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糖化を促進する活性酵素を撃退!5歳若返り肌!活性酵素の予防法

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美容や健康に関心の高い人たちにとっては、「糖化」予防は必須条件になっています。

それほど「糖化」の害が常識となっていると言えます。この「糖化」というのは、生理学の専門用語でいうと「アミノカルボニル反応」と言います。「アミノ」と「カルボ」、アミノ酸とカーボが反応してくっついたもの、炭水化物とアミノ酸の反応のことを言います。

炭水化物や糖質がたくさんあると、糖化が進んでしまいます。

なぜ、糖化がそれほど体内で害を及ぼすか?

もっともメジャーなところでいうと、「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」はヘモグロビンに糖が結合したものです。ヘモグロビンはアミノ酸である「グリシン」から作られ、赤血球の中居存在し酸素を運ぶ役割をします。これが糖化すると、「HbA1c」になります。

糖に含まれるカルボニル基と、アミノ酸のアミノ基が結合すると、「アマドリ化合物」というものになります。「HbA1c」は、このアマドリ化合物です。この反応はヘモグロビンだけでなく、体内にあるコラーゲン、アルブミン、フィブリノーゲンなど他の全てのタンパク質と起こってしまいます。

つまり、体内にある全てのタンパク質が「糖化」を起こす可能性があります。

タンパク質の糖化が進んでしまうと

HbA1cは、最終的にはマクロファージの貪食作用により貪食されます。
しかし、多くのアマドリ化合物は最終的に「AGEs」というものになります。AGEsとは最終糖化産物とも言います。

このAGEsが問題になります。

例えば、コラーゲンが糖化してAGEsになるとコラーゲン本来の弾力性が失われてしまいます。
コラーゲンは細胞や組織をつなぎ合わせておくために働きますから、弾力性がなくなることで、血管が硬化し、血栓もできやすくなります。

悪玉コレステロールであるLDLが糖化されると超悪玉になります。これはアテロームを形成して動脈硬化の原因となります。(コレステロール値と誤解しないで)

活性酵素を除去するスカベンジャーも糖化される

さらに問題なのは、細胞内に発生した活性酸素を除去する作用があるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)やカタラーゼなどが糖化されてしまうことです。
これらをスカベンジャーと言います。

SODなどは体内で作られますが、外から取り入れる物質ではビタミン、ポリフェノールなどがあります。

スカベンジャーが糖化されてしまうと、活性酸素を除去することができなくなります。糖化される際にも活性酸素が発生してしまいます。
活性酵素が原因とされる病気には次のようなものがあります。

活性酵素が原因になる病気

動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がん、糖尿病、胃潰瘍、肺炎、脳血管性痴呆症、アルツハイマー型痴呆症、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、白内障、未熟児網膜症など。

コラーゲンも糖化されるので・・・

コラーゲンは血管、皮膚、筋肉、骨にも存在しますので、全身のあらゆる部分で糖化される可能性はあります。
お肌が糖化されてしまうと、ターンオ-バーが邪魔されてしまいます。肌はガサガサになります。

他にも糖化の影響として、髪の毛に潤いがなくなり、骨や筋肉が弱り、怪我をしやすくなってしまいます。

今や、コラーゲンは化粧品、食品などあらゆるものに含まれていて、美容や健康に役立っています。せっかく高額な商品を購入して、使用したり摂取したりしていても、コラーゲンを破壊してしまうような体質を作ってしまっていませんか?

糖質の取りすぎはコラーゲンの破壊に繋がっています。ひどい肌荒れ、アトピーなど肌にお悩みがあれば糖を抑えて、コラーゲンを作る身体を準備しないといけません。

糖化の一番の問題は

糖化の一番の問題は、酵素などの抑制が効かないということ。つまり炭水化物が多ければ多いほど、糖化が起こりやすいということです。
血中の糖度が高いほど、またその時間が長ければ長いほど、糖化が起こりやすいということです。

糖尿病の患者は、血糖値の高い状態が長く続いている状態を言います。だから、糖化が起こりやすいです。
糖尿病で合併症が起こる主な原因はここにあります。

だから、糖尿病にならないためにも、体内で糖化を起こさないようにするためにも、低糖な食生活を意識する必要があります。

糖化を起こさないためにできることは

炭水化物や糖質量の高いものを食べないようにする。シンプルなことで一番効果があります。
しかも、健康にも美容にもダイエットにも。

しかし現在の食事事情では厚労省が推奨する「バランスの良い食事」がもっとも一般的に普及しています。だからこそそういう食事を長年し続けた60代、70代の糖尿病率が高くなっています。
さらに合併症を発症して、人工透析を受けている数もその年代に多くなっています。またこの辺の話は長くなるので別の機会に。

日本人の食生活では、なかなか糖質制限を徹底することは難しいです。

そのために、治療院がサポートできることがあります。

参考文献

炭水化物のすべて: 山本義徳 業績集1

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。