DNAとは
人の体は約60兆個の細胞でできています。
30億個もあるDNA は命を作る際の設計図にあたります。
DNAの中にある人の体を構成するタンパク質の情報を持つ部分が約2万箇所あって、この部分を遺伝子と呼びます。
DNAを調べることで、病気のかかりやすさや体質のタイプがわかります。
検査項目を詳しくすることで、病気を予防するためのヒントを見つけることも可能です。
日常生活でも、個人に適した食事のレシピや運動などに反映させて活かすことができます。
肥満遺伝子(ひまんいでんし)
エネルギー代謝に関連する遺伝子。太りやすさや肥満のタイプを左右する。
肥満遺伝子は、エネルギー代謝に関連する遺伝子です。
現在関連する遺伝子が50以上発見され、β3アドレナリン受容体(β3AR)・脱共役たんぱく質1(UCP1)・β2アドレナリン受容体(β2AR)などの遺伝子変異と肥満との関係が明らかにされつつあります。
基本項目の6種
UCP1:熱産生に関わる情報
β3AR:中性脂肪を分解する能力
β2AR:筋力の落ちやすさ
ACTN3:持久力向き、瞬発力向きの傾向
MTHFR:脂質を酸化させやすいホモシステインの蓄えやすさ
Min-SOD:活性酸素を除去する能力(抗酸化能力)
病気のかかりやすさや体質がわかる
遺伝子検査とは、個人の細胞からDNAの情報を読み取り、病気のかかりやすさ、体質などの遺伝的傾向を知るために行います。
アメリカでは広く知られており、既に多くの人が検査を受け、ガンのかかりやすさなどを把握し、健康に役立てています。
健康診断は現在の健康状態がわかる検査です。結果をみて、改善するための方法を模索します。
一方、DNA検査は将来の病気のリスクを調べる検査ですので、病気を予防するために利用されます。
あらたな感染症や認知症、一部のガンなど一度、発症すると現代の医学では治せない病気がたくさんあります。たとえ一部でもDNA検査であなたの遺伝子の傾向がわかることで、病気が予防できるなら受けてみても良いと思います。
まとめ
どんな検査でも、ガイドがいないとただの占いになってしまいます。
なので、当院では、整体に通ってもらいながら、DNA検査の結果を元に栄養や食事のアドバイスを行なっております。
習慣化させてください。