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膝・ひざが痛い

【ジャンパー膝を早く治す!】3つの治療方法と2度と痛めない予防法

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【ジャンパー膝が早く治る!】3つの治療方法とならないための予防法

「子供がバスケ中に膝が痛いと言い出して、徐々に悪化してきて心配している」

「子供がジャンパー膝と診断され、効果のある治療方法を探している」

この記事は子供のジャンパー膝を早期に改善したいお母さんのために書きました。

ジャンパー膝を早く治すために|ジャンパー膝とは?

ジャンパー膝とはバスケットボールやバレーボール、サッカーなどのようにジャンプと着地動作を繰り返し行うことで発症する膝の痛みの総称です。ジャンパー膝になってしまうと、ジャンプ動作時に膝に痛みを感じます。

ジャンプと着地を頻繁に繰り返すことで膝に負担がかかってしまい、膝の周りの筋肉や腱の損傷をしてしまうことが原因です。

ジャンパー膝は文字通り、ジャンプや着地動作、サッカーのキック動作やダッシュと切り返しなどを頻繁に繰り返しながら走る動作を必要とされるスポーツに多くみられます。これは、骨の成長が一段落する高校生以降の男子、背の高い人などの10~20歳の間の若年層によくみられます。

これは、成長期において骨の成長の方が、筋肉の成長よりも進んでしまうことで、筋肉も腱も伸ばされた状態になり、硬くなり、柔軟性が落ちて衝撃の吸収力が低下してしまうことが原因です。

ジャンパー膝を早く治すために|ジャンパー膝の痛みの部位

筋肉が付着する部分により、「膝蓋腱炎」と「大腿四頭筋腱付着部炎」というものに分けられます。膝蓋靱帯とは膝のお皿の骨(膝蓋骨)と脛骨(スネの内側の骨)をつなぐ靱帯のことを言います。
ジャンプを繰り返すことで、膝蓋靱帯の付着部に強い負荷がかかってしまいます。

膝蓋靱帯炎や大腿四頭筋付着部炎は男性に多く発生します。

もう1つ、注意しなければいけないのが、「膝蓋軟骨軟化症」です。

これも使いすぎ(オーバーワーク)が原因になりやすいです。さらに膝を内側に入れて走る(いわゆる内股走り)が原因で膝のお皿(膝蓋骨)が外側にズレて、擦れてしまい、血流が悪くなってしまいます。結果として、膝蓋骨の内側の軟骨に栄養が行きわたらなくなります。

栄養が不足すると軟骨が軟化して、亀裂が生じてしまうことがあります。
これが痛みの原因になってしまいます。

なお、鑑別診断(似たような注意すべき症状)として10歳前後の男子に多く見られる「シンディング・ラーセン・ヨハンソン病」というものがあります。

膝のお皿(膝蓋骨)の下端の炎症や骨のように硬くなる(石灰化)、部分的な剥離骨折を生じる障害のことを言います。

ジャンパー膝を早く治すための原因把握!好発部位とは?

ジャンパー膝は大きく分けて3つの痛みの部位に分類されます
①大腿四頭筋腱の膝蓋骨付着部
②膝蓋腱の膝蓋骨付着部
③膝蓋腱の脛骨粗面付着部

このうち最も多いのが②の膝蓋腱の膝蓋骨付着部の炎症です。

症状はゆっくり徐々に進行することが多く、慢性的に経過するため、治療に時間がかかり、スポーツ活動への復帰が遅れることが多いです。打撲や捻挫のように明らかな原因が不明瞭なことが多く、「いつ頃からかわからないけど、だんだん痛くなってきた」と訴えることが多いです。

初めの頃はスポーツ時や激しい動きでの痛みを訴えますが、徐々に痛みが増悪するケースが多いです。痛みがきつくなると、スポーツパフォーマンスが低下するだけでなく、日常生活においても歩行や階段昇降が困難になることもあります。

【ジャンパー膝が早く治る!】膝の上の痛みの治療方法

ジャンパー膝の原因は太ももの前面が硬くなり、伸びないことで膝に負担をかけていることが原因と考えられていました。だから、大腿四頭筋を緩めたり、ストレッチをするように指導されてきました。

しかし、最近の臨床現場では、大腿四頭筋に十分に柔軟性が確保されているにも関わらず、ジャンパー膝で来院する方も多くいらっしゃいます。

そもそも、ジャンプやダッシュ&ストップなどの切り返しの運動は、膝の屈伸だけではありません。股関節や足関節、腰部なども協調しての動きなので、膝だけでなく、原因を明確にする必要があります。特に、骨盤のゆがみ、膝の内股、ガニ股、足首の固さ、偏平足、外反母趾などが関係していることも少なくありません。

