”をしていませんか?確かに、食事制限中にイベントがあると気が緩みやすくなりますが、イベントそのものがダイエット失敗の原因ではありません。原因は「その日以外の過ごし方」にあります。 イベントは“例外日”ではなく“調整日” 多くの人は、イベントの日を「特別だから何を食べてもいい日」として扱います。しかし、これが続くと特別な日が頻 ...

「人付き合いで断れない」…その優しさが自分の健康を削っていないか?

「職場でお菓子を勧められると断れない」「飲み会で料理やお酒を勧められるとつい受けてしまう」「せっかく作ってくれたから食べないと悪い」こうした“人付き合い”を理由に食べ過ぎてしまう経験はありませんか?もちろん、人間関係は大切ですが、その優しさや遠慮が積み重なることで、あなたの健康やダイエット目標が犠牲になってしまうことがあります。 断らない=相手を喜ばせているわけではない 多くの場合、「断ったら相手を傷つけるかも」という思い込みが働きます。しかし実際には、健康や体調管理を理由に断ることを理解してくれる人は多 ...

「家族や友人が協力してくれない」…周りのせいにすると一生始まらない

「家族が高カロリーな食事ばかり作る」「友人がよく飲み会に誘ってくる」「周りがダイエットに理解がなくて続けられない」こうした声はよく聞きますが、周囲の協力を前提にしてしまうと、状況が変わらない限りダイエットは進みません。本当の成功は、環境に左右されずに自分でコントロールできるようになったときに訪れます。 周囲の協力がなくてもできる人の共通点 家族や友人の食生活や習慣が自分と合わなくても、成功する人は「自分で選ぶ力」を持っています。 食事を自分用にアレンジする 誘われても量や内容を工夫して参加する 周囲に流さ ...

「甘いものやお酒がやめられない」…その気持ち、分かります。でも、それがダイエットを止めている。

「ダイエットしなきゃ」と思っていても、つい甘いスイーツやお酒に手が伸びてしまう。そして食べたあとに「やっぱりやめられない」と自己嫌悪…。実は、この「やめられない」という感覚こそが、ダイエットの大きな壁になっています。 「やめられない」は本当か? 人間は本能的に、糖やアルコールから快楽を得ます。砂糖やお酒は脳内でドーパミンを分泌させ、一時的な幸福感やリラックス感をもたらします。だからこそ、「欲しい」と思うのは自然なこと。しかし、“やめられない”と断言してしまうと、脳は「この行動は変えられない」と思い込み、改 ...

忙しくて時間がない…その言い訳がダイエットを遠ざける理由

「ダイエットをやりたい気持ちはあるけど、仕事や家事で忙しくて時間が取れない」そう思っていませんか?一見すると正当な理由に見えますが、この“忙しい”は、実はダイエットを遠ざける最大の言い訳になっていることがあります。 本当に「時間がない」のかを見直してみる 多くの場合、「時間がない」は事実ではなく「優先順位が低い」という意味です。例えば、スマホでSNSや動画をなんとなく見ている時間、テレビをだらだら見ている時間、移動中の待ち時間…。これらの中から、1日5分でも捻出できれば、筋トレやストレッチ、軽いウォーキン ...

「すぐに結果が出ない」…焦りがダイエットを止める最大の理由

「3日やっても体重が減らない」「1週間続けても見た目が変わらない」「思ったより結果が出るのが遅い」こう感じて、モチベーションが下がった経験はありませんか?実は、この“すぐに結果を求める”考え方こそが、ダイエットを途中でやめてしまう大きな原因です。 体はそんなに早く変わらない 脂肪は1kgあたり約7,200kcalあります。仮に1日500kcalのカロリー赤字を作っても、脂肪1kg減らすのに約2週間かかります。さらに筋肉量の変化や見た目の引き締まりは、食事と運動の継続で2〜3か月後に現れることも珍しくありま ...

「○○ダイエットは危ないと聞いた」…その情報、本当に正しい?

「糖質制限は危ないと聞いた」「断食ダイエットは体に悪いらしい」「○○を食べるダイエットは逆効果だって」こうした噂やネットの情報をきっかけに、やる前からダイエット方法を避けていませんか?確かに、極端なやり方や自己流の方法は健康を損なう可能性があります。しかし、その“危ない”という情報が本当に正しいのか、まずは見極めることが大切です。 情報の出どころを確認していますか? 「危ない」と言われる情報の多くは、SNSや口コミ、断片的なニュースから広まっています。しかし、そこには次のような落とし穴があります。 根拠が ...

「サプリや器具に頼るのは嫌」…頼らなくても成果は出せる理由

「サプリなんてお金の無駄」「器具に頼ったら自分の力じゃない気がする」「道具がないとできないのは嫌」こうした理由で、サプリメントや運動器具を避ける人は少なくありません。もちろん、サプリや器具を使わなくてもダイエットは可能です。ただし、正しい知識とやり方がなければ「頼らない」つもりが「何もしない」に変わってしまう危険があります。 サプリや器具はあくまで“補助” サプリや運動器具は、魔法のように痩せさせてくれるものではありません。あくまで食事や運動をサポートする補助的な存在です。例えば、たんぱく質を食事から十分 ...

