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栄養

糖質の過剰摂取とココロとカラダへの悪影響

糖質の酸化を飲むだけで抑える栄養素

糖質を適度な量を摂取していても、すぐに脂肪に変わって、太ったり病気になったりするわけではありません。

しかし、少しずつ悪影響を及ぼすことが明確にわかっています。

糖質は慢性炎症を引き起こす

これは「炎症」の原因になってしまいます。

糖質を毎日3食でキッチリ摂取し続けると、体内で「糖化」が起こってしまいます。

「炎症」は自覚症状がない状態で静かに進行し、慢性化してしまいます。

「慢性炎症」は、血管や細胞などの直接損傷したり、機能を低下させたり、体内のあらゆる場所で問題を起こしてしまいます。

慢性炎症による症状の一例は以下の通り。

  • 心臓、血管の病気
  • 倦怠感
  • うつ症状
  • 免疫力の低下
  • 肥満

肥満は脂肪細胞に慢性炎症が起こっている状態です。

だからこそ、見た目でわかりやすい「肥満」が問題視されます。

さまざまな問題の原因が糖質の過剰摂取にあるといえます。

ダイエット目的だけでなく、カラダとココロの健康のためにも、糖質の摂取に気を付けなければいけません。

「老化」の原因としての糖質の過剰摂取

過剰な糖質は体内で、タンパク質と結合して、AGEs(最終糖化産物)という老化物質を生成します。

このAGEsは強い攻撃性があり、体内のあらゆる場所で細胞の働きを阻害してしまいます。

結果、老化現象の原因になってしまいます。

髪質

認知機能(アルツハイマー病など)

内臓

血管

AGEs(最終糖化産物)が増えると、高血圧や糖尿病、ガン、認知症、白内障や骨粗鬆症など、加齢に関係するさまざまな疾患に繋がってしまいます。

また、AGEs体外に排出されにくく、蓄積されてしまうので、炭水化物やスイーツなど糖質をたっぷり含む食品をたくさん食べている人は注意が必要です。

糖質は美肌にも影響

糖質を抑えると、ダイエットだけでなく、肌荒れやたるみを予防する美容への効果も絶大です。

糖質の過剰摂取による「AGEs」は、タンパク質の構造も壊してしまうため、肌にもダメージを与えてしまいます。

つまり、肌のたるみやシワの原因になってしまいます。

糖質を多く摂取していると、コラーゲン繊維を壊してしまいますので、お肌のハリがなくなって、深いシワが増えてしまいます。

また、肌のくすみやシミを予防する抗酸化作用も「AGEs」によって、低下してしまうことが分かっています。

お肌の悩みにスキンケアの化粧品などに頼りがちかもしれませんが、糖質を抑えてみるだけでも肌の状態がかなり改善するはずです。

糖質制限は、睡眠の質にも影響

ヘルシー食の代表格である「和食」は、選び方によっては糖質を過剰に含んでしまいます。

白米、砂糖による味付け、根菜類など。

ここで、日本人の睡眠の質は、かなり悪いと言われています。

糖質を過剰摂取すると血糖値が上がってしまいます。

上昇した血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが過剰に分泌されます。

食後なのに空腹を感じたり、急激な眠気や動悸、頭痛、疲労感などが起こる場合は、インスリンの過剰分泌による低血糖状態に陥っている可能性があります。

また、肥満によって「睡眠時無呼吸症候群」も起こってしまいますので、睡眠の質の低下につながります。

糖質により交感神経が興奮状態に

糖質の過剰摂取による「慢性炎症」は、自律神経にも影響があります。

自律神経のうち体を興奮させる「交感神経」が優位になり、不安や緊張、パニックが起こりやすくなってしまいます。

交感神経が優位で起こる可能性のある症状

ひどい首こり、肩こり

疲労感・倦怠感

動悸・息苦しさ

睡眠・入眠障害

食欲の低下

耳鳴り

頭痛

下痢・便秘

高血圧、低血圧

不整脈

副交感神経が優位になることで、心身がリラックスし、睡眠の質が向上します。

なので、就寝時に、交感神経が優位だと入眠や睡眠に問題が起こってしまいます。

眠れない、眠りが浅いという方は、就寝時間の2〜3時間前から、糖質を含んだ食べ物は避けるほうが良いでしょう。

更年期症状の緩和にも

更年期障害によって深刻な症状に悩む女性も多いです。

この更年期の症状も自律神経の乱れが原因になることもあります。

更年期障害の症状に冷えやほてり、イライラ、不安や緊張がありますが、これは自律神経の乱れによるところが大きいです。

更年期症状の緩和のために、病院で処方された薬や漢方などを飲む人も多いですが、糖質を控えてみることもおすすめです。

一気に全く食べないようにするとストレスがかかってしまい、続けられないかもしれないので、無理のない範囲で、少しずつ生活に取り入れましょう。

健康と美容のために、まずは糖質の摂取量を見直しましょう

そもそも「糖質を制限するほど食べていない」と思い込んでいる人も多くいらっしゃいます。

朝食に食パン、お昼ご飯にうどん、夜も1膳の白米。

普通の食事かもしれませんが、年齢、活動量によって過剰摂取となってしまいます。

薬を飲んでも改善しない体調不良や睡眠不足、メンタルの不調などは、糖質の過剰摂取による影響かもしれません。

自律神経の乱れや更年期障害の症状も、糖質の摂取量を見直すことによって緩和できます。

糖質制限は、ダイエットだけでなく、肌のシワやたるみ、シミやくすみが気になっている人にも有効です。

まずは、糖質の多い食べ物を減らすなど、できる範囲で糖質を控えることを習慣化させましょう。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。