1. 不妊の原因と東洋医学の考え方 鍼灸治療院での臨床経験を通して、東洋医学的な観点から多くの方が抱える不妊の原因として「中気下陥」が挙げられます。 こちらの状態とは、体を元気に保つ「気」が、重要な部位である下腹部(子宮・卵巣)へと集まらず、体の中心部分に気が滞り不足している状態を示しています。 中気下陥(ちゅうきかかん)とは 「中気下陥」とは、気が十分に供給されていないことで、体の内部の臓器が適切な位置を保てなくなってしまった状態を指します。 これは気が持つ「固摂(こせつ)」作用、すなわち、臓器を適切な ...