生クリームとホイップの違いは？？どうでもいいんですけど、健康にシビアな人は結構、気にしてます。
え？同じじゃないの？何が違うの？と驚かれるかもしれません。スーパーなどでも、大抵、横に並べて売られていますよね。(^｡^)v意外と生クリームとホイップの違いを知らない方が多いかと思います。値段で見ても、生クリームの方がおよそ2、3倍高額です。
実は大きな違いがあり、生クリームは動物性の油脂、ホイップは植物性の油脂から作られています。
ではこの動物性の油脂と植物性の油脂の違いとは何なんでしょうか？この記事では、生クリームとホイップの違いを説明しながら、タカナシの生クリームの糖質制限的使い方ご紹介していきたいと思います。
生クリームとホイップクリームの違いを買って糖質制限ダイエット成功していただければと思います。
実は表示から違っている
クリームには実は定義があります。
「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令（乳等省令）」において、「クリームとは、生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの」とあります。
その脂肪分は18％以上と定められています。つまり、クリームとは生乳を分離して脂肪分が多い部分を取り出したもので、一般的に『生クリーム』とも呼ばれています。上記の「クリーム」以外の製品は、乳等省令上該当する区分がありません。そのため、「乳又は乳製品を主要原料とする食品（乳等を主要原料とする食品）」と呼ばれます。
店頭には、乳脂肪だけでなく用途にあわせて、植物性脂肪を原料としたタイプも多くあります。脂肪の種類や添加物の有無によって分類されていますので、パッケージの「種類別/名称」の表示を確認して購入しましょう。
ホイップ や「植物性クリーム」という名前の商品を、「生クリーム」の横に陳列されているのをスーパーなどでも見かけると思います。
こちらの商品は乳脂肪分に植物性の油脂や乳化剤などの添加物を加えたものを言います。ホイップクリームとは 英語の「 whipped cream」が和製英語になったものです。ホイップクリームになってしまうと見た目は同じなので、その原料が生クリームか植物性クリームかは成分表を確かめてみないとわからないです。
純粋に「クリーム」と呼べるものは、生乳から乳脂肪以外のものを取り除いたもので、かつ18％以上の濃度があるものです！
ホイップ、植物性クリームは危険？
ホイップや植物性クリームにはトランス脂肪酸が含まれています。トランス脂肪酸とは植物油を水素を添加して加工する際にできる人工的な副産物です。
健康への悪影響が報告されています。悪玉コレステロールの増加、動脈硬化、心筋梗塞、がん、認知症、不妊やアレルギーなどのリスクがあるとされています。
トランス脂肪酸に関してはアメリカやヨーロッパではすでに規制される対象になっていますが、何も規制がありません。普通の食事ではトランス脂肪酸の過剰摂取の可能性が低いということで何も規制がありませんが、人によって食べているものが違うので注意が必要であると思います。
ちなみにトランス脂肪酸を多く含む食品としてマーガリン、クッキーなどに使われるショートニング、コーヒーに入れるフレッシュ、インスタント食品などが挙げられます。
こういったものを多く摂取する形は成分表示を確認するようにお勧めします。商品をよくみてもらいたいのですが、「35」とか「42」の数字が見ることができます。これは商品に含まれる乳脂肪分の割合です。それ以外は乳化剤などが入っています。
用途や仕上がりに違いがありますので、それぞれの特徴を把握して購入してください。
生クリームの糖質制限的使い方
生クリームの糖質量は、100g あたり動物性でも植物性でも約3g程度です。カロリーで400キロカロリーです。スーパーで動物性の生クリームを購入して、コーヒー家紅茶などに入れて摂取するのは全く問題ないと言えます。だからブラックコーヒーが苦手だという方もクリームを少し多めに入れて飲んでも糖質制限的には問題ありません。
スイーツが食べたいという時でも、少し面倒ではあるものの自分で泡立てて、ラカントを使ってホイップクリームを作るのもありだと思います。
