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【栄養素のチカラ】お酒がダイエットによくない本当の理由

投稿日:2019年10月25日 更新日:

ダイエット中にはお酒は禁止!

そんなことを言われて、ダイエットを断念した人も多いはず。

でも、なんでお酒がダイエットに悪いのか?と言われると・・・「なんで?」となりませんか?

糖質の含有が少ない、ウィスキーや焼酎ならよくて、日本酒やビールは悪いなんてことも言われます。この記事では、アルコールとダイエットの関係を明らかにして、あなたのダイエットの成功を後押しします!

ダイエット中にお酒がよくない理由とは?

お酒が太る理由

  • お酒をたくさん飲むと、アルコールを分解するための酵素が働く。
  • 酵素が作り出す物質(NADHなど)は、エネルギーをたくさん持っている。
  • 体がエネルギーが十分だと判断してしまい、脂肪を蓄えるスイッチが入ってしまう。
  • さらに、炭水化物などを一緒に摂取するとインスリンが分泌され、さらに脂肪がたまりやすくなる。

アルコールの代謝を知っておく


(図1)肝細胞におけるアルコール代謝経路

アルコールの主成分はエタノールという物質です。アルコールを飲むとエタノールは肝臓で酸化されて酢酸(図1)に変わります。

そして酢酸は血中に入り、主に筋肉でTCA サイクルに入り込みATPの材料となって最終的に酸化炭素と水になり完全に分解します。

筋肉が多い人は酢酸の処理能力が高いのでアルコールの分解に有利に働きます。筋肉質な人がお酒に強い傾向にあるはずです。しかし、みんながみんなそうではありません。

この差はどこからくるのでしょ?

アルコールで太りやすくなる理由とは

図1の通り、アルコール脱水素酵素やアルデヒド脱水素酵素が働くと大量のNADH2やNADPHが発生してしまいます。これらは大量のエネルギーを蓄えていて、体は十分にエネルギーがあると判断してしまいます。

すると、脂肪を合成する酵素が活性化します。

つまり、脂肪が体につきやすくなってしまいます。

しこたま飲みながら、糖質量が増えたり、シメのお茶漬けやラーメンなどを食べると血糖値が上がり、インスリンが分泌され、脂肪合成酵素を活性させてしまいます。

『体感的に飲んだ後のラーメンはダメ。』というのは、当たっていて、脂肪合成を加速させてしまいます。

「おまけ」お酒の強さと酵素の関係

お酒の強さの差の原因の一つとして、エタノールが酢酸になるまでにあります。

エタノールはまずアセトアルデヒド(図)になり、それから酢酸になります。アセトアルデヒドは毒性が高い物質です。
お酒を飲むと、弱い人なんてすぐに顔が赤くなりますよね。ひどい時は、頭が痛くなったり、吐いたりします。
これらはアセトアルデヒドの作用。

エタノールがアセトアルデヒドに分解される際には、アルコール脱水素酵素(ADH)が必要で、さらにアセトアルデヒドは、アルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって分解されます。
これらの酵素が少ない人が、お酒に弱いということになります。

酵素を増やせばお酒が強くなる?

ADH、ALDHの2つの酵素は、どちらもNADを材料として作られます。
NADはナイアシンから作られ、アセトアルデヒドを分解する際の補酵素として働きます。

なので、ナイアシン(ビタミンB3)を十分に摂取すると、アルコール、アセトアルデヒドの分解を助けることができます。

飲み会などが続くなら、ナイアシンの摂取を考えてみては?🙂

またアルコール脱水素酵素は肝臓と胃にも存在しますので、胃の調子が悪い時には、酵素の働きも悪くなりますので、飲酒を控える方がいいですね。

まとめ

お酒をたくさん飲むと、アルコールを分解するための酵素が働く。

酵素が作り出す物質(NADHなど)は、エネルギーをたくさん持っている。

体がエネルギーが十分だと判断してしまい、脂肪を蓄えるスイッチが入ってしまう。

さらに、炭水化物などを一緒に摂取するとインスリンが分泌され、さらに脂肪がたまりやすくなる。

お酒の量も、お酒の種類も、一緒に食べる食事の内容も考えて、楽しく飲みましょう🙂

  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。

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