自力で糖質制限ダイエットをされているかが最も陥りやすい間違いとして「炭水化物だけを抑える」ということがあります。
確かに炭水化物は多くの糖質を含みますが、それ以外にも糖質を含む食品がたくさんあります。
炭水化物を抑えているだけでは、他の食品からも糖質を上限を超えて摂取してしまう場合があります。
そうすれば、頑張っているつもりでも、ダイエットがうまくいかないということがあります。
糖質制限でダイエットを成功させたい、一度チャレンジしたけどうまくいかなかった、食べ物に含まれる糖質量を知りたいという方に最適な糖質制限の教科書とも言える洋泉社の「食品別糖質量ハンドブック」についてのレビューをします。
監修 はあの先生!
洋泉社の食品別糖質量ハンドブックの監修者は、日本で糖質制限を広めた第一任者である江部康二医師です。
江部先生は現在68歳の京都生まれです現在は京都にある高尾病院で活躍されています。
2001年から糖質制限食に本格的に取り組まれています。
ご自身が糖尿病ということもあり自ら糖質制限食を実践されています。
2002年には肥満と糖尿病出会ったのを現在は克服されています。
糖尿病の治療の発展のために豊富な症例を元に現在も糖質制限食の研究を続けておられます。
1200もの食品を網羅!
「食品別糖質量ハンドブック」には1200もの食品の糖質量や脂質量、たんぱく質量、塩分量が記載されています。
大きく分けて5つのパートに分かれています。
1.素材、2.市販食品、3.定番料理、4.外食・テイクアウト、5.飲み物の五つのパートにわかりやすく分けられています。
中にはマクドナルドのハンバーガーやポテト、ナゲットなどものせられています。
食材だけでなく、カレーライスや焼肉定食などの、よく食卓にのぼる食べ物も網羅されています 。
これだけの食品や食材が網羅されていれば、糖質制限初心者の方にもとてもわかりやすく、食品に含まれる糖質量が理解できます。
そして、普段口にしているものに、いかに多くの糖質が含まれるかということも理解できます。
カロリー制限で真っ先に避けられるオイルではサラダ油、ごま油、ラードなど、どんな種類の油でも糖質量は0です。
糖質制限から言うと油は摂取しても良い、食材といえます。
同じ観点でもお肉もダイエットの敵という方が未だに多いですが、糖質量を見るとほとんど含みません。
これは豚肉でも、牛肉でも、鶏肉でも同じことです。
糖質制限をされない方でも、糖質量やタンパク質、脂質、塩分がどれくらい含まれるかわかりやすいので、手にとって見てみるときっと楽しいと思います。
正しいやり方
このハンドブックの最初の15ページほどは、正しく糖質制限を実践するための内容となっています。
だから初めての人でも、一度は失敗した人でも、この本を読み込むことで、ダイエットに成功して健康な体に近づけると思います。
このハンドブックにも書かれていることですが、糖質制限時には、糖質抑えるだけでなく必要なタンパク質量と脂質量、加えてビタミンやミネラルの摂取が必要です。
はじめから何もかもというのは難しいと思うので、まずは糖質を抑えることを入り口にすれば分かりやすいと思います。
まとめ
このハンドブックには1200もの食材の糖質量、タンパク質量、脂質量、塩分量がわかりやすくまとめられてあります。
糖質制限をする際には糖質抑えることが肝心ですが、スーパーなどで買い物をする際に表示を確認しても内容物が分かりにくいことが、多々あります。
だからこそこのハンドブックを手にとって、大まかでもいいので糖質量を把握しておくことが糖質制限を成功に導く簡単な方法だと思います。
このハンドブックを片手に糖質制限をすることで、早い人だと2週間である程度の食品に含まれる糖質量が理解できるようになります。
分からない時だけ手にとって調べてみるだけで良くなります。
もしあなたがダイエットだけでなく、健康な体を目指すのであれば、どんな食品にどれぐらいの栄養素が含まれるかということを意識するべきです。
洋泉社の「食品別糖質量ハンドブック」はそのための教科書だと言えます。
一冊869円税込です。