糖質制限をやり始めると一番困るのは食べるもののレシピ。
これまで炭水化物に偏っていたメニューを、糖質制限で料理を作ると言うとやはりなかなか思うようにはいかないものです。
しかし一般にカロリーが高いイメージを持たれているものも糖質制限では使えるものが多いです。
そのうちのひとつがマヨネーズ。
「マヨネーズの糖質が少ないですよ。」と伝えてあげると、ほとんどの方が意外に思われます。
確かにカロリー制限では油も使っていますので避けられがちにはなりますが、実はマヨネーズは丸ごと飲んでも それほどの糖質量にはなりません。
だからマヨラーでない人でも、積極的に使ってもらいたい調味料です。
今回は最も有名と言っても過言じゃない、みんなが知っている「キューピーマヨネーズ(スタンダード)」について糖質制限的にレビューします。
日本のマヨの歴史はキューピーの歴史
マヨネーズはそもそもヨーロッパの発祥とのこと。
日本に初めて持ち込んだのが、今のキューピーです。
以下、ホームページより引用します。
関東大震災後の復興をきっかけに、街には西洋化の波が押し寄せました。衣食住の洋風化が進むのを見て、マヨネーズが受け入れられる時がきたと確信した中島は、1925年3月ついに日本初のマヨネーズの製造に踏み切ります。商品名はキユーピーマヨネーズ。誰からも愛されるようにと名付けられました。
初年度の売り上げは120箱(600kg)。マヨネーズという言葉さえ知られていない時代だったので、整髪料(ポマード)と間違えられたというエピソードもあるほどです。
普段、普通に使っていますが、深い歴史がありますね。(^。^)v
詳しい歴史はサイトにて紹介されていますので、ぜひ!興味深いですよ。
https://www.kewpie.co.jp/mayo/about/birth-story/
キューピーマヨネーズの成分
ホームページより引用
成分表からわかるように大さじ一杯で炭水化物量が0.1g。
スタンダードの内容量が450g ですので、大さじ一杯15gとすると、キューピーマヨネーズスタンダードを丸ごと一本飲んでも、糖質量はたった3g。
さすがに丸ごと一本飲むとカロリーや他の栄養素を摂りすぎなってしまうのでおすすめはしませんが、糖質制限的にはぜひ使っていただきたい調味料です。
カロリーハーフとの比較
ダイエットなのであればもしかすると、カロリーオフのマヨネーズを使っている方がいらっしゃるかもしれません。
ここでキューピーマヨネーズのスタンダードとカロリーハーフの比較をしたいと思います。
カロリーハーフの成分表は以下の通り(ホームページより引用)。
炭水化物の量を見ると、意外かもしれませんがカロリーハーフの方が糖質量が3倍になります。
糖質制限実践者でさえ、え!と驚く方もいらっしゃるかもしれません。
まあ、 大さじ一杯につき、0.1gが0.3 gになるぐらいですから大げさに考えることもありませんが、塵も積もればなんとやらで、やはり注意したいところです。
なぜこういうことが起こるかと言うと、脂質のところを見てください。
比べてみると脂質の量がほぼハーフになっています。
この部分でハーフという商品の名前になっているのでしょう。
脂質の量が減ることで商品の味にコクが減るということが予想できます。
だからこそ、「味」の部分で糖質量が増やされているのだと思います。
とはいえ、何度も言いますが、大さじに0.3g 程度なので他の調味料と比べたらかなり優秀な調味料だと言えます。
糖質制限的、超簡単マヨレシピ。
難しいレシピは他のサイトに譲るとして、誰でも簡単に作れる糖質制限的レシピをご紹介します。
ツナマヨピザ
マヨネーズが糖質がとても低いということはお話ししました。
もう一つマヨネーズと相性の良い食品があります。
それはツナ缶です。
ツナマヨといえばいつのまにかおにぎりの具にもなるぐらいの人気レシピです。
油がたっぷりなのでカロリー的には避けられるのかもしれませんが、糖質制限的にはツナ缶を丸々一個使ったとしてもほぼ0です。
さらに油っぽいので避けられるかもしれませんが、油揚げを生地として使います。油揚げも糖質量は0です。
材料は大豆と油のみですので。
そして最後にとろけるチーズ。
チーズも基本的には糖質量がとても低いです。
とろけるチーズとして売られているチーズの糖質量は100gあたり、おおよそ0.1g。
1. 油揚げをアルミホイルの上に乗せます。
2.油揚げの上にツナマヨを乗せます。
3.その上にとろけるチーズを適量をのせます。
4.オーブンで2、3分、チーズが溶けるまで加熱します。
5.出来上がり!お好みでタバスコなどもどうぞ。
これでほぼ糖質ゼロピザが出来上がります。
超お手軽でおかずにも酒の肴にもおやつにもなります。
まとめ
マヨネーズを使うことで、糖質制限を始めてもレシピが格段に増えると思います。
どうしてもカロリー制限のダイエットのイメージが強くて何も食べられないという考えから抜け出せない方も多いです。
しかし糖質制限は糖質さえ押さえれば食べれるものはかなり多いです。
「何を食べればいいか困る」という方は、それだけ糖質に偏った食事をしているということも言えます。
そんな方だからこそ糖質に目を向けて食事を摂取してもらいたいです。
そのためにはマヨネーズを使いこなせるようになりましょう。
今回調べてわかったことなのですが、キューピーは前身の会社から数えると約100年も続いている会社になります。
そんな前からマヨネーズが日本で使われていたと言うことにびっくりです。
それだけ日本人の食事に浸透しているということでもあります。
ドレッシングの種類によっては糖質量が高いものもあるので、サラダなど生野菜を食べるときにはマヨネーズを使うと食べやすくなります。
糖質を気にする方も是非マヨネーズを利用して頂ければと思います。
キューピーのレシピサイトです!https://www.beach.jp/community/KEWPIE/