実は、筋肉痛が起こるメカニズムはあまりよくわかっていません。
トレーニングによって筋肉に炎症が起こります、その炎症を回復させる時点でプロスタグランジン やブラジキニンなどの発痛物質が出ます。
この発痛物質が筋肉痛の原因になると言われています。
なので理論的には、これらの発痛物質をできるだけ早く体内から排出することによって、筋肉痛を早く治すことができるということになります。
発痛物質を体外へ排出するためには、血流を良くするということが有効です。
もっともシンプルかつ効果的に血流を促進する方法は、「体を温めること」があります。
ただし、ハードなトレーニングを行った後は炎症が強く起こり、温めることによって炎症がひどくなり、筋肉痛が治りにくくなるということもあるので注意が必要です。
炎症を早期に抑えるための方法として、「アイシング」があります。
血流を良くするための温めることと真逆の行為になってしまいますが、トレーニング直後はアイシングによって炎症を早期に抑え、翌日によく温めることで血流を促進させ発痛物質を体外へ排出するようにしましょう。
また、「温めること」が筋肉をつけるために有効であるということもわかっています。
筋肉痛からの早期回復、筋力向上のためにも、肉体の保温を心がけましょう。
血流を良くして筋肉痛を早く治すサプリメント
ビタミンE
ナイアシン
アルギニン
イチョウエキス
ビタミンB50(トレ直後、寝る前に1カプセルずつ)
ビタミンE
ビタミン E の正式な名称は「トコフェノール」と言います。「トコ」は「子供を産む」、「フェロ」は「力」という意味をもつ言葉です。その名の通り、ビタミン E はそもそもその存在自体が妊活に強力な効果をもつ栄養素です。
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ナイアシン
ナイアシン(ビタミンB3)はとても重要な栄養素の一つです。
サプリメントとして、ナイアシンはコレステロールを下げ、関節炎を和らげ、脳の機能を高めるのに効果が期待されています。しかし、使用上の注意を守る必要がありますし、大量に服用すると副作用をおこしてしまう可能性もあります。
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アルギニン
アルギニンはアミノ酸の一種で、アルカリ性であるため6 g 摂取すると胃もたれがおこってしまうことが多いです。
胃もたれを起こす方は、シトルリンは中世ですので、こちらを摂取するようにします。
アルギニン3 g、シトルリン3 g といった摂取の仕方でも構いません 。
一酸化窒素サプリ(NO)と呼ばれているもので、血管を広げて血流アップさせ、バルクアップさせるという効果があります。
さらに、もう一つ「フュージョン」という作用があります。
「フュージョン」というのは筋肉の細胞の周りに若い細胞で「衛星細胞」というものがあり、トレーニングの刺激を受けるとそれが筋肉の細胞にくっついて、別の筋肉の細胞になるということが最近の研究で明らかになってきました。
一酸化窒素がたくさんあると衛星細胞が筋肉の細胞になりやすいということが明らかになっています。
アルギニンとシトルリンは一酸化窒素(NO)の材料になります。
イチョウエキス
血流を改善させる効果が期待できます。イチョウ葉エキスは、イチョウの青葉を乾燥させてアルコールで抽出された成分を指します。
ポリフェノールの一種であるフラボノイドと、強力な抗酸化作用を持つギンコライドも含んでいます。
ビタミンB50
ビタミン Bには B 1や B 2、 B 6、 B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸などたくさんの種類があって、まとめてビタミンB群と呼びます。
ビタミンBは主に身体の代謝をあげるために働き、血流促進、ダイエットだけでなく、健康にも重要なビタミンです。