1 タンパク質が豊富なスーパーフード、スピルリナ
スピルリナは、藍藻という藻類の一種で、大さじ一杯分で4gのタンパク質が摂取できます。
鉄分はホウレン草の約10倍含まれており、ビタミンAも豊富なので、免疫力を強化する効果も期待できます。
スピルリナは生状態だと劣化が早く、海の香りが強いため、タブレットやカプセルとして摂取することが一般的です。
2 料理に彩りを添える、柑橘系のバオバブ
バオバブはアフリカ原産の果実で、抗酸化物質を多く含んでいます。
また、食物繊維も豊富なため、腸の調子を整える効果があります。
バオバブパウダーはスムージーやヨーグルトに混ぜて使うことができ、ペクチンの含有量が多いため、料理のとろみ出しにも利用できます。
3 食物繊維がたっぷり含まれるココア
抗酸化作用が高く、食物繊維も豊富に含むココアは、大さじ一杯分で玄米半分の食物繊維が得られます。
「ピュアココア」や「純ココア」は、砂糖や乳製品が添加されていないため、糖分やカロリーの摂取量を抑えつつ、カカオポリフェノールをしっかり摂取できます。
4 ミツバチが作る花粉の団子、ビーポーレン
ビーポーレンは、ミツバチが花粉を集めて団子状にしたものです。
タンパク質、ポリフェノール、消化酵素などの栄養素が含まれています。ヨーグルトやシリアル、サラダ、デザートのトッピングとして利用することが推奨されています。
ただし、1歳未満の乳幼児には与えないよう注意しましょう。
5 腸内環境を整える効果が期待できる、アサイー
アマゾン原産のアサイーは、抗酸化作用と食物繊維が豊富で、アンチエイジングや整腸作用が期待できます。
生のアサイーは劣化しやすいため、日本では冷凍ピューレやフリーズドライの形で提供されています。
無糖のものを選ぶことで、より健康的に摂取することが可能です。
6 抗酸化作用が強いスーパーフード、マキベリー
インディアンによって長年にわたって食されてきたマキベリーは、アントシアニンという強力な抗酸化物質を含んでいます。
美肌効果だけでなく、目の疲れを和らげる効果も期待されています。
その甘酸っぱい風味は、サラダのドレッシング、ヨーグルト、スムージーにもよく合います。
7 健康と美容に効果的な日本のスーパーフード、抹茶
抹茶には、免疫力を向上させる効果、アンチエイジングや美肌効果、ダイエット効果、そして生活習慣病の予防、代謝の促進、睡眠の改善など、様々な健康効果があります。
ストレス解消やリラックス効果も期待できるため、海外のヘルスコンシャスな人々からも注目を集めています。
日本人にとってはおなじみの飲み物ですが、毎日の飲み物として取り入れてみてはいかがでしょうか。
8 一手間でサラダやスープに!キヌア
キヌアは、高タンパク質で、ビタミンB、ビタミンE、葉酸、マグネシウム、カルシウム、鉄分、カリウム、食物繊維といった栄養素を豊富に含んでいます。不溶性食物繊維も多く含むため、低GI値食品としても注目されています。
キヌアをサラダにトッピングしたり、スープに加えたりすることで、手軽に取り入れることが可能です。
9 ヘルシーな油として。ココナッツオイル
脂肪燃焼効果と食欲抑制効果があるとされているココナッツオイルは、ダイエットをサポートする優秀な食品です。
料理に使う油をココナッツオイルに切り替えるか、または温かい飲み物にスプーン一杯追加して、ココナッツの風味を味わうことがおすすめです。
10 一手間で飲み物や食べ物に!チアシード
チアシードは、水につけると10倍以上に膨らみます。必須脂肪酸オメガ3を含むほか、ミネラル、鉄、食物繊維など、人体に必要な栄養素も豊富に含んでいます。
一杯のチアシードを水に浸し、膨らんだら飲み物や食べ物に混ぜて摂取します。
チアシードは満腹感を持続させるので、ダイエットの一助となります。