「カロリー計算が面倒くさい」…数字に縛られずに食事管理をする方法

「食べるたびにカロリーを調べるなんて面倒」「数字を見ていると疲れる」「そもそも計算が苦手」ダイエットを始めようとしたとき、多くの人がつまずくポイントがカロリー計算です。しかし、カロリー計算は必ずしも毎回きっちりやる必要はありません。やり方を工夫すれば、数字に縛られずに効果的な食事管理ができます。 カロリー計算が続かない理由 細かく計算しようとすると、次のような負担が生じます。 毎回スマホや本で食品のカロリーを調べる 外食や総菜のカロリーが分からない 計算ミスや記録漏れがストレスになる この負担が「面倒くさ ...

「食事制限はストレスだから」…制限=我慢ではない理由

「食事制限をするとイライラする」「好きなものを食べられないのはつらい」「我慢ばかりだと続かない」こうした理由で、食事管理を避けていませんか?確かに、食事制限を“極端な我慢”と考えると、ストレスが溜まりやすく、長続きはしません。しかし、本来の食事制限は「減らすこと」ではなく「選び方を変えること」です。 ストレスになる食事制限は続かない 極端な糖質カットや脂質ゼロ、食事量を半分に減らすといった方法は、短期間で体重が落ちることがありますが、同時に強いストレスを伴います。ストレスが溜まると、反動で過食に走ったり、 ...

「運動は苦手だから」…その思い込みがダイエットを遠ざける理由

「昔から体育が苦手だった」「運動神経がないから続けられない」「走るのも筋トレも嫌い」こうした理由で「運動は自分には向いていない」と思い込み、ダイエットを諦めていませんか?しかし、運動が苦手だからこそ、やり方次第で無理なく続けられる方法があります。 運動は“競技”じゃない 運動と聞くと、学生時代の体育の授業や部活のようなハードなイメージを持つ人が多いです。しかし、ダイエットや健康のための運動は、誰かと競う必要はありません。筋力トレーニングやウォーキング、ストレッチなど、自分のペースでできる運動は山ほどありま ...

モチベーションが続かない…やる気任せのダイエットが失敗する理由

「最初はやる気満々で始めたのに、数週間経つと気持ちが続かない」「目標体重まで頑張ろうと思っていたのに、途中で気が緩んでしまった」多くの人がこの“モチベーション切れ”を経験します。しかし、モチベーションに頼ったダイエットは、ほぼ確実に長続きしません。 モチベーションは“波”があるもの 人間のモチベーションは常に一定ではなく、波のように上がったり下がったりします。天気、体調、仕事や家庭の出来事、周囲からの刺激…あらゆる要因で変化します。つまり、モチベーションを保ち続けようとすること自体が無理な話なのです。 「 ...

「もうちょっとやる気が出てから始める」…その“やる気待ち”が一生始まらない理由

「今は忙しいし、気分が乗らないから、やる気が出てから始めよう」「気持ちが整ってからダイエットを始めたい」このように“やる気が出てから”と考えてしまう人は多いものです。しかし、この考え方こそが、ダイエットをいつまでもスタートできない最大の理由です。 やる気は行動の“結果”であって“きっかけ”ではない 心理学の研究でも、やる気は待っているだけではやってきません。やる気は「行動する → 成果や達成感を感じる → モチベーションが上がる」という流れで生まれます。つまり、やる気は行動の結果であって、スタートの条件で ...

「今日だけは自分を甘やかす日」…その1日が積み重なる危険性

ダイエット中、ふと「今日は頑張ったからご褒美の日にしよう」「今日は特別だから好きなものを食べよう」と思うこと、ありますよね。一見、モチベーションを保つための前向きなリフレッシュのように感じますが、この“今日だけ”という甘やかしは、意外にもダイエット失敗の大きな原因になります。 今日だけが、なぜ危険なのか 人間は「例外」を一度許すと、その後も許しやすくなる性質があります。心理学ではこれを「スリッパリー・スロープ効果(滑りやすい坂道)」と呼びます。「今日だけ食べ過ぎても大丈夫」が、「昨日も食べたし、今日もいい ...

気分が乗らないからできない…その言い訳が習慣を壊す理由

「今日はなんだか気分が乗らないから、運動はお休みしよう」「やる気が出ないから、今日は食事も好きなものを食べよう」こうした“気分”を理由に行動を止めるのは、ダイエットが続かない最大の原因のひとつです。一見、無理をしない自分に優しい判断のように思えますが、実は習慣化を妨げる危険な考え方です。 気分で行動を決めると習慣が崩れる 人間の気分は天気や睡眠時間、仕事のストレス、人間関係など、様々な要因で毎日変化します。つまり、「気分が乗る日」を待っていたら、安定して行動できる日はほとんど訪れません。ダイエットの成果は ...