エクオール産生菌です。
エクオール産生菌
善玉菌
ラクトコッカス20-92
科:Streptococcaceae 属:Lactococcus 種:garvieae
ラクトコッカス20-92という乳酸菌です。
エクオール産生菌です。
更年期障害の症状にも関連する菌です。
大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が、腸内細菌の作用によってエクオールに変換されます。
エクオールを作るには、大豆イソフラボンを腸内細菌によっていかに変換させるかによります。
エクオールをつくる「ラクトコッカス20-92」
「ラクトコッカス20-92」はエクオール産生菌とも呼ばれ 、大豆に含まれるダイゼインをエクオールに変換してくれます。
腸内にこのエクオール産生菌がいない人は、ダイゼインは エクオールに変換されずに排出されます。
年齢が下がるにつれてエクオール産生菌が腸内にいる確率が下がることがわかりました。
中高年女性は約5割、若年女性は約2割程度という研究報告もあります。
この結果は、食生活の変化が一因としてあげられます。
エクオールとは?
エクオールは女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」とよく似た働きをする成分です。
エクオールの働きは以下の通り
- 女性ホルモンに似た働きをする「エストロゲン様作用」
- エストロゲンが過剰な時にその作用を抑える「抗エストロゲン作用」
- 男性ホルモン アンドロゲンの働きを抑える「抗アンドロゲン作用」
- 体をさびさせない「抗酸化作用」など
特に細胞のエストロゲンのレセプターに反応することで、エストロゲンに似た働きをすることがわかっています。