女性の冷えと子宮・膣の冷えとの関係と改善のヒント
体の芯から温めるという言葉がありますが、女性の場合、体の中心にあたるのは「子宮」。
体の構造的にも、機能的にも、女子であれば子宮を冷やさず、温めることにも意識を向けないないといけません。
子宮は「血の海」といわれるほど、そもそも血流が豊富な臓器。
健康状態がよく、体温が37℃前後で保たれていると、全身の細胞へ栄養が行き渡り、細胞から活性化し代謝のアップ、元気が湧き出て、病気の予防などができます。
子宮が冷えやすい原因
女性は初潮が始まり、毎月の月経で大量に血液を失うことにより、全身の血液量が減ってしまいます。
子宮自体へも血流がへってしまいます。
このことが子宮が冷えやすい原因の一つとして考えられます。
他にも、子宮は骨盤内で胃や腸に囲まれていますので、これらの臓器が冷えることで子宮も冷えてしまいます。
冷たいものを食べたり飲んだりすると、胃腸の温度も1〜2℃程度低下します。
普段から冷たいものが好んで摂取している女性はさらに注意が必要です。
胃腸を冷やす⇄子宮を冷やす 負のスパイラル
月経で排泄された血液を作るのは、胃腸の働きがあってこそですので、胃腸が冷えてその機能が低下するとさらなる冷えの悪化を招いてしまいます。
その冷えが全身の血流を低下させ、子宮への血流も低下し、冷えが進んでしまうという負のスパイラルへ陥ってしまいます。
血液は全身を巡ることを理解する
血液は動脈で、心臓からでて、四肢へ向かい全身の細胞へ栄養や酸素を供給します。
同時に、静脈を通って、老廃物や二酸化炭素を心臓へ向けて運びます。
その際、手先や足先が冷えていると血液も冷えてしまいますので、せっかく子宮や胃腸を温めても冷えた血液が返ってくることで、また冷えてしまいます。
歳のせいではなく、負の積み重ねが原因
加齢とともに衰えていくことは否定しません。
しかし、冷えや不調が強くなると、年齢のせいにしがちですが、そうではなく負の行動の長年の積み重ねが原因。
体質だから・・・
年齢だから・・・
と諦めることで、負の積み重ねを続けてしまっています。
不調や違和感を感じたら、じっくりと自身の体を見直して原因を突き止めましょう。
医師や薬に任せきりにならない
生理痛を抑えるために鎮痛剤を飲んだり、婦人科疾患や不妊治療で生理周期のコントロールの薬を飲むことは対症療法としては選択肢にあるべきです。
しかし、そういった処置が、根本的な治療になっていないことを理解しておくことも重要です。
本来、冷えも生理痛もない状態が適切なので、根本的な原因を解決できるようにしましょう。
子宮や膣の状態も、心身の状態も一人一人違っていますので、病院での検査数値ばかりに囚われすぎずに、前述したように、自身の体を見直すことが第一歩になります。
子宮や膣の冷えを改善するための方法
子宮や膣の冷えを予防、改善するためには以下のような方法があります。
生理の状態を知っておく
セクシーな下着よりボクサーパンツ
おまたカイロ
ストレッチやトレーニング
これらについて詳しくはこちらのブログにて。
子宮や膣の冷えを予防・改善する方法6選
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