
URLスラッグ案:fuan-jiritsu-shinkei-shinkyu
不安感と自律神経|鍼灸で落ち着く科学的理由
なんとなく胸がそわそわする、理由もなく不安になる、夜になると考えごとが止まらない…。
こうした「不安感」は、性格の問題でも、気持ちが弱いからでもなく、多くの場合 自律神経のバランスの乱れが深く関わっています。
そして、この自律神経にソフトにアプローチできる方法のひとつが、東洋医学の代表である 鍼灸(はり・きゅう)です。
不安感は「心」だけでなく「からだの反応」でもある
不安というと「心の問題」と捉えられがちですが、実際には 交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)のバランスが大きく関わります。
ストレスが続くと交感神経が優位になり、
- 心拍数が上がる・動悸がする
- 呼吸が浅くなる
- 筋肉が緊張し、肩こり・首こりが強くなる
- 胃がキリキリする、食欲が落ちる
といった「からだの変化」が起こります。
この身体症状がさらに「また不安になったらどうしよう」という 二次的な不安を呼び込み、悪循環に陥りやすくなります。
鍼灸が自律神経に働きかけるメカニズム
鍼灸は、ツボ(経穴)と呼ばれるポイントに、細い鍼や温かいお灸で刺激を与える療法です。
一見すると「リラックスするから良いのかな?」というイメージ程度かもしれませんが、
研究レベルでは、次のような作用が報告されています。
- 交感神経の高ぶりを抑え、副交感神経を高める
- 筋肉の緊張をゆるめ、血流を改善する
- 脳内のセロトニン・エンドルフィンなどの神経伝達物質に影響する
- 視床下部–下垂体–副腎系(ストレス反応の中枢)の過剰な反応を和らげる
これらはすべて、「リラックスのスイッチ」である副交感神経が働きやすい環境を整え、
身体の過緊張状態をほどいていく方向に作用します。
からだが落ち着けば、心も自然と落ち着きやすくなり、
結果として不安感そのものの強さや頻度が和らいでいくことが期待できます。
不安感に対する鍼灸の科学的エビデンス
不安障害や不安症状に対する鍼灸の研究は、世界的にも徐々に増えてきています。
ランダム化比較試験やメタアナリシスでは、
- 鍼治療が不安スコア(HAMAなど)の改善に有効だったという報告
- 耳つぼを含む鍼治療が、術前の不安・緊張を和らげたという報告
- うつ・不安を伴う患者さんにおいて、鍼治療が睡眠の質の改善にも寄与したという報告
などが示されており、すべてが決定的とは言えないものの、
「不安感に対して、鍼灸が一定の改善効果をもたらしうる」という方向性の結果が多く見られます。
もちろん、薬物療法やカウンセリングを否定するものではなく、 補完的・併用的な選択肢として位置づけられるのが現時点での妥当な考え方です。
杉本接骨鍼灸院でのアプローチの一例
当院では、不安感を訴える方に対して、単に「ツボに鍼を打つ」だけでなく、
- 首・肩・背中まわりの筋緊張の評価と調整
- 呼吸の浅さ・姿勢の崩れなど、自律神経に影響する体のクセのチェック
- ツボを使った鍼灸で、全身の自律神経バランスを整える施術
- 睡眠・食事・スマホの使い方など、生活習慣のアドバイス
といった形で、身体と生活の両面から自律神経をケアしていきます。
「まず体を落ち着かせる」「呼吸を深くする」「眠りの質を上げる」ことを積み重ねることで、
結果として不安感そのものが弱まり、波に飲まれにくくなっていく方が多く見られます。
こんな不安感でお悩みの方はご相談ください
- 検査では異常がないのに、いつも不安で落ち着かない
- 夜になると考えごとが止まらず、眠りが浅い
- 仕事・家庭のストレスで、胸がソワソワする感じが続いている
- 薬だけに頼らず、からだからもアプローチしたい
不安は、決して「気の持ちよう」だけで何とかしなければいけないものではありません。
からだの状態を整えることは、心の安定を取り戻すための大きな一歩になります。
お一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。
院情報
杉本接骨鍼灸院
大阪府八尾市恩智中町1-35-1-103
TEL:072-943-6521
https://yao-diet.com/
