乳酸菌とは?
乳酸菌とは、オリゴ糖などの糖を利用して、乳酸をはじめとする酸をつくりだす微生物の総称です。その数は、現時点で250種類以上に及びます。
乳酸によって腸内を酸性に保つことができ、悪玉菌の増殖を抑えられます。
乳酸菌を増やすためには、オリゴ糖、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラル(マンガン、マグネシウム、 鉄など)が必要です。
ヨーグルト、乳酸菌飲料、漬け物など食品の発酵に存在しています。
増やすために
ビタミンB1、B2、B3、B5(パントテン酸)が不足している、乳酸菌も増えません。
ビフィズス菌も善玉菌の一つですが、糖を分解して乳酸のほかに酢酸も作り出す微生物で、乳酸菌とは種類が異なります。
食材
味噌や醤油、お酢、ぬか漬け、キムチ、納豆、チーズなどの発酵食品には、乳酸菌が豊富に含まれています。
種類
代表的な乳酸菌にはラクトバチルス、エンテロコッカス、スプレプトコッカス、スタフィロコッカスなどがあります。
属: Lactobacillus、Enterococcus、Streptococcus、Staphylococcus