40代・ダイエット 栄養

「糖質制限」というより「糖質中毒からの解脱」

糖質制限というよりも糖質中毒からの離脱

糖質については「摂るべき」、「摂らなくてもよい」については、賛否両論有りますので、どちらを支持しても良いと思います。

個人的にはそれぞれに適量があって、見極めてから注意して摂取すればいいと思います。

しかも、そういったものが常に定量でなく、生活において日々、もしくは瞬間の生理周期、運動や睡眠によっても変化する。だからこそ、体重や体脂肪を一番身近な判断材料として、食べたり、調整したりすればいいんじゃない?って考えています。

ただ、多くの人は、習慣で食べているので、つい食べ過ぎてしまっています。特に糖質。

糖尿病などの病気以外では、糖質を食べる食べないより大事なことは、いかに糖質に依存して中毒になっているかを知ることです。
特に果糖や精製砂糖にどっぷり浸かっているならなおさら。

タバコやアルコールなら「あかんよ!」って言われるのに・・

タバコやアルコールならば、健康に対するメリット・デメリットをうるさく言われていますし、ほとんどの人が認識した上で、自己責任で楽しんでいると思います。

ところが糖質の場合、そのデメリットについてまだまだ広まっていないように思います。
糖質オフやロカボが流行っているのは、あくまでもダイエット目的がほとんどだと思います。
ついで、高血糖、糖尿病にとってはよくないというくらいでしょうか?

実際に糖質のデメリットは他にもあって以下のようになります。

糖質のデメリット

○ 糖化

○ ビタミン・ミネラル不足になる

○ TCAサイクルがうまく回らない

○ たんぱく質・脂質不足

糖化によるストレス

糖質の長期にわたる過剰摂取による糖化ストレスは短期間では判断されにくいかもしれません。

血糖値のように食後にすぐに数値として結果が出るものではなく、摂取し続けることで、数年後、もしくは10年以上経って現れるものもあります。

糖化によるストレス状態が続くことで、疲れやすい、肌が荒れる、髪質がどんどん悪くなる、病気になりやすくなるなどがあります。

ビタミン・ミネラルが不足する

糖質が過剰に摂取されるとその代謝のためにビタミン、ミネラルが使われます。ビタミン・ミネラルが不足すると脂肪やタンパク質の代謝が回らなくなり、脂肪の燃焼不足、免疫力の低下、睡眠ややる気に関わる脳内伝達物質が作られなくなってしまいます。

人の体を動かすATPというエネルギーを作るためのTCA回路も回らなくなってしまいます。

TCAサイクルが上手く回らない

TCAサイクルとは細胞の中に存在するミトコンドリアでエネルギーを作り出す仕組みの一部です。
これが上手く機能しないと元気に活動できなくて、免疫が落ちて病気にかかりやすくなったり、精神的に落ち込むことが多くなり、やる気も出なくなってしまいます。

脂質・タンパク質不足

糖質や炭水化物で満腹にしてしまうと、必要なタンパク質、脂質が摂取されなくなってしまいます。
タンパク質には必須アミノ酸、脂肪には必須脂肪酸と呼ばれる、体内では作られなくて食事やサプリなどから摂取しないといけない栄養素があります。
それらが不足すると代謝が低下してしまい、上記と同じように糖化、老化が進んでしまい、心身ともに病気になりやすくなってしまいます。

「糖質を摂取する」ということを一度考えてみる

アルコールや喫煙は過剰になると、健康への影響を懸念することが多いです。糖質中毒に関してはそれほど深刻に捉えられません。

お酒を朝から飲んで、1日中飲み歩いている。しかも、毎日。

これってもはやアルコール中毒。病気にとして認識されると思います。

糖質に関しては
朝、昼、夜にしっかりと炭水化物から摂取して、さらに間食でスイーツを食べる。
お風呂上がりに冷たいアイスクリーム。

なんて生活していても、それほど違和感を感じないかもしれません。
しかし、1日に摂取すべき量を考えると過剰になってしまいます。

食べ過ぎてるのがわかっていても、つい食べちゃう

過ぎた症例では

「過食して嘔吐する」という女性が増えているかもしれません。

朝昼夜、白米や麺類中心の食事に甘いものがやめられない。しかし、体重が気になる。
という女性に多いです。

これは決して稀なケースではなく、1年に4、5例あります。

指導内容は、食べたい欲求を無理に抑えるのではなく、過食できるならできるだけ低糖にしてもらって、タンパク質と脂質をしっかり摂取してもらいます。
さらに症状をみながらビタミン、ミネラルのサプリメントをお勧めします。

可能なら、たんぱく質は体重1kgに対して1gは摂取してもらいます。ここは最低ラインで増やせるなら増やしてもらいます。ただし一気に増やすとお腹を下したり、気分が悪くなったりする場合があるので、徐々に増やします。

このタンパク質を摂取した後であれば、糖質を摂取しても良いことにしています。

時間はかかってしまいますが、多くの人は徐々に、糖質オフ+高タンパク質に移行できます。

長年、過食しての嘔吐の繰り返しで困っていた方も改善しています。ただし、半年から1、2年はかかります。

病院での検査ではわからないこともあると知る

診療科がなんであれ、病院にはとにかく人がたくさん集まります。
医師一人につき、数十人、数百人という患者を診ないといけません。とすれば、一人一人にかけられる時間が限られてしまいます。

検査して、数値をみて、薬を処方して、様子をみる。

という処置だけで終わってしまっても仕方ないかもしれません。

たた、その様子を診ている間もあなたの症状は悪化する可能性がほとんどです。

人には自己治癒の力が備わっていますので、それを最大限引き出すために栄養も考えるべきです。

栄養を聞き出すためには、一人当たりのカウセリングに最大180分かけてお話をお伺いしたり説明したりしています。

まとめ

糖質の過剰摂取のデメリットは肥満や血糖値だけでなく、老化、酸化、エネルギー不足、ビタミン・ミネラル不足、タンパク質・脂質不足を招いてしまいます。

結果、心身の病気の原因になってしまいます。

ほとんどの病院では栄養に関しての指導は時代遅れなものばかりです。この点に気をつけて、ただしい食事・栄養状態を保つことで、本来もつ自己治癒力を向上することができます。

その上で、医師による化学的な処置を受けることで効果が上がるはずです。

もし、長く抱えている悩みがあるのであれば、食事を中心に生活を見直すべきです。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。

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