「高い化粧水の方が、肌の奥まで浸透しますよね?」
でも、ここでまず知っておいてほしいことがあります。
化粧品で使われる「浸透」という言葉は、通常、肌の奥深くまで入り込むという意味ではありません。
つまり、「浸透=真皮まで届く」ではないということです。
そもそも肌は何層になっている?
肌は大きく分けると、表皮、真皮、さらにその下の皮下組織で構成されています。
そして、一番外側には角質層があります。
皮膚は、簡単には通さないためのバリアとして働いています。
化粧品でいう「浸透」はどこまで?
日本化粧品工業会は、化粧品広告で角質層への浸透を表現する場合、浸透する範囲が角質層であることを明確にする必要があるという考え方を示しています。
高い化粧水ほど深く浸透するの?
価格が高いから、より深いところまで浸透するとは言えません。
スキンケアで重要なのは、自分の肌に合っているか、必要な保湿ができているか、刺激が出ないか、継続して使えるかです。
では、化粧水は何をしているの?
化粧水には、水分や保湿成分などが含まれています。
化粧水の役割を考えるときは、「どれだけ奥まで入るか」より、角質層の状態をどのように整えるかを考える方が現実的です。
化粧水だけで保湿は十分?
乾燥が強い方は、水分を与える+水分を保持する+逃げにくくするという考え方が大切です。
乾燥肌で見られることがある症状
- 洗顔後すぐにつっぱる
- 夕方になると粉をふく
- 頬や口の周りがカサカサする
- 化粧水をつけるとしみる
- 季節の変わり目に肌荒れしやすい
- ファンデーションが浮く
- 肌がごわつく
- 入浴後にかゆみが出る
高い化粧水を使っても改善しないときは?
赤み、かゆみ、乾燥、ヒリヒリ感が続く場合は、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎などが隠れている場合があります。皮膚科での確認をおすすめします。
スキンケアで確認したいセルフケア
セルフケア1 洗顔後すぐに保湿する
洗顔や入浴後は、早めに保湿剤を使用してください。
セルフケア2 化粧水だけで終わらせない
乾燥が強い方は、乳液やクリームを組み合わせてください。
セルフケア3 値段ではなく成分と肌の反応を見る
乾燥が減ったか、刺激がないか、かゆみが出ないか、続けられる価格かを確認してください。
「浸透感」と「実際の浸透」は同じではありません
使用感と、成分が皮膚の深い場所まで移動したことは同じではありません。
当院で大切にしている考え方
杉本接骨鍼灸院では、美容についても「高いものほど良い」という考え方ではお伝えしていません。
また、美容鍼についても「鍼をすれば化粧品が真皮まで浸透する」といった説明はしていません。
広告の言葉だけで判断せず、「その商品は何を目的にしているのか」を確認する。
まとめ
「高い化粧水ほど肌の奥まで浸透する」という考え方は、適切ではありません。
大切なのは、値段ではなく、自分の肌に合うか。十分に保湿できているか。刺激なく続けられるか。です。
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院情報
杉本接骨鍼灸院
大阪府八尾市恩智中町1-35-1-103
072-943-6521
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