「今は忙しいし、気分が乗らないから、やる気が出てから始めよう」
「気持ちが整ってからダイエットを始めたい」
このように“やる気が出てから”と考えてしまう人は多いものです。
しかし、この考え方こそが、ダイエットをいつまでもスタートできない最大の理由です。
やる気は行動の“結果”であって“きっかけ”ではない
心理学の研究でも、やる気は待っているだけではやってきません。
やる気は「行動する → 成果や達成感を感じる → モチベーションが上がる」という流れで生まれます。
つまり、やる気は行動の結果であって、スタートの条件ではないのです。
「やる気が出たらやる」という順番は逆で、「やるとやる気が出る」が本当のメカニズム。
この事実を知っているだけで、“やる気待ち”から抜け出せます。
“やる気待ち”が危険な理由
やる気は天気や体調、周囲の状況など外部要因に左右されます。
もし「やる気がある日」を待っていたら、その日が来ないまま何年も過ぎる可能性があります。
さらに、「始められなかった理由」を環境やタイミングのせいにするクセがつくと、ますます行動のハードルが高くなります。
小さく始めればやる気は自然に育つ
大きな行動をしようとすると、気持ちの準備が必要に感じてしまいます。
しかし、小さな行動から始めると心理的負担が軽く、やる気の芽が育ちやすくなります。
- とりあえず運動着に着替える
- 水を1杯飲む
- 腹筋を1回だけする
- 食事を写真に撮る
こうした“小さな行動”でも、「やった」という達成感が脳に刺激を与え、もっとやりたいという気持ちが生まれます。
完璧なタイミングは存在しない
多くの人が「落ち着いたら始めよう」「忙しい時期が終わったらやろう」と考えますが、人生に“完全に余裕のある時期”はほとんど訪れません。
むしろ、年齢を重ねるほど代謝は落ち、痩せにくくなります。
だからこそ、**ベストなタイミングは常に“今”**なのです。
気持ちより仕組みを優先する
やる気がない日でも行動できる仕組みを作ることで、「気分が乗らないからやらない」を防げます。
- 毎日同じ時間に体重を測る
- 歯磨き後にスクワットを5回する
- 予定表に運動時間を先に書き込む
こうした仕組みを作れば、やる気がなくても自動的に行動できます。
“やる気頼り”のダイエットから、“仕組み頼り”のダイエットへ変えることが成功の近道です。
当院なら、この言い訳を消すサポートができます
杉本接骨鍼灸院では、「やる気が出てから始める」という先延ばし癖をなくすための、即行動できる環境づくりをお手伝いします。
- あなたの生活に合わせた“小さく始められる”運動プラン
- 行動が自動化される仕組み作り
- 継続の壁を突破するメンタルサポート
やる気を待つのではなく、やる気を生み出す行動を一緒に作りましょう。
未来の自分を変えるのは、思い立ったその瞬間です。