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栄養

健康を考慮した「お通じ」の知識

下痢と軟便の違いを理解しましょう。

健康増進の一環として「便が柔らかくなった」と感じる方も多いようです。

実は、これは「良い兆候」です。しかし、これを「下痢になった」と勘違いしてしまう方がいるのは気になる点です。

下痢は、病原体が胃腸に侵入したときに、体が急速に排出しようとする反応です。

そのため、病原体が完全に排出されるまで、下痢の症状は継続します。

このような下痢は非常に強く、肛門が赤く腫れることも。食べ過ぎやストレスによるものは、大体1〜2回で治まります。

それとは異なり、「便が柔らかい」ことは軟便の状態で、これは腸の状態が良好である証拠です。

下痢が「病原体の影響」によるもの

下痢が「病原体の影響」によるものであるのに対して、軟便は腸内の善玉菌が活発に増えた結果と考えられます。

大切なのは、出した後にスッキリとした感じがあれば、それは「正常」と判断できます。

一日に3回トイレに行っても、毎回スッキリとしていれば「軟便」であり、「順調」と言えます。

大便の内容の大部分は腸内細菌や腸の古い細胞、そして食物残渣で成り立っています。腸内細菌が増えると、大便の量も増える傾向にあります。

したがって、下痢と軟便の違いを正しく理解することが大切です。では、なぜEM飲料を摂取して軟便になるのでしょうか。これには明確な答えはありません。

しかし、結果を見る限り、腸内細菌叢が何らかの変化を受け、善玉菌が活発に増えたと推測できます。現代の研究では、私たちの体には多種多様な細菌が存在しているとされ、その数は驚異的です。

腸の健康と良好な腸内環境

腸内細菌の活動をチェックする方法は、大便の状態を確認することです。良い状態の大便は、色が明るい茶色で柔らかく、不快な臭いはしません。

最高の状態では、発酵臭のような甘い香りがします。発酵ガスが豊富な大便は水に浮くことがあります。

沈むこともありますが、その際でも小さな破片が一部浮かんでいれば正常です。不健康な大便は、便秘気味で、色が暗く、固形がぽろぽろとしています。

腸内細菌との共生

私たちは腸内細菌と深い関係にあり、彼らから多くの恩恵を受けています。

しかし、現在人類が知っている菌の種類は非常に限られています。それでも、私たちの体内に存在するこれらの細菌が私たちをサポートしてくれることは、感謝すべきことです。

健康を守る腸内細菌

軽々しく抗生物質を使用すると、腸内の良い細菌も殺されてしまうことがあります。

そのため、感染症の予防や治療には、適切な指示のもとでの使用が必要です。また、良好な腸内環境を保つための生活習慣や食事も大切です。

特に、食物繊維を多く含む食品を摂取することで、腸内環境を良好に保つことができます。

まとめ

腸内環境の健康は、全体の健康を支える重要な要素と言えます。

日常の食生活やライフスタイルに気を付け、腸の状態を常にチェックすることで、より健康な日々を過ごすことができるでしょう。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。