「MRIを撮ったらヘルニアがあると言われました」
でも、ここで知っておいてほしいことがあります。
「MRIでヘルニアなどの変化が見つかったこと」と「今の腰痛の原因がそれであること」は同じではありません。
実はMRIでは、腰が痛くない人にも椎間板の膨らみや変性などが見つかることがあります。
MRIでヘルニアがある=腰痛の原因とは限らない
突出した椎間板が神経根を刺激すると、腰だけでなく、お尻から脚にかけて痛みやしびれが出ることがあります。
ただし、MRIでヘルニアが見つかったというだけで、すべての腰痛を説明できるわけではありません。
腰が痛くない人にもMRIの変化はあります
症状のない3,110人の画像データを分析した研究では、痛みがない人にも椎間板の変性や膨隆、突出などが見つかりました。
「MRI所見は全部関係ない」でも「MRIに写ったものが全部原因」でもないということです。
では、本当にヘルニアが症状の原因かどうやって見る?
重要になるのが、画像と症状が一致しているかです。
画像所見と脚の痛み、しびれ、感覚低下、筋力低下などが一致しているかを確認します。
MRIは必要ないということ?
いいえ。神経症状が強い場合や、重い病気が疑われる場合などには、画像検査が診断や治療方針を決める重要な材料になります。
ヘルニアで出ることがある症状
- 腰からお尻にかけて痛む
- お尻から脚へ痛みが走る
- 太ももやふくらはぎがしびれる
- 足先の感覚がおかしい
- 脚に力が入りにくい
- 咳やくしゃみで脚まで響く
- 座っていると脚の症状が強くなる
腰痛を放置するとどうなる?
急に脚の力が入りにくくなった、しびれや筋力低下が進んでいる、排尿や排便に異常が出た、会陰部周辺の感覚がおかしいといった場合は、早急な医学的評価が必要です。
腰痛がある方のセルフケア
セルフケア1 どの動作で痛みが変わるか確認する
前へかがむと痛いのか。後ろへ反ると痛いのか。座っていると痛いのか。立って歩くと楽になるのかを確認してみてください。
セルフケア2 脚の症状があるか確認する
痛みだけではなく、しびれ、感覚の違い、力の入りにくさも確認してください。
セルフケア3 必要以上に動かなくならない
可能な範囲で日常生活を続け、活動を維持することが大切です。
「ヘルニアがある」と言われた後に確認してほしいこと
- ヘルニアはどの高さにあるのか
- 神経への圧迫はあるのか
- 脚の痛みやしびれと位置が一致しているのか
- 筋力低下はあるのか
- 感覚の異常はあるのか
- どの動作で症状が変化するのか
- 今後どのような症状が出たら再受診すべきなのか
当院で大切にしている考え方
杉本接骨鍼灸院では、MRIでヘルニアを指摘された方でも、「ヘルニアがあるから腰が痛い」と最初から決めつけません。
画像を無視するのでもなく、画像だけで決めるのでもない。
「何が写っているか」と「実際に身体で何が起きているか」の両方を確認することを大切にしています。
まとめ
「MRIでヘルニアがある」と「それが今の腰痛の原因」は別の話です。
画像の場所と症状が一致しているか。脚に神経症状があるか。どの動作で腰痛が変化するか。この3つを確認してください。
「自分の腰痛と本当に関係しているの?」という方は、公式LINEからお気軽にご相談ください。
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院情報
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