国際食品規格(CODEX:コーデックス)では、
「乳酸桿菌のブルガリア菌(ラクトバチルス・ブルガリカス)と乳酸球菌のサーモフィラス菌の2種類で乳酸発酵したものをヨーグルト」としています。
現在、ブルガリクスはラクトバチルス デルブリッキィの1亜種として分類されている。
※)国際食品規格(CODEX:コーデックス):国連食糧農業機関(FAO)および世界保健機関(WHO)により設置された政府間機関
ヨーグルトの成り立ち
牛乳に「スターター(種菌)」を入れてヨーグルトを作ります。
種菌は、上記の通り、桿菌のブルガリア菌(ラクトバチルス・ブルガリカス)と球菌のサーモフィラス菌(ストレプトコッカス・サーモフィラス)。
そこへガゼリ菌、アシドフィルス菌、その他のビフィズス菌など乳酸菌が添加されることでヨーグルトの種類になります。
乳酸菌が作る乳酸は、牛乳のタンパク質を豆腐状に固めることで、独特の滑らかな舌触りを生み出します。
さらに、ヨーグルトの独自の風味や酸味を与えます。