11 健康的で肥満予防の一助に。オートミール
オートミールは食物繊維、特に水溶性食物繊維のβ-グルカンを含んでいます。
β-グルカンは糖質や脂質の吸収を穏やかにし、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。
また、大腸の善玉菌を増やす効果があり、それにより免疫力を高め、ストレス食いを抑制する効果もあるとされています。
12 タンパク質を増やしたいなら。カッテージチーズ
カッテージチーズは、高タンパク質、低糖質、低脂肪の理想的な食品です。
消化に時間がかかるタンパク質、カゼインを含んでいるため、ワークアウト後のスナックに最適です。
13 ダイエットに欠かせない。おからパウダー
おからパウダーは、豆乳や豆腐を作る際に残る大豆の絞りかすを乾燥させたものです。
食物繊維が豊富で、腸内環境の改善や満腹感を与える効果があります。
保存も容易で、そのまままたは水で戻して使用できるのが魅力です。
14 栄養価と見た目の両方を満たす。ビーツ
ビーツは栄養価が高く、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールが豊富で、カリウムや葉酸も含んでいます。抗酸化作用もあり、血流を改善する効果も期待できます。
色が鮮やかなので、食卓を華やかにする食材としても活用できます。
15 アンチエイジング効果が期待できる。レッドラズベリー
ラズベリーにはアントシアニンとエラジタンニンが豊富で、これらは抗酸化作用があります。
また、湿疹や乾癬(かんせん)の治療にも有効とされています。
さらに、レッドラズベリーの種子から得られるオイルには、肌を保湿し若返らせるビタミンE、ビタミンA、そして必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6が含まれています。
16 ユニークな栄養源。モリンガ
モリンガは熱帯地方に広く自生しており、その全ての部位が食用になります。
90種以上の人間に必要な栄養素を含んでおり、体内の不純物を吸着するデトックス効果も期待できます。味は抹茶に似ており、アボカドとクリームチーズを混ぜたディップにモリ以上、スーパーフードを手に入れるためのスマートな選択肢をいくつか紹介しました。
栄養素が豊富で美容やダイエットにも役立つ食品を選び、健康的なライフスタイルを送りましょう。
17 2021年に人気を集めたスーパーフード、ヘンプシード
ヘンプシード、すなわち麻の種子は、最近のスーパーフードのブームを牽引しています。
麻の種子は、例えば七味唐辛子の中にも見られる日常的な食材です。
オメガ3とオメガ6という必須脂肪酸を大量に含み、これらは肌の健康を維持する効果があるとされています。
さらに、良質のタンパク質も得られるので、運動と同時に摂取することが推奨されています。
18 女性に嬉しい栄養素が詰まったゴジベリー
ゴジベリー、またはクコの実は、「不老長寿の果実」と称され、中国の伝統医学でも用いられるスーパーフードです。ビタミンやポリフェノールが豊富に含まれ、美しい肌を維持する助けとなります。
さらに、コレステロールを体外へ排出するリノール酸や、むくみを軽減するとされるルチンなど、ダイエットにも役立つ成分がたくさん含まれています。
19 ご飯に混ぜるだけで栄養価が上がるバーリーマックス
バーリーマックスは、一般的な大麦と比べて食物繊維が約2倍も含まれています。
さらに、難消化性デンプンであるレジスタントスターチも約4倍含まれていて、血糖値の上昇を緩やかにし、ダイエットをサポートする効果があります。簡単に食べられ、ご飯に混ぜて炊くだけです。
その特異な食感がクセになるかもしれません!
