糖質制限時において最も重要なのは1日に摂取する糖質量です。
特にダイエットをしている方であれば、何も食べられないという印象を持たれている方が多いかと思います。
しかし、カロリー制限とは違い、糖質の摂取量さえ守っていれば、食べるものはたくさんあります。
さらに糖質制限に少し慣れてきて、糖質量を見抜く目が身についてきた頃におすすめしたい食品があります。
それは大阪の B 級グルメの定番である「串カツ」です。
え?串カツ何て食べてもいいの?
油ものだし、衣たくさんついているし、ソースもあるしと戸惑われるかもしれません。
しかし一本一本の糖質量をある程度、把握していれば、ダイエットの目的を果たしながらでも、お酒を飲みながら串カツを楽しむこともできます。
大阪で串カツといえば「新世界」ですが、今回は大阪八尾市の隠れた名店、串カツ「まる」についてのデビューと糖質制限的串カツの食べ方をご紹介します。
串カツの歴史
串カツのルーツに関しては諸説あるそうですが、有力なのが西洋料理の「カツレツ」から広がって行ったという説です。
大阪では 「くしにさせば気軽に食べられるし、店側も安く提供できる」ということで広がっていったそうです。
飲みながら食べられるということも受けた原因の一つとのこと。
串カツが大阪で広がった理由もわかるような気がしますね。(^。^)v
大阪の串カツはマスコミに取り上げられることが多くなったので、「ソースの二度漬け禁止」というルールも全国に知れ渡っていると思います。
最近では大阪の有名なお店が全国にチェーン展開していることもあり、本場の味を気軽に楽しめるようになってきているようです。
私も東京に行った際に串カツをと思いお店を探してみると、関東では「串揚げ」と呼ぶそうです。
糖質制限的お酒の飲み方
ここで糖質制限を実践している時でも飲めるお酒についてお話をしておきます。
糖質0系の缶ビールなどはもちろん何でも構いません。
それ以外には、蒸留酒であれば基本的に何でも OK です。
代表的なものには、ウイスキー、焼酎、ウォッカなどがあります。
串かつであればウイスキーを炭酸で割るハイボールか焼酎を飲みながらあつあつの揚げたてを頬張りたいところです。
炭酸シュワシュワのキンキンに冷えたビールを片手に、串カツというのもいいのですが、普通のビールには缶ビール350ミリリットルに対し約10 G の糖質が含まれますので、串カツと合わせるとかなりの糖質量が予想されるので避けておいた方が良いと思います。
ちなみにウイスキーや焼酎の糖質量は0です。
地元に愛される串カツ「まる」について
大阪で串カツといえば通天閣のお膝元である「新世界」が有名です。
大阪へ旅行へ来られた時には観光ついでに行かれる方も多いかと思います。
串カツの「だるま」といえばその店の名前を聞かれたことがある方も多いかと思います。
しかし、大阪には地域に根付いた美味しい串カツ屋さんもあるので、私がよく行く大阪の八尾の串カツ屋「まる」さんをご紹介します。
大阪の地下鉄谷町線の終点である「八尾南駅」 から 歩いて10分もかからないところにあります。
私は以前からこの店の前を車で通ることがあって、夕方5時ぐらいになるとお店の前に行列ができるのを知っていました。
だからきっとおいしいに違いないと思っていました。
そして初めて行った時にも、夕方5時ちょうどぐらいに着いたのですが、もうすでに何組か並んでいました。
そして5時のオープンと同時にお店の中に入れてもらい、運良く座敷に案内してもらいました。
席に着くと、目の前に置いてある注文表に自分で書き込んで注文するスタイルです。
串カツの種類は書いてあるので必要な本数を書き込むだけです。
注文票を店員さんに渡すとすぐにキャベツとソースが出されました。
キャベツをソースに浸して口に放り込むと、キャベツがシャキシャキでソースが辛くて甘くて絶妙な美味しさでした。
連れて行った子供達もそのキャベツが気に入ってすぐに一皿が空になってしまいました。
おかわりは自由です。合計で3回もおかわりしました。
しばらく待っていると注文した トレーに並べられテーブルに置かれました。
注文したのは串カツ、にんにく、レンコン、エビ、もち、チーズ、アスパラガス、牡蠣、 あじなどです。
サイドメニューでどて焼きと言うもつ煮込みを頼みました。
もちろんハイボールも!
どれもこれも熱々でサクサクで美味しく頂きました。
家族5人でお腹いっぱいに食べて飲んで、お値段が6500円程度でした。
味も最高ですが、コスパもかなり良いので、行列ができるほどの人気もうなずけます。
串カツの糖質量の例
串カツの糖質量 | |
牛串 | 3.5 g |
豚串 | 3.4 g |
ささみ揚げ | 2.2 g |
アスパラベーコン | 2.7 g |
ホタテ揚げ | 2 g |
アスパラ | 1.9 g |
銀杏 | 2.2 g |
まとめ
串カツといえば衣がついていて糖質量が高いので糖質制限でも避けられがちですし、ダイエットとなればなおさら食べられないと思い込んでいる方もいらっしゃると思います。
しかし、一本の糖質量は3 g から多くても5 g ですので、食べる本数さえ間違えなければ楽しむことができます。
一食につき30 g 程度であればダイエット中でも問題ないので、きちんと計算して食べれば良いと思います。
ただし、串カツの作り方によっては衣がとても分厚いものもあります。
例えて言うならアメリカンドッグのような衣を採用しているお店もありますので、そういう種類の串カツの場合は少し糖質量が多めになりますので本数は減らしてください。
少し工夫さえすれば糖質制限は楽しめますので是非楽しんでダイエット成功させてください。