ダイエットをイベントにしない!
英語の「diet」の語源は、「生活様式」を意味するギリシャ語「diata」だと言われています。
食事改善、適度な運動、睡眠の質を高めることです。
ダイエット=「体重を減らすこと」ではありません。
一時期だけ食事量を減らしたり、急にハードな運動を始めるというイベント的な減量はダイエットの本質とは異なります。
筋肉が落ちてるだけかも
食事量を減らしてしまうダイエットは、筋肉も落ちてしまいます。
筋肉が落ちると、代謝も落ちてしまいますので、体重が減っても痩せにくく、太りやすい身体を作ってしまいます。
筋肉を増やしながら、脂肪を燃焼させるための食事と運動が必要です。
ダイエットをイベントにしないために
ダイエットをイベントにしないための5つの心構えがあります。
5つの心構え
1、短期だけの極端な食事制限をしない
2、体重だけにフォーカスしない
3、結果を焦らない
4、食事内容や筋トレなどの目標を立てる
5、体調やメンタルの変化に気づく
1、短期だけの極端な食事制限をしない
「3日間は何もたべない」「この1ヶ月は野菜のみ!」などの極端な食事制限をやってしまいがちです。むちゃな食事制限は続かないだけでなく筋肉を落とす大きな原因になってしまいます。
思うように体重が減らないとストレスの元になってしまい、食欲が抑えられずに爆食いの原因にもなってしまいます。
ダイエット成功のためには、「食事制限」、というより「食事の内容の改善」と捉えましょう。
2、体重だけにフォーカスしない
ダイエットを決めるときには、「あの人のようになりたい!」「あの頃の体型に戻りたい!」がほとんどだと思います。
どちらかというと体重でなく、体型のはず。
体重を減らせば、憧れの体型が手に入るという考えは間違いです。筋肉を増やして脂肪を減らすことで理想の体型に近づくことができます。
3、結果を焦らない
あんなに運動頑張ったのに、体重が全然減らない!
こんなに食べてないのに全然お腹周りの贅肉が減らない!
何か努力した結果をすぐに求めていませんか?
あなたの脂肪は時間をかけて増えています。減らすためにも時間が必要です。
今日1日頑張ったくらいではそう簡単には減らせません。
最低2週間単位で、食事や運動を改善してはじめて変化が現れます。
体に変化が現れるには、時間がかかることを理解しておけば、すぐに痩せなくてもストレスにはならないはずです。
4、食事内容や筋トレなどの目標を立てる
体重計の数値だけに焦点を当てていると、停滞したときに諦めてしまいがち。
全然痩せない!私は何やってもどうせ痩せない!
どうせなら食べちゃえ!!
なんて思ってしまってダイエット失敗。
数字が小さくなることも大事ですが、行動の目標を作っておくこと。
朝昼晩のご飯の内容を適切に決めておいて、その通りに生活する。
週に3日は運動をする。
など、行動を目標に掲げておいてそ、それを達成できれば、何かの形で自分自身にご褒美をあげてもOK。
5、体調やメンタルの変化に気づく
体重だけで判断するとダイエットは成功しづらいもの。
ただしくダイエットを行うと、生理痛、頭痛、肩こりなどの体調も改善しますし、朝起きた際の気分もスッキリします。
それだけでなく、沈みがちな気持ちや、やる気もアップします。そういった体重の数字だけでなく、他の改善点にも目を向ければ継続しやすくなります。
まとめ
ダイエットを“イベント化”している間は、リバウンドを繰り返すだけで、痩せにくい体を作っているようなもの。
いつまでたっても理想の体型にはなれません。
ダイエットを根本的に理解して、毎日の積み重ねを習慣化することで成功しやすくなります。