
「忙しくなるとニキビが増える」「睡眠が乱れると肌が荒れる」――こうした“ストレスと肌荒れ”は気のせいではありません。 ニキビ(尋常性ざ瘡)は皮脂、毛穴の詰まり、炎症など複数要因で起こりますが、そこにストレス(自律神経・ホルモン・炎症反応)が重なると悪化しやすいことが知られています。 杉本接骨鍼灸院では、皮膚そのものだけでなく「ストレスで乱れた体のリズム」を整える観点から、鍼灸と整体(手技)を組み合わせたケアをご提案しています。
なぜストレスでニキビが悪化するのか?
ストレスがかかると、視床下部―下垂体―副腎(HPA)系が働き、コルチゾールなどのストレス関連ホルモンが変動します。 それに伴い、皮脂分泌や炎症性サイトカイン、免疫バランス、生活習慣(睡眠・食欲・スキンケアの乱れ)も影響を受けます。 さらに、心理的ストレスが皮膚のバリア機能を低下させる報告もあり、刺激に弱い肌状態が続くと炎症が長引きやすくなります。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
自律神経が乱れると、肌はどう影響を受ける?
自律神経は、血流、発汗、体温調節、消化吸収、睡眠など“回復の土台”を支えています。 交感神経が優位な状態が長引くと、睡眠の質低下・末梢循環の偏り・緊張の持続が起こりやすく、結果として皮膚の回復力(ターンオーバーの乱れや炎症の長引き)に不利に働くことがあります。 つまり、ニキビの治療は「塗り薬+洗顔」だけでなく、回復しやすい体内環境を作ることが重要です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
鍼灸は“自律神経”にどう働く?(科学的根拠)
自律神経の客観指標として心拍変動(HRV)がよく用いられます。鍼刺激がHRVに影響しうることをまとめたシステマティックレビューや論文があり、 鍼灸が交感・副交感のバランスに関与し得る可能性が示されています。:contentReference[oaicite:2]{index=2} もちろん「鍼をすれば誰でも同じ結果」という単純な話ではありませんが、ストレスで緊張が抜けにくい方に対し、身体反応(呼吸・循環・筋緊張)のスイッチを切り替える一手として鍼灸が選択肢になります。
ニキビに対する鍼灸の研究は?
ニキビ(尋常性ざ瘡)に対する鍼治療については、システマティックレビュー/メタ解析が存在し、一定の有効性が報告されています。 一方で、研究の質(試験デザイン、盲検化、評価指標、症例数)にはばらつきがあり、「強い断定」よりも “補助療法として検討できる”という位置づけが現実的です。:contentReference[oaicite:3]{index=3} 当院では、皮膚症状そのものだけでなく、ストレス・睡眠・胃腸の乱れ・首肩の緊張など、悪化要因を同時に整える方針で組み立てます。
整体(手技)は自律神経に関係する?
手技療法(マッサージ、徒手療法など)が自律神経活動に影響し得るかを検討したレビューでは、 交感・副交感の反応が変化する可能性が示されています(ただし一貫性や効果量は研究ごとに差があります)。:contentReference[oaicite:4]{index=4} ニキビの方で多いのは「首肩の緊張」「呼吸が浅い」「睡眠の質が落ちている」タイプです。手技で過緊張を下げ、呼吸が入りやすい身体に戻すことは、 結果的に回復環境を整えるサポートになります。
当院での考え方:肌だけでなく“悪化ループ”を切る
ストレス性ニキビは、ストレス → 睡眠低下 → 炎症・皮脂・バリア低下 → 悪化 → さらにストレスというループに入りやすいのが特徴です。 そこで当院では、①鍼灸で自律神経反応を整える、②整体で首肩・胸郭の緊張を緩め呼吸を深くする、 ③生活習慣(睡眠・食事・スキンケア)の優先順位を一緒に整理する、という“多面的”な方針を取ります。
セルフケア(今日からできる)
- 睡眠:就寝90分前の入浴、寝る直前のスマホを減らす
- 呼吸:4秒吸って6秒吐く“長めの呼気”を3分
- 食事:高たんぱく+野菜、夜の過剰な糖質・脂質を控えめに
- スキンケア:洗いすぎない、擦らない(刺激で炎症が長引きます)
受診の目安(大切)
強い炎症(赤く腫れる、膿が多い)、急に悪化した、瘢痕(クレーター)が増えてきた場合は、皮膚科での標準治療(外用・内服)を優先してください。 鍼灸や整体は、標準治療と併用して「悪化しにくい体づくり」を支える役割として相性が良いケースがあります。
杉本接骨鍼灸院
大阪府八尾市恩智中町1-35-1-103
072-943-6521

