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10月25日は「世界パスタデー」。パスタやラーメン、うどんなど麺類は私たちの食卓に欠かせない存在ですが、 実は血糖値との関わりを理解して食べ方を工夫することが健康維持には大切です。 八尾市でも秋の味覚とともに麺類を楽しむ機会が増えるこの季節、血糖値を上手にコントロールするポイントを解説します。
麺類が血糖値に影響する理由
麺類は主に小麦粉などの精製された炭水化物で作られており、 消化吸収が早いため血糖値が一気に上昇しやすい食品です。 血糖値の急上昇は体内のインスリン分泌を過剰にし、脂肪の蓄積や疲労感、眠気の原因にもなります。
GI値の違いを知ろう
食後血糖値の上がりやすさを示す指標を「GI値」と言います。 一般的に白いパンや精製麺はGI値が高め。一方、全粒粉パスタや蕎麦は低GI食品として注目されています。
- うどん:GI値 約80(高め)
- 白いパスタ:GI値 約65(中〜高)
- そば(十割):GI値 約55(中〜低)
- 全粒粉パスタ:GI値 約50(低め)
血糖値を上げにくくする食べ方
① 野菜やたんぱく質を先に食べる
食物繊維やたんぱく質は胃の中での滞在時間が長く、糖質の吸収をゆるやかにします。 まずはサラダやスープ、鶏肉・魚などを食べてから麺を。
② 冷やして食べる
冷やした麺には「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」が増え、血糖値の上昇が緩やかになることがわかっています。 冷製パスタやざるそばなどもおすすめです。
③ 食べる量とタイミングに注意
夜遅くの麺類は脂肪として蓄積されやすいので、昼食や早めの夕食で。 1食あたりの乾麺量は70〜80gを目安に。
鍼灸がサポートできること
血糖値が不安定になると自律神経が乱れ、食欲コントロールが難しくなる場合があります。 鍼灸は自律神経のバランスを整え、内臓の働きをサポートすることで食後高血糖や食欲不振・過食の改善に役立つことがあります。
まとめ
世界パスタデーにちなみ、麺類を楽しみながらも血糖値を意識した食べ方を心がけましょう。 低GIのそばや全粒粉パスタを選ぶ、野菜から食べる、冷やして食べるなど、 小さな工夫が将来の健康に大きくつながります。 血糖値や食後のだるさが気になる方は、お早めに専門家へご相談ください。
ご予約・お問い合わせは 072-943-6521 または 公式サイト からどうぞ。
院情報
杉本接骨鍼灸院
大阪府八尾市恩智中町1-35-1-103
072-943-6521
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