この記事を読んでわかることは以下の1つ。
子供と何をどうやって話すかのヒントが掴める
「母親ノート法」やってみませんか?
当院ではお子さんの施術を開始する前に、できるだけお母さんとお子さん二人で受けてもらうようにしています。で、その際にオススメするのが「母親ノート法」
1日の母子の会話をノートに記録してもらいます。毎日なので、とても大変です。しかもやったからといって効果がすぐに現れるものではありません。
しかし、お母さんがお子さんに発している言葉に対して気づきが必ずあります。その気づきによって、お子さんが「不登校」から抜け出すきっかけになります。そういう場面にいくつも遭遇しています。
「毎日だとほんまに大変やわ!」
「御百度参りのつもりでやりました。」とか、お母さんに言われます。
手順はシンプルです。次の通り。
会話の記録をするノートを作ってもらいます。
そのノートを一週間分まとめてみせてもらう。
添削して返却。
これだけです。ノートでもメールでもラインでも形式はなんでも構いません。近頃はラインが楽です。
大変でも、やる価値あり。
多くのお母さんははじめのうちは添削するところだらけです。ノートに記録された言葉を見ると最初は赤ペンでチェックするところばかりです。理由は、お子さんに対して「干渉しすぎ」、「過保護」、「大人気ない対応」、「子どもの言いなり」など、何気なく発している言葉が傷つけたり、やる気を削ぐ結果になったりしていることが見えてきます。
全てを実践することは難しいかもしれません。しかし、頭ごなしで言いなりにすることはできません。子供の問題を正すのではなく、お母さん自身の発している言葉、態度を見直すことで「不登校」の問題を解決することができる可能性があります。
ほとんどのお母さんは「自分が否定されている気持ちになって、泣きそうやった」と言います。
基本的にはお母さんからは「話しかけない」、「手も口も出さない」こと。お子さんから話しかけられたら相づちのみで返事するようにする。「へー」「そうなんやー」などだけ。なかなか難しいですけれども、過干渉、過保護にならないために、実践していただいています。
カウンセリングの流れ
お母さんとの面談
①お母さんからお子さんの状況をお伺いします。その上で、書き留める会話の時間帯、分量を提案します。心身の状態によりノートを書くかどうかもご相談します。
②お母さまの心身の状態を整えます。無痛の整体、エネルギーヒーリング、アロマセラピーを行います。
ノートを書く場合、提出方法
基本的にはLINEで送っていただきます。毎日、コツコツの作業になります。
初回のカウンセリング後に1週間から10日ほどで2回目の予約をしてもらいます。
その後は月に2回のカウンセリングとヒーリングセッション。
お母さんの心身を整えるとともに、お子さんとの会話をカウンセリングします。
ラインを使われない場合は、相談の上、メールや手書きのメモでも対応可能です。
記録する際の注意点
お子さんとの会話を記録していることはバレないようしてください。記録しているとわかると意識して、お子さんの本当の気持ちが発せられなくなってしまいます。
施術内容
カウンセリングとヒーリングセッション、アロマセラピー
料金
ショートセッション 40分 12000円
レギュラーセッション50分 13000円
ロングセッション 90分 25000円
資格
アリゾナ州立大学(Arizona State University)にて、健康、栄養、コミュニケーションについて研究し学位を取得しました。
はり師・きゅう師