ビフィズス菌(ビフィドバクテリウム)とは?
属: Bifidobacterium
乳酸菌と同じく、糖を分解して乳酸を出し、腸内を酸性に保つことにより、悪玉菌の増殖を抑えるといわれています。
乳酸菌との違いは、強い殺菌力を持つ酢酸やビタミンB群、葉酸を作り出します。
ビフィズス菌は乳酸菌の100倍以上多く腸内にすんでおり、腸内細菌の約10%(成人の場合)を占める重要な菌です。
人間の腸内には約10種のビフィズス菌がいると言われています
ビフィズス菌の働きとは?
腸内で悪玉菌が抑制され腸内環境が改善し、有害菌が生成する腸内腐敗産物(アンモニア、インドールなど)が抑制され、結果として排便状態が改善します。
腸内フローラが改善することで、ウイルスや細菌の感染から守る力が向上すると考えられ、さらに、アレルギー症状の緩和などが期待されています。
増やすには?
食物繊維を積極的に摂取しましょう。
アスパラガス、たまねぎ、ごぼうなどの野菜やりんご、バナナなどの果物が良いです。
味噌や漬け物などの発酵食品やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品や食物繊維もお勧めです。