授乳中のお母さんが食べるものは母乳に影響を及ぼし、それが赤ちゃんの健康に直接関係するため、食事には特に気をつける必要があります。
特に食品添加物には注意が必要です。
以下に、授乳中に避けたい食品添加物と、それが含まれる一部の日本で購入可能な食品の例を示します。
授乳中に避けたい食品添加物
アスパルテーム
ダイエット飲料やゼロカロリーの清涼飲料水によく使われる化学甘味料で、長期的な摂取が健康に影響を及ぼす可能性があるとされています。
化学調味料(MSGなど)
一部の人々はこれに対して敏感であり、過敏症状を引き起こす可能性があります。これは、スーパーで購入可能なインスタントラーメンや顆粒スープなどに含まれています。
「MSG」は、「グルタミン酸ナトリウム(MonoSodium Glutamate)」のこと。
「グルソ」と言われている「旨み調味料」「表示:調味料(アミノ酸)」の事です。
合成着色料
これらは一部の菓子やゼリー、飲料に含まれており、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
亜硝酸塩
これらは肉製品、特に加工肉(ウィンナーやハム)に含まれており、発がん性があるとの研究結果もあります。
トランス脂肪酸
これらは一部のマーガリンやスナック菓子、ファーストフードに含まれており、心疾患のリスクを高める可能性があります。
化学防腐剤(ベンゾ酸塩、ソルビン酸塩)
これらは一部の飲料や菓子、保存食に含まれており、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
BHA(ブチル化水酸安息香酸)とBHT(ブチル化水酸トルエン)
これらは食用油(パーム油)やスナック菓子、シリアルなどに使用され、発がん性が疑われています。
フィトエストロゲン
大豆製品や大豆ベースの乳製品に含まれています。適度な摂取は問題ありませんが、過剰摂取はホルモンバランスを乱す可能性があります。
硫黄酸アミル(アミル硫黄酸塩)
ドライフルーツの防腐剤として使われることが多いです。アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
ポリリン酸ナトリウム
加工食品や即席麺の中に含まれることがあります。摂取過多により、カルシウムの吸収を阻害する可能性があるとされています。
これらの添加物を含む食品を避け、天然の食品や新鮮な食材を主体としたバランスの良い飲食を摂ることが推奨されます。また、食品ラベルの確認を常に心掛けることも重要です。疑問や不安がある場合は、医療専門家に相談するとよいでしょう。