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栄養

お酒を飲む人が糖質オフしても痩せない1つの原因「ナイアシン」って?

お酒が好きでやめられない、でもダイエットしたい!という方もおおいのでは?

では、なぜお酒を飲むと痩せにくいの?

この記事はお酒を飲みながらでも、痩せられる可能性をお話しします。

アルコールの分解の仕組み!

分解の仕組みというと難しく聞こえるかもしれませんが、とても簡単。周知の通り、肝臓で行います。肝臓では、アルコールを飲むと、アルコール→アセトアルデヒド→酢酸という順番で変換されます。

その酢酸が血中に溶け出し、最終的には筋肉でエネルギーに変えられます。むきむきのマッチョさんが人がお酒に強いことが多いですよね。全員じゃないけど。

アルコールを分解する時の、中間の「アセトアルデヒド」は、お酒を飲んだ時の頭痛、吐き気や顔が赤くなるという原因になっちゃいます。残ってると二日酔いですねー。

アルコールから酢酸に分解するには、ビタミンB3(ナイアシン)が必要になります。だから、お酒が好きな人はナイアシンが不足しがちです。病院などでも、ナイアシンには、高脂血症を下げる効果があって、心筋梗塞の治療などに使われることがあるそうです。

ダイエットとお酒とナイアシン

うちでは、これまで診てきた人のうち、「お酒好き」の体重が減らないことがあります。
特に、いいからと言われたって「ハイボール」の飲み過ぎの女性。2日で1瓶空けるとか、すぐに無くなるから4リットルのボトルで買うとか。

でも、それくらいなら特別に驚くことでもないかもしれませんね。普通に買い置きして、まあまあなペースで飲んでしまっていることもあると思います。この辺はお菓子を買い置きしたら、ずっとたべちゃうっていう人と一緒かも。(^。^)

カウンセリングで聞きことの一つとして、「お酒の量」があります。ハイボールなど、糖質量が少ない種類のアルコールは飲んでもいいよと話をしますが、ここが落とし穴になることも。お酒好きの人にこれをいうと、安心して飲んじゃうケースもありました。

いくら低糖、無糖だからと言って、アルコールも取りすぎは脂肪を増やす原因になってしまいますので、やはり酒量には注意が必要です。「どのくらい」と明確な判断ができないですが、これまでの経験上、強めのお酒を3〜5杯以上飲む感じの人は危ないかも。

この辺も初回時にあらかじめ伝えておきます。

アルコールが原因で脂肪の代謝が悪くなる

糖質オフして、運動もして、ほとんど減らない場合には、1原因の一つとして、お酒の飲み過ぎとナイアシンの不足も可能性としてありますね。

酔っ払いほど「飲んでない!」っていいますからー。

対処法として、ダイエット中はお酒の量を抑えてもらう。脂質の代謝が落ちている可能性があるので、糖質オフしても脂肪をエネルギーに変換しにくくなっているかも。

糖質オフすると力が出ないとか、めまいがするなど訴える人にはこういう人もいるかもしれません。

根拠がなく、経験則になりますが・・・
糖質オフすると空腹感が減ったり、食べる量が少なくでも満足するようになることがほとんどなのですが、お酒を飲みすぎてる人は、こういったことが時間できないことが多いです。

いつまでも、お腹空いて我慢できないとか、量を食べないと気がすまないとか。

さらに、

ナイアシンにはHDLを増やす作用がある→脂質代謝異常症の治療に使われる。
1日3g摂取すると心筋梗塞の死亡率がさがるけど、肝臓への負担がある。

ナイアシンとGPR109Aという受容体が結合すると・・・
炎症を抑える作用がある。

ナイアシンフラッシュ試すなら自己責任、使用上の注意を守ってください。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。