「寝つけない…」「夜中に目が覚めてしまう…」「朝までぐっすり眠りたい…」
そんな切実な思いから処方されることが多い睡眠導入剤「マイスリー」。
短時間型の睡眠薬であるマイスリーは、即効性がありながらも、依存性や副作用に悩む方も少なくありません。
今回は、マイスリーを使用している方の悩みに対し、鍼灸や東洋医学でできることを、当院・杉本接骨鍼灸院の視点からご紹介します。西洋医学と併用しながら「薬に頼りすぎない身体づくり」を目指すためのヒントになれば幸いです。
■ マイスリーを使っている人が抱える悩み
マイスリー(一般名:ゾルピデム)は、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬として処方されることが多く、比較的副作用が少ないとされています。しかし、実際の現場では、次のような悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。
- 飲まないと眠れないという不安感
- だんだん効かなくなってきた気がする
- 朝起きてもスッキリせず、頭がぼんやりする
- 記憶があいまいになったり、夜中に無意識の行動をしてしまうことがある
- 薬をやめたいけれど、どうしたらよいか分からない
これらの悩みの背景には、「自律神経の乱れ」や「脳の興奮状態」、「心身の緊張」が関係していることが多く、西洋薬だけでは根本的な解決にならないケースもあります。
■ 鍼灸・東洋医学のアプローチとは?
東洋医学では、「不眠」は単なる症状ではなく、体のバランスの崩れによって起こる全身の問題と捉えます。
特に以下のような要因が不眠の原因と考えられています。
1. 気・血・水の滞り
「気(エネルギー)」の巡りが悪くなると、心と体に不調が現れやすくなります。不安や焦りが強い方は「気が上昇している」状態で、脳が休まりません。
2. 肝(かん)の不調
東洋医学では「肝」は自律神経の働きに深く関与しており、イライラや緊張、不安感が強いと「肝の熱」がこもり、眠れなくなります。
3. 腎(じん)の弱り
「腎」は生命力やホルモンバランスを司ります。加齢や慢性疲労で腎が弱ると、眠りが浅くなり、夜中に目が覚めやすくなります。
■ 鍼灸で期待できる具体的な効果
当院で行っている鍼灸施術では、以下のような効果が期待できます。
◎ 自律神経のバランスを整える
背中や手足にある自律神経に働きかけるツボを刺激し、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにすることで、眠りやすい体に導きます。
◎ 脳の興奮を鎮める
頭部や耳のツボ(百会・神門など)を使い、過活動になった脳のスイッチをオフにする感覚を体験される方も多くいらっしゃいます。
◎ 呼吸を深くし、心身をリラックス
首・肩の緊張を緩め、深い呼吸ができるようになると、寝入りが良くなります。マイスリーの服用後でも、自然な眠気が促されることがあります。
■ 西洋医学との併用のすすめ
鍼灸は西洋医学と対立するものではありません。
むしろ併用することで、薬に頼りすぎない生活や、減薬・離脱に向けた心と体の準備ができます。
たとえば、
- 睡眠薬の量を少しずつ減らしていく期間中に、鍼灸で自律神経の安定を図る
- 睡眠薬の効果が不十分なときの補助的なリラックス手段として使う
- 精神的な安心感を鍼灸施術の中で得ることで、薬に対する不安が減る
というような形で、西洋医学の治療をサポートし、相乗効果を引き出すことが可能です。
■ 杉本接骨鍼灸院ではこう取り組んでいます
当院では、「薬に頼らず、眠れる体を取り戻したい」という方のご相談を多数受けております。
施術の流れは以下の通りです。
- 初回カウンセリングで睡眠状況・服薬履歴を確認
- 体質や気血のバランスを東洋医学的に分析
- お一人おひとりに合わせた鍼灸施術を実施
- 必要に応じて生活習慣・呼吸法・栄養指導も併用
特に、眠りの悩みには「精神的な安心感」がとても大切です。当院の施術は痛みが少なく、リラックスして受けられると好評をいただいています。
■ 最後に:眠れる力は、あなたの中にある
マイスリーを飲むことは決して悪いことではありません。
しかし、「薬なしでも眠れるようになりたい」「朝スッキリ目覚めたい」と願うなら、鍼灸という選択肢を知っておくことは、今後の人生にとってきっとプラスになるはずです。
眠りは、健康の土台です。
あなたの自然な眠りを取り戻すお手伝いを、私たち杉本接骨鍼灸院が全力でサポートします。どうぞお気軽にご相談ください。
杉本接骨鍼灸院
〒581-0883 大阪府八尾市恩智中町1-35-1-103
TEL:072-943-6521
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