当院では、ジャンパー膝やスポーツをされてい方の痛みの原因を明確にする評価を行います。
評価から得られた原因に対して、適確な治療を施すことによって早期に痛みを取り除くことをオススメしています。

スポーツ選手やアスリートだけでなく、運動を楽しむ人で、膝の痛みが気になるのであれば、ジャンパー膝」かもしれません。

ジャンパー膝を早く治すためのリハビリとは

病院でのリハビリが主になりますが、疼痛の程度によって治療が4段階に分けられます。以下に、4段階を示します。

ジャンパー膝のリハビリの段階:その1

安静時には痛みがなく、運動後に疼痛が起きる場合には、太ももの前面のストレッチをします。運動直後の痛みがある際には、患部のアイシングを徹底にする。サポーターやテーピングなどを指示する。

ジャンパー膝のリハビリの段階:その2

安静時でも痛みが少しあり、運動で増悪する場合には、『その1』に加えてジャンプ動を休止させる。膝関節と股関節を中心に運動療法を施す。運動直後には、患部のアイシングを行う。

ジャンパー膝のリハビリの段階:その3

運動に支障をきたす場合には、1ヶ月以上の月単位での運動の休止を指導。下肢の筋力を維持、改善するためにトレーニングとストレッチを中心に行う。トレーニングの強度は疼痛の度合いをみて行う。

ジャンパー膝のリハビリの段階:その4

断裂している場合には、手術が適応となるものもある。

ジャンパー膝を早く治すために|ランニング中の膝の痛みとの違い

ランニング中に痛みが起こる膝の痛みは「ランナー膝(腸脛靭帯炎)」と言います。「ランナー膝」は太ももの外側に走行している靭帯(腸脛靭帯)が太ももの骨の出っ張り(大腿骨外側上顎)と擦れることにより炎症が起こり痛みとなってしまう状態です。

摩擦は膝を曲げ伸ばしするたびに起こります。着地時に膝があまり曲がらないスピードランナーには起きにくく、ゆっくりと走る人や足を蹴り上げて走る人に「ランナー膝」は起こりやすい。

ジャンパー膝を早く治すために炎症を予防する

ジャンパー膝を早く治すためには、予防が一番の対策です。予防には太ももの前と裏側の筋肉をストレッチします。さらに、大腿四頭筋とハムストリングのトレーニングを行い、筋力を強化することが必要となります。

特に太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)のストレッチをすることで、膝のお皿(膝蓋骨)から膝に靭帯(膝蓋靭帯)への負担を減らすことができます。大腿四頭筋の筋力がアップすることにより、最大出力でなくても必要なジャンプを発揮できるようにすることが必要です。

運動前のウォーミングアップとクールダウンでストレッチやマッサージも有効です。特に痛みがある場合には、運動直後にはアイシングも忘れずに行いたいところです。できるだけならないようすることが一番の予防です。軽い症状でも油断せずに、入念にストレッチを行うようにしましょう。痛みが悪化すれば、スポーツ活動を休止するだけでなく、日常生活に支障をきたし手術の適応となってしまうこともあります。

ジャンパー膝を早く治すためにテーピングやサポーターも

膝の痛みを少しでも感じたら、テーピングやサポーターを悪化しないよう予防策として行うこともお勧めします。

テーピングの巻き方はこちらを参考になさってください。

引用 バトルウィンHP

テーピング巻き方:膝(ひざ)を内側に曲げると痛い時(動きやすさ優先編)

サポーターについてはかかりつけの医師にご相談ください。

【ジャンパー膝が早く治る!】治療方法とは?

早く治すためにはジャンパー膝は我慢しない!

なんとなく痛みを感じるようになっているにも関わらず、放置して、徐々に痛みがましている、全く引かないなどということを、練習後に感じるようであれば速やかにご来院ください。当院ではジャンパー膝の症状に対して、効果ある治療法を確立しています。

スポーツ障害に特化した施術では、ほとんどのジャンパー膝が5回までにの痛みは改善しています。

ただし、極端に重症の例はもう少し時間をいただくケースもあります。腰部、骨盤、股関節、膝関節、足関節など全身に原因を探り、矯正、補正をします。ジャンパー膝は基本的には使いすぎが原因であることが多いので、重症の場合、治療中は部活動や練習を休んで頂くこともあります。

【ジャンパー膝が早く治る!】ジャンパー膝かな?と疑う時の注意

患者様で「練習は休めないけど、膝の痛みを治して下さい」という患者さんが非常に多いです。原則として治療期間中は運動禁止、もしくは痛みが出ない運動に制限してもらっています。

膝を治す最善・最短の方法をお探しであれば「運動中止」です。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。