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栄養・健康

水は毎日2L飲まないとダメ?実は「2L」が全員の正解ではありません

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「健康のために、水を毎日2L飲んでいます」

「2L飲まないと身体に悪いのでしょうか?」

八尾市の杉本接骨鍼灸院でも、水分補給についてよく相談を受けます。

テレビやSNSでは、水は1日2L飲みましょうと言われることがあります。

しかし、実際には2Lという数字だけを、すべての人に当てはめることはできません。

必要な水分量は、体格、年齢、食事内容、運動量、気温、発汗量、病気の有無などによって変わるからです。

さらに、ここでいう水分には、コップで飲む水だけではなく、食事や汁物などに含まれる水分も入ります。

今回は、毎日2Lの水を飲む必要があるのか、水分量をどのように考えればよいのかを分かりやすくお伝えします。

水を毎日2L飲むと言われる理由

人の身体からは、尿、便、汗、呼吸などによって、毎日水分が失われています。

失われた分を食事や飲み物から補い、身体の水分量を保つ必要があります。

海外の基準では、成人の1日の総水分摂取量について、女性は約2L、男性は約2.5Lを目安とする考え方があります。

別の基準では、食事に含まれる水分まで合わせて、成人女性で約2.7L、成人男性で約3.7Lという数字も示されています。

数字が違うのは、飲み水だけを示しているのか、食事中の水分まで含めているのかが異なるからです。

つまり、「1日2L」という言葉だけを聞いて、食事とは別に水を2L追加しなければならない、と考える必要はありません。

水分は飲み水以外からも入っています

水分は、白湯や水だけから摂取しているわけではありません。

お茶、コーヒー、牛乳、味噌汁、スープなどにも水分が含まれています。

さらに、ご飯、野菜、果物、豆腐、魚、肉などの食べ物にも水分があります。

例えば、朝に味噌汁を飲み、昼に野菜やご飯を食べ、夜に豆腐や煮物を食べた場合、それらの食事からも水分を摂取しています。

和食は、汁物や煮物など水分を含む料理が多いため、食事から摂る水分量が比較的多くなることがあります。

反対に、パン、菓子類、揚げ物など乾燥した食事が多い人は、食事から摂れる水分が少なくなりやすいため、飲み物で補う必要があります。

必要な水分量が増える原因

同じ人でも、毎日まったく同じ量の水分が必要になるわけではありません。

次のような状況では、身体から失われる水分が増えます。

  • 気温や湿度が高い日
  • 運動や屋外作業をした日
  • 汗を多くかいた日
  • 発熱、下痢、嘔吐があるとき
  • 妊娠中や授乳中
  • 暖房や冷房で室内が乾燥しているとき
  • 汗をかきやすい体質の人

夏はもちろんですが、冬も注意が必要です。

冬は汗をかいている感覚が少なく、喉の渇きも感じにくいため、知らないうちに水分が不足することがあります。

高齢になると喉の渇きを感じにくくなるため、喉が渇いてから一気に飲むのではなく、時間を決めて少しずつ摂ることが大切です。

水分が不足したときに現れやすい症状

身体の水分が不足すると、口の渇きだけでなく、さまざまな変化が現れます。

  • 尿の色が濃くなる
  • 尿の回数や量が減る
  • 口や唇が乾く
  • 頭が重く感じる
  • 身体がだるい
  • 立ちくらみが起こる
  • 集中しにくくなる
  • 便が硬くなる
  • 足がつりやすくなる

特に、濃い黄色の尿が続いている場合や、長時間ほとんど尿が出ていない場合は、水分が不足している可能性があります。

ただし、尿の色は薬やサプリメント、食事の影響でも変わります。

尿の色だけで判断するのではなく、口の渇き、体調、汗の量、尿の回数などを合わせて確認してください。

水を飲みすぎるとどうなる?

水は多ければ多いほど健康になるわけではありません。

短時間に大量の水を飲むと、体内のナトリウム濃度が低下し、頭痛、吐き気、だるさ、意識の混乱などが起こることがあります。

特に、長時間の運動中に汗を多くかいているのに、水だけを大量に飲み続けると、水分と塩分のバランスが崩れることがあります。

また、心臓や腎臓の病気がある方は、水分量を制限するよう医師から指示される場合があります。

そのような方が「健康に良いから」と自己判断で2L以上飲むことは勧められません。

薬を服用している方や、むくみ、息切れ、体重の急な増加がある方も、主治医へ確認してください。

セルフケア1 一度に大量に飲まない

水分は、まとめて飲むよりも、少量ずつ分けて摂る方が続けやすくなります。

朝起きたとき、朝食、昼食、夕食、入浴の前後、就寝前など、生活の区切りに合わせて飲む方法がおすすめです。

例えば、コップ1杯を150〜200mLとすると、1日6〜8回に分けることで、約1〜1.5Lになります。

そこに食事から摂る水分が加わります。

一気に2Lを飲もうとせず、日常生活の中で少しずつ補ってください。

セルフケア2 汗をかいた日は塩分も考える

汗をかくと、水分だけでなくナトリウムなどの電解質も失われます。

短時間の軽い運動や、日常生活で少し汗をかいた程度であれば、水やお茶と通常の食事で補えることが多いです。

一方で、炎天下での作業、長時間の運動、大量の発汗、下痢や嘔吐がある場合は、水だけでなく塩分も必要になります。

そのような場面では、経口補水液などが使われます。

ただし、経口補水液は日常的な水代わりではありません。

塩分や糖分が含まれているため、必要な場面で使い分けることが大切です。

セルフケア3 数字より身体の変化を見る

水分補給では、毎日2Lという数字だけを追いかけるのではなく、自分の身体の状態を見ることが大切です。

  • 尿の色が極端に濃くないか
  • 尿の回数が減っていないか
  • 口の中が乾いていないか
  • 立ちくらみやだるさがないか
  • 汗を多くかいた日ではないか
  • 食事からどの程度水分を摂っているか

これらを確認しながら、その日の活動量や気温に合わせて調整してください。

2Lを飲んでいても大量に汗をかけば足りないことがあります。

反対に、身体が小さく、活動量が少なく、食事から水分を十分摂れている人にとっては、水だけで2Lは多すぎることがあります。

当院で大切にしている考え方

杉本接骨鍼灸院では、水分補給についてお伝えするときに、全員へ同じ数字を当てはめません。

年齢、体格、食事、運動量、発汗量、服用している薬、持病などを確認して考えます。

足がつる、身体がだるい、頭が重いといった症状があっても、原因がすべて水分不足とは限りません。

筋肉の疲労、睡眠不足、食事内容、姿勢、身体の使い方、薬の影響などが関係することもあります。

水を飲めばすべて解決すると考えるのではなく、身体全体の状態を確認することが必要です。

まとめ

水は毎日必ず2L飲まなければならない、というわけではありません。

必要な水分量は、体格、年齢、気温、活動量、発汗量、食事内容などによって変わります。

また、1日の水分には、飲み水だけでなく、食事、汁物、お茶などに含まれる水分も入ります。

数字だけで判断せず、尿の色や回数、口の渇き、汗の量、体調を見ながら調整してください。

心臓や腎臓の病気がある方、水分制限を受けている方は、自己判断で水分量を増やさず、主治医の指示を優先してください。

水分を摂っているのに、だるさ、頭痛、足のつり、むくみなどが続く場合は、水分以外の原因も考える必要があります。

SNSやインターネットでは一般的なお話しかできません。

身体の状態が気になる方は、杉本接骨鍼灸院の公式LINEからお気軽にご相談ください。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。