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腰が痛い

【腰痛で椅子から立ち上がれない】ギックリ腰の3つの原因と対処

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ギックリ腰、椅子から立ち上がれない

「癖になってるけど、もうあんな痛い思いをしたくない!」

「ギックリ腰に2度とならない方法を探している!」

この記事はぎっくり腰の痛みがいつ襲ってくるかわからない不安に押しつぶされそうなあなたのために書きました。

腰痛で椅子から立ち上がれない!ギックリ腰かも?

ギックリ腰とは別名「魔女の一撃」と言われるほど、突然襲ってくる腰に起こる激痛です。一旦なってしまうと立つことが困難になるくらいの痛みを感じます。もっとも起こりやすいのが座った状態から立ち上がる際に腰への負担が大きくなる時です。

細かく分けると3つの原因がありますが、痛みが発生する原因としてはたった1つです。それは「仙腸関節」という骨盤にある大きな関節のズレによって起こってしまいます。この「仙腸関節」のズレを起こしてしまう原因について理解すれば、まずはぎっくり腰の予防になりますし、原因が分かっていれば対処の仕方も理解できると思います。

万が一、あなたが椅子から立ち上がる際に、不幸にもギックリ腰になってしまってもいいように原因と対処法を覚えておいてください。

私の坐骨神経痛、ヘルニアは当てはまらないかも・・

腰痛で椅子から立ち上がれない「ギックリ腰」の原因

仙腸関節とは?

① 【腰痛で椅子から立ち上がれない】座っている時の姿勢の悪さ

ギックリ腰 椅子から立ち上がれない 腰痛

ギックリ腰になりやすい人の特徴として「反り腰」という状態があります。これは骨盤が前傾することで起こります。立っている時は股関節に柔軟性があるので、「反り腰」でも腰にかかる負担はそれほどでもありません。

座っていると股関節の柔軟性に頼れなくなり、骨盤が固定されてしまいます。結果、腰にかかる負担がとても大きくなってしまいます。長時間座っていると負担が蓄積され、周囲の筋肉(特に腸腰筋という深層の筋肉)が硬くなってしまいます。立ち上がろうとするときに硬くなった筋肉が仙腸関節を動かしてしまい、痛みになってしまいます。

② 【腰痛で椅子から立ち上がれない】立ち上がるために中腰の際の負担

椅子から立ち上がる際には必ず中腰の姿勢にならないといけません。この時腰にかかる負担は体重の6倍とも言われています。膝や椅子などに手を添えて立ち上がらないと6倍もの荷重が腰だけにかかってしまいます。
通常状態であれば腰の筋肉はこの衝撃に耐えることができます。

しかし、疲れていたり長時間同じ姿勢をとることで筋肉がこの衝撃を受け止めることができない場合「仙腸関節」にも負担がかかってしまいます。これが「仙腸関節」のズレを起こしてしまい「魔女の一撃」となってしまいます。

③ 【腰痛で椅子から立ち上がれない】中腰から腰を伸ばす際にかかる負担

最後に椅子から立ち上がる際に中腰になった後さらに腰を伸ばさないと立ち上がることができません。その時に長時間座っていることで、腰の周囲による筋肉が硬くなってしまいます。

背筋を伸ばす際に固くなった筋肉も伸長され、「仙腸関節」のズレを起こしてしまいます。
椅子から立ち上がる際のぎっくり腰はこの3段階のうちのどこかで起こっていることがほとんどです。

【腰痛で椅子から立ち上がれない】ギックリ腰の対処法

ぎっくり腰になってしまった時の対処法をお伝えします。

ゆっくりと椅子の端へ座るようにしてください。腸腰筋が硬くなっていることが原因ですので、この筋肉を緩めるにはゆっくりと股関節をまげて、膝とお腹の距離が近づくようにしてください。痛みが出れば、曲げられる範囲までにしてください。もしそのまま少しでも動けるのであれば、横になって痛みが治まるのを待ちます。

そこから、できる範囲でいいので、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)をストレッチします)そうすることでさらに大腰筋が緩んで腰への負担が減ります。
くれぐれも痛みが悪化しないように気をつけてください。

痛みが強い場合は、患部に炎症が起こっている証拠ですので、痛みが強く感じる場所に氷嚢やレジ袋に氷と少量の水と塩を入れたもので冷やしてください。直接、皮膚に当てるのではなくタオルを一枚挟むと冷やし過ぎの予防になります。時間は15分から20分までにしておくことです。

ぎっくり腰で椅子から立ち上がり方:まとめ

ギックリ腰 椅子から立ち上がれない 腰痛

ギックリ腰は急激に痛みが襲ってきます。とにかく焦りますが、まずは冷静に。動くととても痛みを感じますが、ギックリ腰直後はある程度の安静が必要で、アイシングをしておく必要があります。しかし、アイシングなどで痛みが引いて動けるようになれば、できるだけ日常生活の動作をするようにしましょう。

これまでは安静を絶対条件にしてきましたが、最近の研究ではギックリ腰の際にも動ける範囲で動いておくことが早期の改善に繋がるという結果が出ています。

痛いから怖いとは思いますが、慎重かつ徐々に動かせる範囲を増やしましょう。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。