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栄養

「歳のせい」を解消し、衰えない肉体をつくる方法

「歳のせい」は筋トレで解決する

年齢が上がると筋肉量や筋力が自然と低下し、これが老化の一因とされています。

しかし、定期的な筋トレは筋肉量の減少を抑え、筋力の維持や向上に寄与します。

研究によると、高齢者でも筋トレを行うことで、若い時期と同様の筋肉のハイパートロフィー(肥大)が見られることが確認されています。

また、筋トレは骨密度の向上、関節の柔軟性の保持、バランス感覚の改善にも効果的で、これらは転倒防止や日常生活の質の向上に直結します。

このように筋トレは年齢に関わらず、体力維持・向上に不可欠な要素であることが科学的に証明されています。

筋トレ高齢者が増えている理由

近年、高齢者の間で筋トレが流行している背景には、健康寿命の延伸と生活の質(QOL)の向上への関心の高まりがあります。

高齢化社会が進む中、自立した生活を長く続けるためには、身体的機能の維持が不可欠です。

筋トレによる筋力の向上は、日常生活での動作が容易になるだけでなく、慢性的な疾患の予防や管理にも寄与するという研究結果が多数報告されています

。また、社会的な認識の変化も影響しており、筋トレが高齢者にも実行可能であるという認識が広まっています。

さらに、インターネットやSNSを通じて、高齢者でも筋トレを楽しむコミュニティが形成され、情報交換や支援が容易になったことも、この傾向を後押ししています。

ダイエットの成功後もトレーニングが必要

ダイエット成功後もトレーニングを続ける理由は、体重の管理だけではなく、全体的な健康状態の向上にあります。

体重減少は一時的な目標である一方、筋トレによる筋肉の維持・増強は、基礎代謝率の向上、血糖値の安定、心血管系の健康維持など、広範な健康効果をもたらします。

特にダイエットによる減量は筋肉量の減少を伴うことがあるため、筋トレを継続することで、健康的な体組成を維持することができます。

また、運動習慣はストレスの軽減、睡眠の質の改善、精神的なウェルビーイングの向上にも寄与し、これらはダイエット中だけでなく、その後の健康維持にも重要な要素です。

続けるコツ?!SNSで承認欲求を満たす

SNSの普及は、特に若者の間での筋トレや健康志向の高まりに大きな影響を与えています。

SNS上でのフィットネス関連のコンテンツは多岐にわたり、トレーニング方法、栄養情報、モチベーション維持のためのコミュニティなどが提供されています。

若者はこれらの情報を通じて、トレーニングの知識を深めるとともに、自分の体の変化を記録し、共有することで、外部からの承認や励ましを受けることができます。

この「見てもらいたい」という欲求は、トレーニングの継続や健康への意識向上に強い動機づけをもたらし、結果として健康行動の促進に寄与しています。

SNSは、ただの情報共有ツールではなく、若者の健康行動に対するモチベーションを高める重要なプラットフォームとして機能しています。

5. 積極的に取り組むことでモチベーションを持続

自発的な運動は持続性に大きな影響を与えます。

スポーツ心理学において、内発的動機付けは行動の持続に重要であるとされています。

内発的動機付けとは、個人の内面から生じる興味や楽しみに基づくものです。

自分が好きな運動や、自分の目標に合ったトレーニングを選ぶことで、運動習慣を長続きさせることが可能になります。

科学的研究によれば、自発的な運動はストレスの軽減、心の健康の向上にもつながり、これがさらに運動を続ける動機となります。一方で、外発的動機付け、例えば見栄や義務感からの運動は長期的なモチベーションの維持が難しいとされています。

したがって、自分に合った運動を見つけ、楽しみながら続けることが、健康維持への鍵となります。

6. 【行動体力】と【防衛体力】を理解する

健康維持には「行動体力」と「防衛体力」の二つの側面が重要です。「行動体力」は日常生活やスポーツなど、積極的な活動を行うための体力を指します。

筋トレや有酸素運動により、筋力、持久力、柔軟性などが向上し、日常生活での活動が容易になります。

一方「防衛体力」は、病気や老化への抵抗力を意味します。運動は免疫機能の向上や、慢性疾患へのリスク低減に寄与することが多くの研究で明らかにされています。

例えば、定期的な筋トレは骨密度の向上や、2型糖尿病のリスク低減に役立ちます。したがって、これら両方の体力をバランス良く養うことが、全体的な健康の維持には不可欠です。

7. 健康維持には「筋トレ」と「栄養管理」が最強

筋トレと栄養管理は健康維持において最も強力な組み合わせです。

筋トレは筋力の向上、基礎代謝のアップ、体形の改善など多くの利点をもたらします。一方、適切な栄養摂取は筋肉の成長や修復を助け、エネルギーの供給という点で重要です。

例えば、タンパク質は筋肉の主要な構成要素であり、トレーニング後のタンパク質摂取は筋肉の回復と成長に必須です。また、ビタミンやミネラルは体の機能を正常に保つために必要です。

適切な栄養がなければ、筋トレによる効果は十分に発揮されません。したがって、これら二つを組み合わせることで、より効果的な健康維持が可能になります。

8. 週1回のトレーニングで筋力が維持できる

筋肉を維持するためには、週に1回のトレーニングでも十分という研究結果があります。

特に年齢を重ねた人々においては、過度なトレーニングは怪我のリスクを高める可能性があるため、週1回の適度なトレーニングが推奨されることがあります。筋肉の合成はトレーニング後数日間続き、特に初心者や中級者の場合、この期間は十分に筋肉の回復と成長に寄与します。

しかし、進行度や目的によって最適なトレーニング頻度は異なります。

例えば、筋力の大幅な向上や競技レベルのパフォーマンス向上を目指す場合、より頻繁なトレーニングが必要です。

しかし、健康維持や基本的な筋力の維持を目的とする場合、週1回のトレーニングが効果的な場合もあります。

週1回でも足腰の筋肉を維持できるトレーニング 5選

週に1回でも高齢者が足腰の筋肉を維持できるトレーニングは、効果的でありながら安全性に配慮したものでなければなりません。以下に5つのトレーニング方法を紹介します。

スクワット

方法:背筋をまっすぐに保ち、足を肩幅に開きます。椅子の上に座るようにゆっくりと腰を下ろし、その後、元の立ち位置に戻ります。

効果:太もも、臀部、膝周りの筋肉を強化します。

レッグカール

方法:椅子に座り、足を伸ばした後、膝を曲げてかかとをお尻に近づけます。これを交互に行います。

効果:ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)を鍛えます。

カーフレイズ

方法:椅子につかまりながら、つま先立ちを行います。かかとをゆっくり上げて、再び下ろします。

効果:ふくらはぎの筋肉を強化し、バランス感覚を改善します。

椅子を使ったレッグエクステンション

方法:椅子に座り、一方の足を伸ばして持ち上げ、数秒キープしてから下ろします。交互に行います。

効果:大腿四頭筋(太ももの前側)を鍛え、膝の安定性を向上させます。

サイドレッグリフト

方法:椅子につかまり、片足を横にゆっくりと持ち上げ、下ろします。各足で交互に行います。

効果:腰周りと太ももの外側の筋肉を鍛え、体の側面の安定性を高めます。

これらのエクササイズは、高齢者でも比較的低リスクで行えますが、それぞれの体調や健康状態に合わせて負荷の調整が必要です。

特に関節に問題がある場合は、当院にて相談の乗らせていただきます。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。