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10月半ばになると、朝の空気が一気に冷え込みます。 「布団から出られない」「体が重い」「朝から肩こりや頭がボーッとする」… そんな不調は、単なる寒さだけでなく血流の停滞と自律神経の乱れが原因かもしれません。 ここでは鍼灸師の視点から、朝の目覚めをサポートする東洋医学的ツボをご紹介します。
なぜ朝の冷えで体が動かないのか
夜の睡眠中は代謝と血流がゆるみ、体温が低下します。 寒い朝はそのまま血流が戻りにくく、自律神経が「休息モード(副交感神経)」のままになりがち。 その結果、筋肉はこわばり、体を起こすスイッチが入りにくくなるのです。
体を起こす3つのツボ
1. 百会(ひゃくえ)
場所:頭のてっぺん、左右の耳を結ぶ線と眉間の延長線が交わるところ。
効果:脳の血流を促し、自律神経をリセット。朝のだるさや頭の重さにおすすめ。
押し方:両手の指先で3秒押して3秒休むを3〜5回。
2. 合谷(ごうこく)
場所:手の甲、人差し指と親指の骨が交わるくぼみ。
効果:血流を改善し、首肩のこわばりを和らげます。頭痛や冷えの初期症状にも。
押し方:反対の親指で円を描くように30秒。
3. 足三里(あしさんり)
場所:膝のお皿の外側から指4本下。すねの外側。
効果:胃腸の働きを整え、全身のエネルギー循環をアップ。
押し方:親指で心地よく痛い程度に1分押す。軽い屈伸運動をプラスすると効果的。
朝の習慣にプラスしたいセルフケア
- 起床後すぐに白湯をコップ1杯。胃腸が温まり血流がスタートします。
- 深呼吸を5回。交感神経が活性化し頭がスッキリ。
- 窓際で朝日を浴びる。体内時計がリセットされ、1日の代謝が上がります。
鍼灸でさらに整える
「朝がつらい」「冷えが強い」と感じる方には、鍼灸による自律神経調整が効果的です。 血流を内側から整えることで、冷え・肩こり・頭痛・胃腸の不調を根本からケアします。 刺激が苦手な方にはお灸ややさしい鍼を選べますので安心してください。
まとめ
朝の冷えは体を起こす大きな試練ですが、百会・合谷・足三里の3つのツボを取り入れることで、 体と心をスムーズに「ON」にできます。セルフケアを続けても改善しない場合は、 専門家のケアで早めに巡りを整えましょう。
ご相談はお電話 072-943-6521 または 公式サイト からどうぞ。
院情報
杉本接骨鍼灸院
大阪府八尾市恩智中町1-35-1-103
072-943-6521
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