20 海外セレブから注目を集めるスーパーフード、テフ
テフはエチオピアが起源のイネ科の穀物で、「キヌアの次にくるスーパーフード」として海外のセレブたちにも注目されています。
5000年以上前から存在する古代雑穀で、玄米や全粒粉などの穀物と比較すると、テフにはたんぱく質や食物繊維が豊富に含まれています。
家庭での利用方法は、小麦粉の代わりにテフを使用してグルテンフリーのスナックを作ることです。
21 傷を癒す効果もあるマヌカハニー
マヌカはニュージーランドと東オーストラリア原産の低木または小さな木で、マヌカの木に訪れるハチから得られる特別な蜂蜜がマヌカハニーです。
マヌカの花は、抗菌作用を持つメチルグリオキサールなど、他の蜂蜜には少ない特異な成分を持つ花蜜を生産します。
抗酸化物質を豊富に含み、ニキビの改善や傷の癒しといった多様な健康効果が期待できます。
22 血糖管理に役立つスパイス、シナモン
シナモンは古来より消化を促進するために用いられてきたスパイスです。
血糖値の急激な上昇を抑制する効果が確認されており、糖尿病の予防や管理に対する効果が期待されています。
消化を助けるためには、約半小さじのシナモンを温かい水に混ぜて1日に3回飲むと良いでしょう。
また、コーヒーやデザートにトッピングとして振り掛けることもおすすめです。
23 現代女性の味方、デーツ
デーツは、ナツメヤシの果実で、その高い栄養価から現代女性の必需品とも言われています。
鉄、カリウム、マグネシウム、ビタミンEといった必須栄養素が豊富に含まれています。
さらに、果物中でも食物繊維の含有量がトップクラスです。そのため、一粒でも満腹感を得られるので、ダイエット中の間食や朝食の代わりとして適しています。
24 セレブたちが愛飲するスパイス、ターメリック
ターメリックは、その鎮痛効果や水分代謝の改善、疲労の回復、抗炎症作用、美肌効果など、様々な健康効果が期待できるスパイスです。グウィネス・パルトローやエミリー・ラタコウスキーなどのセレブたちが愛飲しているターメリック入りドリンク「ゴールデンミルク」は、クリーミーでチャイに似た風味が楽しめます。
25 古代から美の象徴とされてきた、なつめ
なつめは、中国では「1日3粒食べると若さを保てる」とされており、美女と謳われた楊貴妃も日々摂取していたと伝えられています。
鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルや葉酸、ナイアシンといったビタミンB群が豊富で、カリッとした食感が楽しめます。
スナックのように手軽に食べられます。
26 日本独自のスーパーフード、甘酒
日本では古くから夏バテ予防の栄養ドリンクとして親しまれてきた甘酒。ビタミンB群が豊富に含まれています。
健康を考える方や添加物を気にする方には、「米糀甘酒」がおすすめです。
27 満足感も期待できる、プルーン
ルーンは食物繊維が豊富で、便通を良くするだけでなく、抗炎症・抗酸化作用を持つアントシアニンもたっぷり含まれています。
これらは肥満、糖尿病、心臓疾患の予防に寄与します。
甘さもあるので、ピューレにして甘味料代わりにしたり、オートミールやヨーグルト、スムージー、手作りケーキに混ぜて食べるのもおすすめです。
28 「神の食べ物」とも称されるカカオニブ
カカオニブは焙煎したカカオ豆から外皮と胚芽を取り除いたもので、その香ばしさと苦味が特徴です。
甘さはなく、ナッツのような食感を楽しむことができ、よく噛むことで満足感が得られます。
29 グルテンフリーに適した代替食材、グリーンバナナフラワー
グリーンバナナフラワーは乾燥させて粉にしたバナナで、アフリカやジャマイカなどでは高価な小麦の代わりに用いられてきました。
腸内環境を整えるレジスタントスターチが豊富に含まれているので、グルテンフリーのスイーツを楽しみたいときに最適です。
30 ホルモン調整に効果的 マカ
マカは一種の根菜で、そのパワフルな効果から注目を集めています。
酵素やステロール、約20種類のアミノ酸と7種類の必須アミノ酸を内包しており、さらにリノール酸やカルシウム、鉄などの重要なミネラルもふんだんに含む。
このマカにはいくつかの種類があります。イエローマカのほかに、美容に深く関わるプロリンやポリフェノールを大量に含むレッドマカが存在します。
そして、抗酸化作用を持つグレコシノレート、アルギニン、ポリフェノールをさらに豊富に含み、原産地のペルーでも珍重されているのがブラックマカです。
マカは独特の苦みを持っているため、風味が強い食べ物と合わせるとよいでしょう。
大根やカブなどと同じく根菜なので、和食との相性も抜群です。お味噌汁に加えると、その独特の風味も和らぎ、飲みやすくなるとされています。