「坐骨神経痛がマッサージで治りました!」
そんな嬉しい声を聞かせてくれたのは、堺からわざわざ1時間かけて通ってくれた花田さん。たまたまネットでみてくれたばっかりに、近くにも整骨院はあるのに、わざわざ通院してくれました。
近所の整骨院に通ってみよくならなかったから、信用できない!って初めて来られた時に言ってました。
花田さんも押すとめっちゃ痛いところあったじゃないですか?それが通ってもらう間にだんだん弱くなっていったでしょ?
「坐骨神経痛と診断され、治してくれるマッサージを探している。」
「坐骨神経痛かもしれないけど、どうやって治すか調べたい!」
この記事はそんなあなたのために書きました。
坐骨神経痛をマッサージ・整体で治すことはできるか?
日本人が訴える痛みの中で最も多いのは腰痛です。その中でも坐骨神経痛を患っている方の割合はとても多いです。坐骨神経痛がなかなか治らなくて困っている方も多いのも事実です。現代社会で医療がこれだけ発展してなぜ坐骨神経痛はなかなか改善しないということがあるのでしょうか?
整形外科でなかなか坐骨神経痛が改善しないのであれば、次に考えるのはマッサージや整体に通ってもいいのかどうかということだと思います。
この記事では坐骨神経痛の治療でマッサージが効果的かどうかということを判断していただくための材料をご紹介したいと思います。
坐骨神経痛の原因とマッサージ・整体の効果の関係
坐骨神経痛の原因はヘルニアや変形性腰椎症が原因だとされることが多いですが、本当の原因は筋肉であることが多いです。これは何度も何度も人の体を手術して中を見てきた外科の名医がおっしゃっています。レントゲンでみられるのは表面的な骨の異常や変形のみでそれが神経を圧迫したり、筋肉が関係したりしている原因は特定できません。にもかかわらず整形外科では坐骨神経痛が骨の歪みが原因であるとされることがほとんどです。
もしくは梨状筋という筋肉が原因だと言う物がほとんどです。坐骨神経痛に関わる筋肉は梨状筋ひとつではありませんので、きちんと治せる治療家であれば痛みや痺れの出方により筋肉を特定し、原因を明らかにして施術をします。
結論から言えば坐骨神経痛はマッサージは効きます。
正しい坐骨神経痛の原因にもヘルニアや変形性腰椎症が関わっている場合がありますのでその見極めが重要となります。その見極められる方法をこの記事でお伝えしていきます。
坐骨神経痛の症状別のマッサージ・整体が効く理由
まずマッサージで治らない坐骨神経痛には共通点があります。マッサージをしてはいけない場合の坐骨神経痛は、膀胱直腸障害と神経根症状を併発している場合です。膀胱直腸障害とはおしっこや便が出なくなったり、逆に頻尿になったり失禁したりという症状が出ている場合はマッサージをしてはいけません。
それどころか緊急を要する場合がありますので救急車を呼ぶか近くの整形外科を速やかに受診するようにすることが必要です。
もしあなたが坐骨神経痛と診断されて、膀胱直腸障害や神経根症を併発していなくて、改善が悪いということであれば、整形外科での薬物治療やリハビリ以外にも整体やマッサージを選択すれば回復が早くなる可能性があります。
坐骨神経痛にはどこをマッサージ・整体すれば効果あり?
一般的に坐骨神経痛を起こす原因の筋肉は梨状筋鍛えられる筋肉でお尻の下の方についています。だからマッサージ店ではお尻の筋肉をほぐすことが多いです。しかし梨状筋をほぐすだけでは改善しないことが多いことは事実です。
坐骨神経痛を起こす原因となる筋肉は梨状筋だけではなく、太もも、腰回り、股関節周りの筋肉が関わっていることがほとんどです。だからお尻の梨状筋をほぐすだけでは改善しないのです。
坐骨神経痛にはマッサージ・整体は効くの効かないの?:まとめ
アメリカの腰痛診療ガイドラインでは整形外科でのレントゲン撮影や薬物での治療はマッサージはカイロプラクティックなどの処置で改善しない場合の最終的な手段とするべきであると述べています。
日本の腰痛人口の全人口に対する割合はアメリカのそれに比べて圧倒的に高い比率にあります。日本とアメリカの医療保険の事情が違うということがあります。日本では病院にかかる際には保険が適用されることがほとんどですので安価で済みます。そういったこともあり、痛みがあるからとなんでもかんでもレントゲンを撮ってしまい、結果として本当はそこに原因がないのにも関わらず骨の歪みやヘルニアが原因だと診断されてしまうことがかなり多くあります。
日本の腰痛人口割合が高いのは治療の手段が間違っていることは明らかです。ちなみに、日本の腰痛診療ガイドラインでは最初の手段として薬物による治療を勧められています。日本とアメリカで真逆といっても過言でないガイドライン。体格こそ違いますが、痛みを感じるたり治癒したりする機能は変わりません。
どちらかが圧倒的に間違っていると言わざるを得ません。
先ほども述べた通り、日本の腰痛人口割合はアメリカや他の国々のそれよりも圧倒的に高いだけでなく、年々増加傾向にあります。あなたの腰痛の診断が正しいかどうかを考える必要がありませんか?だからこそヘルニアや変形性腰椎症と診断されても、痛みや痺れをあきらめないで良心的な整体師や治療家を探してください。