正しい市販のホイップクリームには砂糖がたくさん使われているのでくれぐれも注意して下さい。
ホイップクリームがいいというわけではなく生クリームには糖質量が少ないということです。 料理でも何かコクを出したい時にも使えますので工夫してみてください。我が家では、できるだけ糖質の摂取量を低くするために、家族の誕生日のケーキも自作します。
スポンジはスーパーで売っているものを利用します。その点、糖質量は増えてしまいますが、ホイップクリームをラカント S を使って作るので、ケーキ屋さんで買うものよりも糖質量は幾分か下げることができます。
ラカントSについてはこちらも参考になさってください。https://nutrition-for-kids.blogs.co.jp/rakantosdiet/
一度ラカント S を入れるのを忘れて作ったことがありますが、十分に味わうことができました。今度からは甘味料も入れずに作ると思います。動物性クリームには牛乳の風味が味わえますので、それで十分かと思います。植物性のクリームには牛乳の風味はありませんので、甘みをつける必要があるかもしれません。
牛乳の糖質は？
生クリームと比較されるものが、牛乳だと思います。コップ1杯の牛乳（200ml）に含まれる糖質は約10グラムになります。乳糖と呼ばれるもので、砂糖よりは脂肪に変わりにくくはありますが、摂りすぎはよくありません。
なので、コーヒーなどに牛乳を加えている人は生クリームに替えることによって糖質量を抑えることができます。
生クリームを使った糖質制限のメニューは結構あります、以下にご紹介しますね！
糖質制限ホイップクリーム作り方
用意するもの：生クリーム、ラカントS、攪拌器（かくはんき）
普通の砂糖を使わずに、ラカントSを使うことによって、通常のホイップクリームより、かなり糖質が抑えることができます。コーヒーに入れて、ウィンナーコーヒーにしたり、ケーキを手作りするならぜひ、ラカントホイップを。
ケーキを作る際にも、土台におから粉やふすま粉を使えば、80％程度糖質を抑えることができますので、ラカントホイップと合わせれば、かなりの糖質オフケーキが出来上がります。
上に飾る、フルーツなども適量にしておけばさらに良いですね。
糖質制限中に生クリームでグラタンを作るには？
糖質制限中でも、グラタンの種類を選べば問題なく食べることができます。
グラタン1皿300グラムあたりの糖質量を以下にあげます。
マカロニグラタン 38g
シーフードグラタン 15g
豆腐グラタン 14g
チキングラタン 15g
マカロニグラタン以外にはマカロニは使っていません。ホワイトソースだけの糖質量だと15g程度になります。あとは加える具材次第です。同じように、ホワイトソースの料理では、ドリアは白米を使いますので、避けたほうがいいですね。
マカロニは小麦粉から作られていますので、糖質量が高くなってしまいます。特に、寒い時期の熱々のホワイトソースからの誘いは断れませんので、具材を考えて作ってみましょう。
調理方法はクックパッドなどを参考になさってください。
クリームチーズと生クリームで糖質オフのチーズケーキも
クリームチーズも糖質が低いですので、生クリームと組み合わせでチーズケーキも作れまっすよね。
クリームチーズなどチーズの種類別の糖質量がわかる記事はこちら！
糖質制限にはチーズが最適！「コンビニダイエット」チーズランキング
コンビニ3社のチーズケーキの実食比較レビューの記事はこちら！
まとめ
糖質制限的には生クリームはありです。スーパーに行くと、タカナシの生クリームが必ず置いてあります。
お値段は300円前後。
その横に大抵置いてあるのが、明治の「北海道十勝フレッシュ」。
北海道十勝フレッシュ
も
しかし動物性の生クリームを選ぶ方が良いと思います。それは前述したように植物性のクリームにはトランス脂肪酸が含まれているものがあります。体内に入れるものなので危険性のあるものはできるだけ避けた方が良いと思います。
朝食代わりにコーヒーにたっぷりの動物性の生クリームを入れて飲んでおくだけで、お昼までは十分に保ちます。 乳脂肪分なのでエネルギーも十分にとれますので、糖質制限ダイエットには定番です。
お試しください。
