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栄養

~身体を温めることの功罪~

身体を温めるメリットとその影響 健康に役立つ行動を取る際、そのメカニズムをしっかり理解し活用することが鍵となります。身体を温めると健康に良い理由は、全体的な代謝が向上するからです。この「代謝」とは、私たちの体の機能や活動の総称を指します。

この代謝の増加により、体内ではエネルギー生成や余分な物質の排出など、様々な反応が行われます。

車に例えると、速度を増すと燃料消費や排気ガスが増加しますが、それにより移動が可能になるというものです。

身体を温める際の大切なポイントは、車の例にならって「何かを成し遂げるためには一定の消費や排出が伴う」という事実です。このバランスを失ってしまうと、良い結果を期待しての行動も逆に健康を損なうことに繋がるのです。

補給するものは?

主に消費されるのは水分や塩分(ミネラル)で、さらにビタミンも共に消費されます。これらの栄養素は代謝をサポートする酵素の助けとなっています。

ビタミンやミネラルの補給といえば、多くの方がスポーツドリンクやサプリメントを思い浮かべるかもしれません。しかし、私たちの身近にも、塩や味噌のような優れた食品が存在します。塩については、海水から抽出された天然のものを取るのがおすすめです。

味噌は主に大豆から作られ、栄養価が高いため「畑の肉」とも言われます。

この大豆が微生物の酵素作用によりアミノ酸へと変わります。伝統的に手間をかけて作られた味噌には、必要な塩分も配合されています。

スポーツ向けのプロテインは特定の人々には必要ですが、多くの人は味噌汁での摂取が十分でしょう。運動中にも味噌汁を飲むことで、良質なアミノ酸を摂取することができます。

過度な温めはリスクとなる?

身体を温めると、心拍数が増加し、汗が出てきます。これは、細胞が酸素や栄養を要求しているため、心臓がこのニーズに対応しようとしているからです。

汗をかくことは、体温が過度に上昇しないようにするための体の防御反応です。もし、心臓の鼓動が速くなり、汗がたくさん出てきたら、それ以上の温めは健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば、唐辛子を食べると同様の反応が見られます。

これは、唐辛子に含まれるカプサイシンが代謝を刺激し、体を温める働きをもつためです。多くのスパイスは伝統医学にも用いられているので、その背景を学ぶのも興味深いですね。

私も温泉が大好きですが、長時間の入浴や過度な熱には注意が必要です。特に、体が温まりすぎると、心拍数が上がるのに身体の活動が伴わない状態となります。これにより、「湯疲れ」と呼ばれる体調不良を引き起こすことがあります。

温泉の目的は、体を温め、リラックスさせること、そして温泉の成分を体内に取り入れることです。

どの方法も同じですが、温め過ぎて身体に「消耗」をもたらさないよう注意が必要です。

特定の健康状態の方にはおすすめできません。温泉を利用する際には、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。私自身も、露天風呂でのリラックスを楽しみながら、入浴のタイミングを調整しています。

もし、体調が悪くなったらすぐに入浴を終了しましょう。

私は通常、おおよそ20分程度の入浴時間を心がけています。そして、岩盤浴やヨモギ蒸しもお勧めです。

■身体を温めることの概要

【メリット】 血液が全身を流れ、栄養や酸素を運ぶ リラックス効果がある 筋肉や関節の緊張を和らげる

【デメリット】 過度な温めによる脱水 心臓への負担増 温泉やサウナによる湯疲れ

結論 身体を温める行動は、適切に行えば非常に健康に良いものです。しかし、過度な行動や知識のないままの実践は、リスクを伴うことがあります。身体のサインをしっかりとキャッチし、適切な温度や時間での行動を心がけることが大切です。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。